それ行けキンキ 6月25日


小田急 狛江駅にやってきた二人。
「こんなねぇ 人通りの多いトコ来ると困るっちゅーの」
「なぜこんなところに待ち合わせをしたのか」

野口「改札口で〜君の事〜」
歌いながら兄貴王、野口五郎さん登場。
野口「ずっと待ってたのに」
「どこで待ってたんですか?」
野口「僕の私鉄沿線って歌、御存知?」
「かいさぁつぐ〜ちでぇ〜」
野口「だからやっぱり改札口で待たなきゃいけない」
「僕ら柱の前で待ってました、すみません」

ところで、私鉄沿線が出たのは75年。オレはまだ生まれてなかったりします。でもこの歌は聞いた事あります。

野口「芸能界を生き抜くための心得、これを二人に伝授したいわけです」
心得その1は、「時間を有効に使え」。早速野口さんとともに移動。

野口「まず最初はね、いかに早く食事を済ませるか!だいたいね、事務所って言うのはスケジュールをきる時に、移動の時間は取ってあるけど食事の時間は取ってないですからね」
「そうですね」
野口「だから、いかにその間にうまく食事を取るか、そこで・・・ここです」
「えっ、そば?」

狛江駅にある生そば箱根は、何でも野口さんお勧めの立ち食いそばのお店で、特に山かけそばがお勧めとか。実はオレ、そば、うどん好きで、しかも山かけシリーズが大好物だったりします。うーん食べたい。

早速入り口で食券を買おうとするキンキを野口さんが止める。
野口「まず入ってくる瞬間に、そばかうどんか決めとくわけ、どっち?」
「そば」
「うどん」
野口「決めたらね、おやじさんにこっから大声で頼んどく、そば2つとうどん1つ!」
先に頼んでおくと、食券を買ってカウンターに行くとそばかうどんが茹で上がって用意されているのだそうだ。

早速自販機で食券を買う。ささっと食券を買う野口さんに比べて、のんびり選ぶマイペースな光一。
「おーえらい時間かかるなー」
といっていた剛だが・・・
「なんでコレ入らへんの?」
千円札が入っていかない。押し込んでいると、警報が鳴り始める。
野口「偽札使ってないか?!」
「発売中止になったで、おい!」
慌てる三人。お店の人が出てきて自販機を調べる。
「スタッフ、これ偽札ちゃうんかい?」
剛の分は、別の入り口に置いてある自販機で買う事になった。

食券も無事に購入したので、カウンターに向かう。剛が頼んだのは「かけそば」、光一は「冷やしおろし」。
頼んでから出てくるまでは、あっという間。さすが立ち食いそばだ。出来上がった順にドンブリを持って席に移動。

最後の光一がドンブリを持ってやってくると剛がいない。どこに行ったのかと思ったら、水をくみに行っていたのだ。
光一の分の水もくんでくる優しい剛。光一も剛を迎えに行って、二人で席につく。しかし・・・

野口「ちょっとまて、ここのお店の意味が分かってない!何て書いてあった?」
「セルフサービス!」
野口「違う、その前に!立ち食いって書いてなかった?」
「ああ、書いてましたよ」
野口「座っちゃ駄目だよ、座っちゃったら落ち着いちゃうでしょ、精神的に」
椅子が目の前にあるが、立って食べる3人。
「うまいなぁ」
「懐かしい味がする」
野口「そば食ってる時は喋っちゃ駄目!時間もったいないから」

あっというまに食べおわってしまう野口さん。
野口「行くよっ」
さっさと去ってしまう。
「もう行くんですか?!」
「いや、食ってますもーん」
剛も慌てて出る。光一は粘ってうどんを食べていたが、一人で心細かったのか、あとを追う。

野口「そばはゆっくり食っちゃいけない」
「早くかき込んでこそ、そばなんですね?」
野口「早くかき込んで、この勢いのままで次の仕事場に・・・」
「っくしょん!」
剛の横でのほほんとしていた光一が突然大きなクシャミ。
野口「クシャミなんかしてたら駄目」
「暇ないですね」
レポート書くのにビデオ何度も巻き戻してたら、光一がクシャミが出そうな顔してからクシャミするまでがよく写ってるんですよね。光一はバリキン見ててもよくクシャミしてますね。

心得その2は、「ゴルフを覚えろ」。
野口「ゴルフ場がね、この「そば」だから!」
あまりのシャレに剛は固まっている。
「つっこむ気にもなれませんわ」
野口「シャレって言うのは、会話が円滑にいくための潤滑油みたいなもんだから、一瞬が和めばいいから、面白くなくていいわけ」

なぜゴルフかだが、野口さんいわく、芸能界ではゴルフが出来ないと仕事が貰えないのだそうだ。

「麻雀はどうですか?」
野口「麻雀とかはね、やっぱり色々と絡んでくるから、しこりが残るのよアレは」
「やぞ!あんまり深入りすんなよ!」
「はい」
剛にたしなめられて、素直に反省する光一。光一は最近、麻雀用語を連発してましたよね。やってるのかは不明ですが。麻雀自体はトランプなんかのように楽しいものだと思うんですが、お金をかけたりすると駄目ですよね。

ゴルフという事で、東京都の調布市にある、東宝調布ゴルフコースにやってきた3人。早速道具一式をレンタルしようとするキンキだが、
野口「僕はね、君たちにそんな思いをさせたくない!借り物は使わせたくないのよ、用意した!」
何と、二人のために道具一式を用意していたのだ。喜ぶ2人。
「使っていいんですか?」

