ホンダのインサイト、トヨタのプリウスなど補助金の助けもあり、ハイブリッド車が売れいている。三菱自動車はi-MiEVを発売し、脚光を浴びている。電気自動車はずいぶん先のことだと思われていたが、ガソリンエンジンの次に来るものは燃料電池社ではなく、電気自動車(EV)になるかもしれない。

 アメリカではGMが既に昨年プラグインハイブリッドカーのボルトを発表している。販売は2010年になるようである。日本のハイブリッドカーはガソリンと電気を動力にしているが、ボルトはエンジンは発電用のみであり、動力は全て電気でまかなっている。大型のリチウムイオン電池を備え、40kmくらいまでは、完全に電気だけで車を動かすことができ、最高速度も160km/hと極めて実用的である。

 日本のハイブリッドカーはガソリンエンジンを動力にしているため、エンジンの回転数が速度で上下し、どうしても効率が下がるが、ボルトの場合はガソリンエンジンを一定の回転数で回すことが出来るので、より効率的に発電することが可能である。

 1995年インターネットが民間に開放された後、瞬く間にインターネットは世界を駆けめぐった。電話や通信などあらゆるものがIP化された。誰がこのような社会を想像出来たであろう?10年後もしかすると、電気自動車がガソリン自動車と主役を交代することになるかもしれない?

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