速度測定

トンボチョウチョの続きで、IMON で再度スピードを測定しました。 3 番線が電源関係に問題があったので、4 番線を使い持っている動力車 をいろいろ計ってみました。 全てフルスロットル (テスターでの読みだと 13.8V) で一周は 16.7m です。
JR 西キハ120 1'02" 1'05" 82.9skm/h
ねるそん (乗工社) 47" -- 111skm/h
ED29 26" 20" 227skm/h
EB411 22" 24" 227skm/h
DD13 (クマタ) 1'01" 56" 90skm/h
GE 16t (Flying zoo) 35" 34" 154skm/h

括弧内にメーカの書いていないものは自作ですが、全て駆動系は パーツとして買ってきたものです。ED29 と EB411 は乗工社のパワトラ で、キハ 120 はフクシマのギヤボックス。 計測データはエンドレスをそれぞれ二周ずつ両方向に走らせたものが 書いてあります。 ただし、ねるそんだけは不調のためフルスロットルでのエンドレス走行 は続けられず、方方向の一周のみです。

この実験からすると、感覚的にいままでも「乗工社のパワトラは 早すぎるかな?」という封に思ってましたが、それが裏付けられる結果 となりました。 常用の電圧を 6V から 9V くらいにするとすれば 13.8V では 100skm/h を少し越えるくらいが良いのではないかと思います。 あのパワトラのギヤ比が 1:14 であることからすると、1:28 くらいの ギヤ比でもキドマイティの場合は悪くないということでしょう。 同じパワトラを電車などに使う場合は限界速度が 170skm/h くらいでも おかしくないので、この場合は 1:17 や 1:18 あたりが良いかと思い ます。

逆に キハ120 や DD13 は限界速度が遅すぎる感じで、キハ 120 に 関してはモーターの換装かギヤを現在の 1:14 から 1:8.5 に変える 事で対処できます。 DD13 の場合、完成品だからこの辺のチューンアップがやりにくいです が、一つの可能性としては現在のモーターと同じくらいのサイズのもの を Maxon で探し、これに変えるという考え方があります。 これは別にコアレスだからというのではなく、Maxon などのレンジの 場合、同じコアを使っても巻線を変えることで速度の違うものが出て いるということからです

GE 16t は今まで「なかなか良いスピードだ」と思っていたのですが、 あくまで EB411 のジャジャ馬振りにだまされていたわけで、もう少し 低速度でも良いでしょう。 最後にネルソンはほぼ速度域も理想的で唯一駆動系を手直しする必要は ないと思います。


最後に更新したのは 1998/6/15 08:55 (JST) です。