政治が混乱しているというか、もう政治が政治として機能していない。内閣総理大臣が国家国民のことよりも、自分の地位にしがみつくために、いろんな事を画策している。さらには、自然エネルギーを争点に解散まで考えているとも言う。このような首相の支持率が20％もあること自体驚きである。
自分の顔を見たくないのであれば、審議を円滑に進めるように野党に求める首相。全く自分のことしか考えていない。さらに、また消費税の増税論議である。参議院選挙で負けたにもかかわらず、また増税のことを言っている。
国民は増税が必要なことは分かっている。ただ、増税する前にするべきことは沢山ある。借金は分かるが、国の資産はどのくらいあるのか？外貨準備は使えないのか？本当に国債が危機であるなら、日本の円がこんなに高くなるはずがない。いろんな不思議なことが整理されていない。本当に無駄をなくして、増税するならば理解出来るのであるが、今のまま歳出が増えるから増税するのであれば、無駄ばかり増えるのではないだろうか？
鳩山、管、の２人の首相が無能だから政権交代が意味がなかったのであろうか？日航の問題、羽田空港のハブ化、仕分けなど、それなりに意義があったモノもある。本来は官僚と渡り合って、旧来のゴミを一掃してくれることを国民が期待したいたのであるが、その前に官僚に取り込まれてしまったようである。
野党もただ反対だけする野党ではなく、首相を早く交代させ、与野党で復興に向けた論議を活発にして欲しいものである。大連立など緊張感のない国会など必要ない。きちんと国民の方を向いていれば、大連立などしなくても十分に国会運営は可能なはずである。大連立を叫ばなければならないほど、国会が機能していないのである。