それ行けキンキ 6月4日


都電荒川線の庚申塚駅にやってきた二人。
1両編成の電車がゆっくり行き来して、いつもにも増してのどかな雰囲気だ。
「東京にもこんな電車が走ってるわけですよ」
「ちっこいですねー、コレ」
ホームにある甘味処「いっぷく亭」に立ち寄る。
「あ、千まさおさんだ」
おなじみのモノマネをしながら、兄貴王コロッケさん登場。ホクロはついてませんでした。
「あ、トシちゃんかなぁ?」
田原俊彦のモノマネに切り替えるコロッケさん。ちょっと昔のトシちゃんって感じだけど、声とか似てますよね。

コロッケさんいわく、ここの今川焼きがおいしいらしい。ちなみに1個70円。
「ところてん下さーい!」
「なんでそんな・・・渋いなーお前」
剛もおはぎをたのむ。
「いっぷく亭」さんの食べ物は全て自家製らしい。

コロッケ「なんで ここ・・・ホームにお店を作ったんですか?」
何でも 都電が通る前からこの場所に住んでいて、都電ができた時にお店を開いたらしい。

光一のところてん(350円)と、剛のおはぎ(1個180円)が運ばれてくる。ところてんは抹茶の寒天で出来てるらしい。
「へー、スゴイ スゴイ、抹茶や!おいしいでー抹茶」
剛は抹茶が好きなんでしょうかね?オレの母も抹茶好きですけどね、アイスとか。オレはちょっと・・・。
「何て言うんですか・・・酒飲み系?好きなんですよ」
酒飲み系とはよく分からない発言だが、要するにオヤジくさいものが好きという事なのか?ところてんはオレも好きだけど。
「どうですか?」
「おいしい!」
「ちょっとちょうだい」
光一のところてんをつまむ剛。

光一いわく、もずく、塩辛、なまこ、などが好きらしい。コロッケさんに「完璧オヤジ」と言われてしまう。
コロッケ「なまこ駄目!マズイよアレ、見るからにマズイじゃん」
「なまこのマネなんか出来ないですか?」
コロッケ「なんでなまこの・・・やりたくないよ、そんなの」
「難しなー、それ」

食事も終わって、ホームに出た3人。コロッケさんいわく、都電はいつも満員なので、今日は電車を1両借り切っちゃったらしい。
「そんな事して いいんですか?」
「えー、いくら?」
貸し切りと聞いて驚くキンキ。気になる料金は、片道で13820円らしい。意外と安いんですね。
ホームに電車が入ってくる。盛り上がる3人だったが・・・

コロッケ「あれ?」
「思いっきり乗ってますよ、人」
1本前の電車だったらしい。

「次の駅、見えとるんすねー あっこに」
電車を待っている間あちこちを見まわしていた光一が、ホンの100Mほど先の所に次の駅を発見。
「歩こかなー思いますね」
コロッケ「あそこで降りるんだったら、歩いた方がいいよ」

ようやく貸し切り車が到着する。フロントにはちゃんと「貸切車」の表示。
コロッケ「貸し切り車って書いてあるでしょ」
「うわっ、かっこいい!」
「かっこいい!・・・あれ、人乗ってるって」
「すいません、思いっきり人乗ってますやん、コレ」
どうやら、3人だけではさみしいので、乗ってもらった人らしい。おばちゃん達に歓迎されて、電車に乗り込む。

何でもコロッケさんは、車内でモノマネの芸を磨いたらしい。
光一が唐突に降車ボタンを押し、アナウンスが流れ出す。笑っている光一に剛が慌てて突っ込む。
「お前ボタン押すな変なボタン・・・何か喋ってるやんけ お前ー」

コロッケ「サルをやろう!」
突然、サルのモノマネをすることに。二人とも筋がよくて、いかにもサルらしい。でもサルのモノマネをしても様になってるのがキンキの凄いところだ。
「これ修行なんですかー?」
コロッケ「当たり前じゃない」
「ちょっと・・・降りよっかな俺」
降車ボタンを押しまくる光一。

コロッケさんのサルのモノマネ指導は続く。それにしても、よく観察してますよね。やっぱりスゴイ人ですね。

電車の一番前にやってきた3人は前方に広がる景色に感動。オレも快速で一度運転席のすぐ後ろに乗ったんですが、普段窓から横の景色見てるのとは全然違いますね。機会があったらぜひお勧めです。

都電はバスのように運転席との間に仕切りが無い。運転手さんに話しかけてみる。
この運転手さんは、都電運転歴37年らしい。何とコロッケさんの生まれた年に運転をはじめた事になるらしい。

「あ、10円めーっけ!」
光一、両替機の取り出し口に落ちていた10円玉を拾う。
「めーっけじゃないよ、ここへ置いときなさい」
光一の持っていた10円玉を戻す剛。この二人を見てて思うんだけど、光一は結構子供っぽいところがあって、んで剛はやっぱお母さんって感じかなぁ?

