●○● 姫だるま(招福だるま)の由来 ●○●

 

 姫だるまの由来

 「四世紀の昔」神功皇后が御征戦にご出陣の途中道後温泉にしばらくご滞在になり、そこで応神天皇を御懐妊され、その後颯爽とした鎧姿の勇装にて打ち続く苦難と不運にめげず大任を果たされた。美しく雄々しき皇后は、筑前の国に於いて、応神天皇を出産されました。その応神天皇の真紅の真綿包みの可憐な幼児を記念とし、追想して造られたのが黒い髪毛のおぼこたれの美しい優雅な姫だるまです。
 子供がもて遊ぶと健やかに育ち、病人が飾ると起き上がりが早くなるといわれ信仰にまつわる心意を示す玩具で人々の心の中に静かにしみて、その愛情は幾多の優美な媛だるまを生み出し、今日の優雅な姫だるまとなりました。

 

 招福だるまの由来

 

姫だるまを、現代人のフィーリングにあわせて改良して生まれたのが、招福だるまです。
 招福だるまは、媛だるまと共に初代の天皇の御生誕をたたえ、子供の成長、多幸を願う庶民のマスコットであり、結婚、新築、誕生祝、節句等の祝事に贈られ、福を招くだるまとして、可愛がられ、珍重されています。

 

 

ホームへ