増改築:読売新聞1999.6.25、北陸中日新聞1999.6.25、北国新聞1999.6.25 読売新聞1999年6月25日朝刊北陸経済版、北陸中日新聞1999年6月25日朝刊能登版、北国新聞1999年6月25日朝刊能登版

七尾・恵寿総合病院

増改築は大規模

来年4月末完成目指す


(記事)

完成予想図  七尾市富岡町、恵寿総合病院(神野正博院長)は24日、新棟建設を柱とした大規模増改築計画を発表した。病床数は454床のまま、1床あたりの面積を既存病棟では5平方メートル以上、新設病床は6.4平方メートル以上に増やし、来年4月に予定されている第4次医療法改正に対応する。

  また、近年の外来、救急患者増を踏まえ、両部門を拡張するほか、増加傾向にある脳、心臓疾患の血管内手術に対応するための血管造影造影室を増設する。

  計画では、第1病棟東側に6階建て延べ床面積5,000平方メートルの新病棟を建築。1階は救急、外来、リハビリ、2階は外来、3、4階は病棟(104床)、5階は検診センター、6階は患者用の展望浴場、特殊浴室を設ける。

  また、2病棟に隣接し、血管造影室を設置する。9月に着工、来年4月末の完成を目指す。この後、同9月末の完成予定で既存病棟の改築に着手し、外来部門、病棟部門を改修、食堂、談話室等を設ける。事業費は25億円。

  同病院は現在、来年4月の開所予定で穴水町に療養型の恵寿鳩ヶ丘病院を建設中。また、関連の福祉法人が今年9月の完成予定で同市なぎの浦に特別養護老人ホーム、ケアハウスを建設している。

  同病院には現在、月当り約26,000人の外来患者、同1,500人の救急患者が来院している。

(北陸中日新聞より)

報道記事目次に戻る