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2.試合で起こるQ&A
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Q10)メディカルタイムアウト(MTO)

試合中(ウォームアップを含む)、けがや体調不良のため、ドクターの診察やアドバイス、あるいはトレーナーの応急手当てなどが必要なプレーヤーは、チェアアンパイアを通して、ドクターまたはトレーナーを要求することができる。ドクターまたはトレーナーが必要と判断すれば1ヶ所に1回に限り、3分間のメディカルタイムアウト(MTO)とり、処置または手当てを受けることができる。手当てをする部位によっては、コート外で処置を受けることができる。

ドクターまたはトレーナーが必要と判断すれば、熱射病、または熱中症のメディカルタイムアウト(MTO)を1回に限り認める。筋肉ケイレンの処置は、1試合1回のみメディカルタイムアウト(MTO)を認める。

プレーヤーは、エンド交代時の90秒、セットブレークの120秒間に、コート上で、ドクターまたはトレーナーから診察を受けたり、手当てを受けたり、必要なものを受け取ったりすることができる。プレーヤーはチェアアンパイアを通して、このエンド交代時90秒、120秒間内の手当て要求を、メディカルタイムアウト以外に1試合2回まですることができる。

A手当てを受けられない症状

試合中(ウォームアップを含む)、以下の症状については処置や手当てを受けることはできない。

  • 病気、処置や手当てをしても改善しないと診断された症状

  • 既往症(試合前にすでに負っているけがなど)。ただしプレー中にその症状が急激に悪化したと診断された場合は手当てを受けることができる。

  • 疲労、体力消耗

  • 注射、酸素吸入、点滴を必要とする症状。ただし事前に申し出ることを条件に糖尿病に必要な処置をすることは許される。

Bメディカルタイムアウト(MTO)の手順

  • ウォームアップ中、プレーヤーはMTOを取ることができるが、処置を受けたけがや症状は、試合が始まれば既往症とみなされる。

  • 試合中、手当てが必要になったとき、プレーヤーは直ちに、あるいは次のエンド交代時、セットブレーク時にMTOを取ることができる。MTOの開始は、ドクターまたはトレーナーの診察後、処置を始めた時からとする。
    MTO終了後は30秒以内にプレーを再開しなければならない。プレーを再開しない場合はコードバイオレーションr不当な遅延」となる。ただし靴下、靴を履くための時間は許される。
    チェアアンパイアが必要と判断すれば、いつでもプレーを止め、ドクターまたはトレーナーを呼び、プレーヤーを診察させることができる。これ以上プレーを続けることはプレーヤーに悪影響を及ぼすと診断された場合、レフェリーがリタイアを決定することができる。

C メディカルタイムアウト(MTO)を採用するトーナメント

メディカルタイムアウトは、ドクターまたはトレーナーがそのトーナメントの全期間を通して常駐していることを条件に行なわれる。この条件を満たしていない国内トーナメントでは、プレーヤーは審判とレフェリーに要求後、筋肉ケイレンも含め、プレーヤー自身で時間内に手当てすることができる。

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JTA TENNIS ROLE BOOK 2006 より