七尾・恵寿総合病院内に待望のコンビニ

「ローソン」オープン

　七尾市富岡町の恵寿総合病院（神野正博理事長）の正面玄関脇に10日、コンビニエンスストア［ローソン］がオープンした。

　病院の増築に伴い、患者らの利便性を考慮し、医療・介護の経営をサポートしているライフタイムパートナーズ社に経営を委託した。全国チェーンのローソン加盟店は約7,500店舗あるが、病院内での出店は初めてという。

　店舗は約70平方メートルと通常の3分の2の広さだが、道路と病院内に出入り口を設け、自動ドアで車椅子の人でも入りやすいよう配慮されている。病棟やナースステーションからの予約受付や配達サービスも実施する計画。

　同病院は入院患者約400人、1日の外来患者は約1,000人。これまでの売店は、平日が午後5時、日曜は午前中で閉店していたため、24時間営業のコンビニ店の新設が望まれていた。

読売新聞より

病院にコンビニ開設

ライフタイムパートナーズ石川県七尾市で

　三菱商事子会社ライフタイムパートナーズ（東京・千代田、村山浩社長）は10日、石川県七尾市の病院内にコンビニエンスストアを開設する。入院患者や看護婦、医師などに食品、日用品などを販売するほか、在宅サービスを受けている高齢者を対象に商品の宅配も手掛ける計画だ。院内にコンビニを開設するケースは全国的に見ても珍しい。

　ライフタイムパートナーズがローソンのフランチャイズ加盟店となり、医療法人財団董仙会・恵寿総合病院（石川県七尾市、神野正博院長）の１階に店舗を開設する。一般のローソン店舗と同様、食品や日用品の販売を手掛けるほか、包帯など医療用品もそろえる。

　入院患者や病院のスタッフの利用を見込むほか、同病院が手掛けている在宅介護サービスの利用者向けに、商品の宅配もする計画だ。ローソン加盟店が病院内に出店するのは初めて。

　ライフタイムパートナーズは医療・介護の効率化を支援する企業で、コンビニ開設もその一環。董仙会への支援では、介護関連事務の代行などをすでに手掛けている。

日経産業新聞より

関係者によるテープカット
病院玄関側入り口	病院内側入り口

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