政治がまた混乱している。内閣不信任案が提出され、可決されるかどうかの瀬戸際で、菅直人総理大臣は辞任を示唆し、鳩山元総理大臣が不信任案を否決するように呼びかけて、不信任決議は否決された。

 不信任決議案が否決されたら、今度は管総理大臣が今年いっぱいとか来年まで総理を続けるような発言がなされている。辞任を表明した総理大臣が長期にわたって政権を担当出来るはずがないことは、政界の常識である。対外的にも、辞任を約束している首相に何も求めないであろう。

 ちょうど震災の前、外国人から政治献金をもらったことで窮地に立っていた管首相であるが、震災の対応で首相の対応は後手に回ったが、この緊急事態に首相を批判することができなくなったために、政権を維持出来ただけである。この数ヶ月間首相は自分の保身を最優先に考えて行動してきたのではないだろうか?

 天下国家の一大事である。政治家も官僚も民間も国家国民のために汗をかくときではないだろうか?被災地でボランティアや自衛官や消防管、警察官など命がけで頑張っている人がたくさんいる。自分の保身だけを考える人に、この国を任せれない。

 

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