今年は元々エルニーニョ現象が予想され、日本の夏は雨が多く涼しくなると言われていた。7月になって一転、エルニーニョ現象はまだ見られず、平年通り暑い夏が来ると予報が変更になった。

 7月は暑い日が続いていたが、8月に台風が来ると一変。太平洋高気圧が東に偏り西日本は高気圧周辺部でまるで梅雨のような天気になってしまった。梅雨の中にも晴れ間は見られるが、西日本の8月は土砂降りか曇り空.....で青空はいつ見ただろうか?と思えるような、夏にふさわしくない空模様が月末まで続いてしまった。

 各地で見られるゲリラ豪雨は地球温暖化の影響が多大であると警告されている。この異常気象ももしかすると、この地球がこれ以上気温が上昇しないための事故防衛的な気象現象だと言うのはあまりに早計であろうか?地球温暖化の影響がどのくらいあるかは計測不能であるが、温暖化の影響は否定出来ないであろう。

 一方で温暖化を止める方の温室効果ガスの抑制は一方に目途が立たないどころか、国際社会は完全にコントロールを失っている。経済コストを優先するあまり、環境負荷のの高い石炭などがますます消費されるようになっている。途上国の温室効果ガスの排出増加はとどまるところがなく、京都議定書も完全に意味をなくしている。温室高価ガスのストッパーは今はどこにいるのだろうか?

 日本は昭和の時代、環境負荷を考えず経済効率だけを優先して、日本国中が公害だらけになった。その反省を活かし、環境立国として世界の最先端を走る国家として生まれ変わった。このまま地球温暖化を放置出来るはずがない。日本の役割は大きい。環境面でも世界のリーディングカントリーとして盛会を指導しかなければならない。

 

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