途中下車して何かで勝負をすることに。剛と光一は着ているシャツ、コロッケさんは十字架のペンダントと、パラパラ本のセットを賭ける。ちなみにパラパラ本っていうのは、パラパラめくっていくと、モノマネしたコロッケさんの顔が変化していくってやつ。

熊野前駅に到着。ここで途中下車する。しばらく歩いて「荒川パレスボウル」に到着。
ドアの前に立つ3人、しかし、ドアが開かない。足踏みしても、引いてもびくともしない。
「やってへんのちゃいます?」
コロッケ「え?うっそ?!」
慌てる3人、でも光一がドアを押してみると・・・
「押すんやこれー、なーんやねんこれー!」
「自動か思いましたやん、今ー!」
コロッケ「もうメチャメチャ今 二人面白かったわ、もう真剣だった!」
光一、おてがら(?)だ。

中に入ってみると、何とも懐かしい、古き良きって感じのボーリング場。何でも創業28年らしい。しかしここでの勝負は、何故かUFOキャッチャー。
「ボーリングしましょうよ、ボーリング場来たんすから」
コロッケ「ボーリング場に来てボーリングをしたら通じゃない、ボーリングを見ながらゲームができて2倍楽しめるじゃない!」
「見たぁないですよ、人がやってるのー」

コロッケさんはUFOキャッチャーのタレントキャラクターグッズの第1号らしい。オレは見たことないけど、千さんや美川さんのモノマネをした人形があるらしいですね。でも「モノマネをしてる人」の人形が出来るなんて、コロッケさんがよっぽど巷に浸透してるってことですよね。

まず光一が挑戦。途中落ちそうだったが、何とか人形をゲット。
「やーった、やーった、やったー!」
喜ぶ光一。光一がとったのは「メルヘンドリームおやすみ」なる可愛い人形。

次に剛が挑戦。剛は諦めていたが、うまく頭に引っかかってゲット。
剛がとったのはミッキーマウスの指人形。はめて遊ぶ剛。

最後にコロッケさんが挑戦。しかし、惜しくも失敗。剛と光一、カメラの前で人形をふって見せる。

UFOキャッチャーの次はカーレースで勝負することに。ボーリング場を出た3人は、「ファミコンランド バンビ」にやって来た。
コロッケ「カーレース!」
「すいません、何すかコレ?」
「何やねんこれー?」
一昔前のゲーセンに置いてあった、10円玉をそのままピンボールの玉にしたようなゲーム。途中の穴に落ちずに、ゴールに入れれば勝ちです。知ってる(やった事ある)人いるかな?オレは1回かそこらやったことあります。父が得意でしたね。

早速コロッケさんが挑戦。
「何かお金がころがんのドキドキしますねー」
振り出しにもどったり、途中で詰まったりしたが、結局下まで落ちてハズレ。
コロッケ「メチャメチャさみしー」

次に剛が挑戦。初めてやったにもかかわらず、何とゴール。商品として20円券になる白カードが出てくる。
「メッチャ嬉しい、何かー!」
コロッケ「俺なーんか今日、厄日かなー」

最後に光一が挑戦。
「名神入り口ー・・・・あれ?」
意気揚々と始めたが、上に上がったとたん、そのまま落っこちてしまった。
「一番さみしい終わり方ですよ今ー」
「スピード違反で捕まったー!」

剛、さっき手に入れた20円券でイカの珍味を獲得。
「大好き、大好き」
「あー好きや これー」

とりあえず勝負も一段落して、再び電車に乗ることにした3人。でも今度は貸切りではない普通の電車に乗らなくてはならない。
「うわっ、ごっつ人乗ってる」
「うわー満員やコレー!」
ぎゅうぎゅう詰めで身動きのとれない3人。
コロッケ「変にお客さん多いと無口になるよね」

町屋2丁目駅で降りた3人。ぶらぶら歩いていると、1件の屋台が見えてきた。
何と30年営業しているという焼き鳥の屋台だ。屋台を商う女将さんは50才らしいが、全然そうは見えない。
「若い、若い!」
「普段、お世辞言わん僕やけど」

このお店では黒豚(かしら)、笹身めんたい焼き、牛焼きなどが100円、鶏皮が50円と、とてもお安いらしい。オレは焼き鳥の値段とかよく分からないんですが、みんな驚いていたんで安いんでしょうね。
お味の方もおいしいらしい。何でもネギは「やわはだねぎ」なる良いネギを使っているらしく、甘いらしい。

笹身が焼けるまで、お隣の屋台に行く。隣は屋台歴20年の「おでん加賀屋」の屋台。
おでん屋でも、コンブが20円、竹輪が30円、ハンペンが50円、ウインナーが100円と、これまた安いらしい。

