HOJC 第24回運転会

2006/2/4~5 に沼南町の「手賀の丘少年自然の家」で関東合運が開催され、HOJC として参加しました。

今回の参加者は浅野さん、伊奈さん、井問さん、牛越さん、川田さん、河原さん、須之内さん、寺崎さん、西野さん、原嶋さん、山内さん、森井さん、稲葉の 13 名でした。

HOJC の展示場所のほぼ全景です。いつもの事ですが、スケールは同一でゲージ複数、ついでに給電方式も複数というパターンです。
一番外から伊奈さんのヤードを中心とした 1/87 12mm DCC 用のエンドレス、稲葉の 1/87 12mm アナログ用のエンドレス (手前の半周がパタパタになりました)、西野さんの 1/87 16.5mm DCC 用のエンドレス、その内側が山内さんの 1/87 9mm アナログ用のエンドレス、その内側にある非常に小さいのが原嶋さんの 1/87 12mm アナログ用のテスト線路となっています。
伊奈さんのと稲葉のは複線ですから、合計すると 7 編成が同時に走れるという配置ですね。 ついでに言えば、実はレールもそれぞれのエンドレスで違っていて 9mm ナロー以外はほぼスケール通りのものになっているというのも、ほとんどの人が気が付かなかったとは思いますが、面白いところ。(外から順に、50N, 50PS, 132 ポンド、となる)
DCC 路線は、サウンドも付いているものが多いので (16.5mm 線はおそらくすべての機関車にサウンドがあったのではないでしょうか?) 他のクラブの方が来られても、まずそちらに注意が (「注目」ではないのでしょうね) 行っていたようです。
伊奈さんのヤードの接続部です。 手前に半田付けされた電線が見えますが、DCC 専用という割り切りで全体が導通しています。 つまり、ブロック間を二本繋ぐだけで良いということになります。
レールの位置合わせには、少し幅広の PCB 板を使用してそれにレールを半田付けするようになっていて、そのままではショートしてしまうところにギャップが切られています。 逆に言えば、ジョイナーは入っていません。
モジュール間は、一番手前に見える金具をビス止めして接続されており、レール上面が IMON トラックと合うようになっています。
つまり、すぐ内側の稲葉のものとではレール上面で 15mm 差がある (稲葉のはパタパタにするためにも足が必要になっている) ということになります。
HOJC の競作にエントリーした、伊奈さんの EF81 です。これと牛越さんのと EF81 の2 両が早くも完成ということになります。 と書くと、他の人もすでに完成している機関車でエントリーという可能性もあるのでクレームが来るかな?
私も、ED17 他のエントリー作品を完成させねば。 一応、秋の関西合運には間に合うように頭の中では計画しています ;-) そういえば、クラブの掲示板でも公式に何でエントリーするかは書いてないなあ...
奥の標準軌の線 (ちょっと見えにくいかと思いますが) には Pennsylvania RR のヘビーウェイト客車が 1 編成と、コールホッパーの編成がいます。 私も Penn が好きなので、代表的な旅客用蒸機である K4 に至っては何両持っていることやら...
ついに牛越さんの JR-Q 883 が私のヤードを快走するようになりました。
ヤード部分に関しては、前回からまったくいじってないので、完全に車両側の改良で対応していただけました。 基本的には、台車の上下方向のフリ (ボルスターに対しての) の自由度を上げることが必要だったということです。
牛越さんのホームページにあるように、モータの選定を工夫することでアナログ 12V フルスロットルで、約 180 skm (スキロメートル) になるようになっています。 実は、HOJC での電車特急って、この編成だけじゃあないでしょうか? (まあ、会員である井門さんは 583 系をお持ちでしょうけどね)
ここからは、稲葉が興味を持った他のクラブの展示に関するレポートです。
最初は今回お隣さんだった Rail Club Chiba のシーナリー付きの分割式レイアウト。 この写真と次の写真がちょうど駅の裏側になっており、この写真の区間は大きな S カーブなので、見栄えがします。
こちらは上の区間に繋がる、川を渡る区間です。 下路式のガーター橋なので、蒸機のように下回りをが見えてほしいものにも良いですね。
奥に見えるバックプレートは JTMC の架線集電によるトロリーレイアウトのものです。
この写真は、上の二枚の反対側で駅を中心に、機関区もある部分になります。
いつもこのクラブは「大型レイアウトに電車特急のフル編成」というイメージがあったのですが、今回はなかなか興味のあるものが拝見できました。
これは JTMC の架線集電レイアウトの終端部です。
毎回、少しずつ違う仕様のものが出ているように思いますが、今回は直線とループの合成になったものです。
曲線フログのクロスも良くできていますし、それより何より架線の張り方がなかなか良いです。 日本ではもともとループというのがあまりなかった、(阪急の一部になった箕面線の終端が最初そうだったはず) のですが、ヨーロッパではループが多いので、この手の架線の張り方は良く見ます。
こちらは体育館展示の方で、秋葉原とお茶の水の間にある松住町架道橋の 1/80 の模型です。
私もこれは「いつの日か」とずっと思っているものなので、いろいろと細部の写真を取っておきました。
これの展示があったクラブ名を記録していなかったので、詳細は不明です。


最後に更新したのは 2006/2/7 21:19 (JST) です。