まず野口さんから道具の説明を受ける。最初にクラブを手にした野口さんは、
野口「運転手の事を英語で・・・」
「ドライバー!」
光一も何か思い付いたらしい。
「こういう感じでこう、ドーンって落とすの・・・」
「パイルドライバー?」
おもむろにクラブを取り出す光一。しかし、剛のものも巻き込んでゴルフバッグを倒してしまう。
野口「俺が用意したおニューのクラブを!」
「何をすんねんお前は」
「ごめんなさい、ごめんなさい」

野口さんいわく、今日のキンキのゴルフの出来いかんでは、このゴルフ道具一式をプレゼントしてくれるそうだ。何でもこの道具一式は、野口さんが自分で用意したものらしい。
「うわっ、ちょっとがんばらな」
「そんなゲスト初めてですわ」

早速練習場に向かおうとするキンキを野口さんが止める。
野口「これからホントにゴルフを一生懸命やりたいって気持ちがあるんだったら、即コース!」

ということでコースに向かう3人。しかし何やら外の様子がおかしい。
野口「今日はもうゴルフをやるのには最高だよー!」
「何か滴の音が聞こえてくるんですけどね」
外は雨なのだ。前回に引き続いて雨降りのロケですね。

「これカメラさん滑らんといて下さいね、かなり滑るんで」
カメラマンを気遣う優しい光一。

傘を差しながら一番ホールにやってきた3人。早速 野口さんが一打打ったものの、
野口「ちょっと雨ひどいから、雨が少し落ち着くまで一服しよう!剛君 光一君どっちでもいいから、今打ったボール取ってきて」
「はい」
「じゃあ剛君お願いします」
ボールを取りに出かける剛。光一と野口さんは一足先に戻る。

休憩にやってきた光一と野口さん。
野口「座って下さい」
「剛 大丈夫かいな」
光一が心配していると、無事ボールを持って剛登場。
「ホールインワンしてましたよ」

随分探したらしく、くたくたの剛はアイスティーを、光一は悩んだ末にアイスティーを頼むが・・・
野口「すいません、今の却下して下さい」
その代わり、ポットにお湯を入れてきてもらう。

心得その2は、「コーヒーを極める」。早速コーヒー作りセットをテーブルにならべる野口さん。
「持ち込みいいんですか?」
野口「持ってきたもの勝ちだからね」
ミルまで取り出す野口さん。豆を挽くところからやるらしい。

挽いた豆にお湯を注いだところで、コーヒーが出来るまで大人の会話を楽しむ。
しかし大人の会話なので、ここには書きません。大した事ではないですけどね。

大人の会話が終わってみると、
野口「待ってる間に5人分くらい出来ちゃったよ」

砂糖とミルクを取ると入れようとする剛。すかさず野口さんが、
野口「何してんの?」
「いや、苦いですよね」
野口「この苦みが大人なんだよ」
「これ寒い日に飲むとなぁ、いいでぇ!」
沈黙のまましばし見詰め合う剛と光一。
「何でそんな急に相方おばさん口調になったんや、ビックリするがな」

コーヒーを飲みつつ雨が止むのを待っていた3人だが、雨は余計ひどくなったようだ。仕方なく練習場でゴルフの練習をする事にした。
「打ちますぞー」
クラブを持って早速素振りをするキンキだったが、
野口「パターからやんなきゃいけない」
何でもゴルフは逆算していって、まず穴に入れるところから練習しなくてはいけないらしい。

「パターってどれでしたっけ?」
「茶色のやつ」
ここで野口さんがおもむろにゴルフボールを取り出す。何でもマッチさんから借りて来たというそのボールは、2つつながっていて、ちゃんと打たないと真っ直ぐ転がらないらしい。

まず光一が挑戦。
野口「うまいよ!」
周りから「おおーっ」という声が聞こえてくるほどのパット。得意げな光一。

続いて剛が挑戦するが、
「曲がっちゃったなぁ」
「変化球ですね」
どうやら初心者は曲がってしまうのが普通らしい。

野口「プロの技ってのを ちょっと見せてあげよう」
自身ありげに構える野口さん。しかし、剛よりもひどい曲がりよう。

次は普通にパットの練習。剛も光一もなかなか筋がいい。
野口「まぁ一応パターは卒業かな」

やっと普通の練習に移ったと思ったら、またしても野口さんがアヤシイ道具を取り出す。
野口「ゴルフっていうのは、2本の腕がいつも同じでなきゃいけない・・・履いてどうする!」
腕のフォーム矯正用グッズを足にはめる光一。
「これ違うんですか?」
野口「僕が一生懸命手の説明をしてるのに」

矯正グッズをつけて素振り。矯正グッズはダテではないらしく、いいフォームのように見える。

野口「グリーンに乗っけたら、さっきのキャリーバック、クラブ、進呈しましょう」
「乗っけたらですかー?」
「難しわコレー」

手持ちの球2球で、80ヤード先のグリーンに乗せたらゴルフセット進呈だ。
しかし初心者の二人には難しすぎたのか、二人とも脱落。おまけにもう1球ずつもらうものの、
「あーだめだったぁー」
「あー上やったぁー」

がっかりするキンキ、すると野口さんが、
野口「じゃあ僕が2球打って、2球とも乗らなかったらクラブあげるってのはどう?」
野口さんのボールを乗せまいと、クシャミをしたり、色々頑張るキンキだったが、2球目が半ば強引に乗った事になってしまった。
「おしかったなぁー」
「やっぱかなわんわ」
野口「でも二人とも素質あるよ!」

今日でゴルフのイメージが変わったというキンキ。ゴルフの楽しさを理解したところで、今回のロケ終了!


ゴルフはやってみたいけど・・・体力ないからホールを回るだけでくたびれちゃいそうです。
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