コロッケ「おでんといえばガンモでしょう」
「じゃあ僕はね、大根とコンニャク」
「卵ガンモ!」

早速3人で食べる。
「すっごいコンニャクおいしいですよ」
コロッケ「ホント?・・・・・コンニャクうまいよ!」
「じゃあ僕もコンニャク食おう」
コンニャクを食べてみる剛。
「うまいだろー」
「うめー!、これうまいわ」

焼き鳥屋の屋台に戻って笹身めんたいを食べる。

お腹もふくれた3人は、次の場所に向かう。
コロッケ「最初はUFOキャッチャーでした、そのあとがカーレース、第3戦はこりゃすごいよ」
日よけのカバーを外すとそこには・・・
「えぇー?」
「またUFOキャッチャーですか?」

ちなみにUFOキャッチャーの景品は「ぷよぷよお香セット」らしい。よく分からないが、四角い箱に入ってて取り難そうだ。
コロッケさんが挑戦。何と、いきなりゲット。

次に光一が挑戦。何とか箱に引っかける。
「こい、こい!」
光一、手をたたいて応援。無事景品をゲット。

最後に剛が挑戦、コロッケさんと光一にいいところを取られてしまったと嘆いていたが・・・
「あ゙ーっ、箱 邪魔しやがった、ちきしょう このやろう!」

もう一度勝負することに。今度は隣のUFOキャッチャーで勝負する。
コロッケさんが挑戦。ここに来て調子のいいコロッケさんは、連続でゲット。

次に光一が挑戦。
「そんな奥まで行かんでもええねん」
ヤバイ雰囲気。クレーンは引っかかりそうに見えたが・・・
「あっ、あっ・・・あー!!」
つるんと滑ってしまった。かなりくやしそうな光一。

最後に剛が挑戦するが、
「これ とれへんな、向こうに落ちてしまうな」
クレーンにちょっと引っかかったが、引きずられて落ちてしまった。

この時点で、剛、光一、コロッケさんの3人とも、2ポイントで同点。

次に、コロッケさんのモノマネの原点であるという大塚駅前に向かう。何でも、この駅で働いていてスカウトされたらしい。

次は貸切り車ということで、安心するキンキ。早速乗り込むと、さっき貸し切り車に乗っていたおばちゃん達も買い物などをして再び乗っていた。

突然、何やらおせんべいのようなものを配るおばちゃん、コロッケさんに淡谷のり子さんのモノマネをしてほしいらしい。
コロッケ「扮装してないとね、変な人なの」
淡谷のり子さんのモノマネをするコロッケさん。声だけ聴いたら似てました。

大塚駅前に到着。おばちゃん達に見送られながら電車を降りる。

大塚バッティングセンターにやってきた3人。最後の勝負はバッティングらしい。疑う光一。
「また何かねー変なのやるんちゃいますの?」
コロッケ「ちがう ちがう、俺はねー今まで嘘ついたことないから・・・・人より顔が小さい!」
「えぇー?」

まず3人でじゃんけんをする。1番に勝った剛は、
「僕ねぇ・・・あのー、2番目行きますわ」
「うわーきったないなぁ」

2番目に勝ったコロッケさんは、
コロッケ「これはやっぱり、俺は最後かなぁ」
「げー!俺 一番ー?!」

ということで、光一から挑戦。1球目はファウル。光一、大振りしてしまい、固まっている。
「早く、早く、次来るから!」
気を取り直して2球め。今度はうまく当ててヒット。3球目はボテボテのゴロだった。

「おーし、どけぃ!」
「ほーい」
「こい、この野郎!」
気合十分で剛が挑戦。しかし、1球目は思いっきり空振り。
「あと2球ー!」
再び気合を入れて望むが、またしても空振り。
「あと1球ー、ラスト 剛ー!」
3球目もファウルに終わる。飛んでいった玉を探すふりをする剛。玉は下に転がっている。

最後にコロッケさんが挑戦。1球目はファウル。手につばをつけて再びチャレンジするが、何と2球目は見逃し。3球目はゴロだった。
呆然とするコロッケさん。横では、
「何で俺、当たらへんねーん」

結局、光一が優勝。コロッケさんからペンダントとパラパラ本セットを受け取る。
パラパラ本を羨ましそうに見つめる剛。
コロッケ「欲しい?俺のコンサート見に来て、そしたら売ってるから」

コロッケ「もっかいやろう!このまんまで終わるのはちょっと・・・」
「それは僕、納得いかないですよ」
コロッケ「最後の勝負、UFOキャッチャー 行こう!・・・・あれ?」
帰っていくキンキ。
「お疲れ様でしたー」

今日はたっぷり遊んだって感じで、今回のロケ終了!


なんかまた油絵がやりたくなりました。夏休みにでも暇ができたらやろうかな。
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