HOJC 第 12 回運転会

2002/3/9~10 に合同運転会への参加以外でははじめての泊り込みの運転会をやりました。 使ったのは、マホロバマインズというホテルで、京浜急行の三浦海岸駅からも近く、それよりなによりホテルといいながらどうも売れなかったリゾートマンションを使っているようで、間取りに自由度があるので前から狙っていたのです。

ホテルのリビングルーム (何しろホテルとは言っても、設計はマンションですからこういう部屋があるのです) に敷かれた「レイアウト」です。 構成は、稲葉が作ったパネル二枚に IMON のシステム線路を使ってエンドレスにしたものです。

今回は、稲葉は何しろ時間がなかった (前日に海外出張から帰ってきた) ので、ポイントこそ新規ですが操作は全て Caboose Industries の 206S (N ゲージ用、スプリング入り) を使った手動式になってしまいました。 本当なら、第 8 回に試作品を持っていった形状記憶合金のポイントマシンにしたかったのですが...

私は、海外出張から帰ってきて仮眠だけしてパネルの調整をして徹夜でここに乗り込んだので、食事の後あまりに眠たく隣の部屋で寝ておりました。 ここの場合、寝室が全く独立なのでこういうことができるのも便利なところです。

森井さんが、C59 を載せています。 今回はいわゆる「お座敷運転」ですから、どうしても視線が低くなってしまいます。 まあ、これも一興でしょう。

森井さんが今回持参されたのは、C59, D51 とニコイチ C62 (PEM と珊瑚のキットの合成で出来ていて、ウォームギアを使っていない) の蒸機三両とオハ 35 系でした。 前回の続きで薄幅車輪に挑戦していましたが、まだ色々問題があるようです。 少なくとも、IMON の線路でエンドレスを作ってきちんと走るようになったら、それようの分岐器を作ろうかなと画策しています。

もう一人の参加者 (今回はこの三人で終り) の山内さんが、持参の IMON トラックコンパチの勾配の調子を見ています。 蒸機の場合、こうした勾配はきびしいものですがだからこそ面白いと言えます。 見て判るかもしれませんが、片方の線だけ勾配にしてあって自信がない時は反対車線を使っていました。 ついでに言えば、勾配自身簡単に移動できるので、都合が悪くなったら撤去したり逆の車線に移したりというのもできます。

最初は一個か二個、橋が抜けていて「うーむ調子が悪い」とみんなで言っていたのですが、良く良く見ると勾配が急に変わってるところがあったという次第でした。

小さいので見にくいですが、山内さん (東京へ所用で来られていた) が持参の DD13 + オハ 31 系 (今山内さんが週報に書いているもの) が右の方に写っています。

稲葉が持っていった C55 8 の快走シーンです。 ちょっと光量が足りず、ブレてますがご容赦ください。

私の客車はまだまだできないので、森井さんのオハ 35 系を拝借しています。 このテストの結果、私の C55 8 は R732 でショートすることが確認できたので、今は五反田方面に入院しています。

これが、今回使用した「パネル」です。 何しろ、時間が足りなすぎるのでバラストもなし、パネルの端に補強もなしというとんでもないしろものでした。 もう一枚の方は、もっとひどくてチェックゲージ不良のポイントまであった始末。 さすがに、そのポイントだけ (事前におかしい気がしていた) は塗装せずに持っていったのですが...


IMON のシステム線路を使っても自作でちょっとおぎなってやるとこれくらいのことはできるという参考にでもなれば幸いです。

さすがに半年くらい線路ばっかりだったから、これからしばらくは車両作りでもちょっとやろうかと思っています。

最後に更新したのは 2002/3/12 12:15 (JST) です。