ローソン、病院内出店を加速

500前後めざす

(記事)

　コンビニエンスストア大手のローソンは病院内への出店を加速する。すでに石川県内の総合病院に一店舗を開設しており、今後、五年間で五百前後の病院への出店を目指す。医師や看護婦が深夜や早朝に働き、来院患者の買い物の場が限られる病院では二十四時間のコンビニに対する需要が大きいと判断した。提携先の三菱商事の情報網を活用し、積極的に出店する。

　ローソンは昨年八月、石川県七尾市の恵寿総合病院一階に店舗を開設した。三菱商事の子会社がフランチャイズチェーン（FC)加盟店となり運営。店舗面積は７３平方メートルと一般的な店舗より狭いが、二十四時間営業で一日の来店客は千人弱とローソンの平均客数（約八百人）を上回る。特に雑誌の売れ行きが好調という。

（日本経済新聞より）

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