Stap細胞は存在するのか?ねつ造なのか?錯誤なのか?理研は一方的に小保方さんの捏造と決めつけ、幕引きを図ろうとした。一方の小保方さんは、なるべくわかりやすい論文を作成しようと、なるべくわかりやすい画像などを選ぶ課程で。取り違えが起こり、錯誤の結果だったと主張する。

 記者会見で小保方さんはStap細胞は存在すると力説し、本人は200回以上Stap現象を見たことを強調している。一方で小保方さん以外でStap細胞を作り出せた人は見あたらない。Stap細胞が実際に存在することが分かれば、小保方さんの論文は問題があるにせよ、論文の作成方法の問題で、研究の成果ががダメになるモノではない。Stap細胞が確認出来れば、小保方さんの主張は認められるであろう。

 捏造と決めつけた理研の方は、小保方さんだけに責任を押しつけ、事態の収拾を図ろうとしている感が否めない。なぜ、まだ30歳にしかなっていない小保方さんの論文を理研全体としてサポート出来なかったのであろうか?小保方さんは理研の社員であるにもかかわらず、理研は社員を守ろうとしないし、むしろ1人の社員に全ての責任を押しつけようとしている。社員がしたことは、会社全体の責任ではないのだろうか?多くの研究者がいる理研がきちんと内部で検証していれば、この論文の問題は起こらなかったはずである。

 今回の事件で困るのは、理研が捏造と決めつけたため、小保方さんはまるで犯人のようにマスコミに取り上げられることになった。研究者としてだけではなく、プライベートの生活までも勝手に報道され、バッシングの対象になってしまったことである。若いうちは、思う存分研究に取り組み、間違いは上司が修正したり、アドバイスをして、適切にを指導するべきであろう。研究の失敗や、論文の作成方法で、個人に批判が集中するようでは自由な研究はできないであろう。こんなバッシングが続けば、日本で研究などできなくなってしまう。日本にいる研究者がどんどん海外に逃避することにならないであろうか?

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