Perfect World
君は心が綺麗すぎた
僕はそんな君が好きだったけど
君はいつも苦しんでいた
僕はそんな君を助けたかった
「きっとボクが狂ってるんだよ」
君は亡骸を胸に押し当てて泣いていた
血に塗れた白い手が震えていた
僕は心が壊れてしまっているから
君の悲しみを理解できなかったけれど
亡骸ごと君を抱きしめて
一生懸命悲しい顔をした
君の傍にいたくて
僕は嘘をついた
「このまま君の腕の中で
死んでしまえたらいいのに」
汚れすぎた空気が
君のか細い喉を詰まらせていく
きっと長くは生きられないと
君は言ったし僕もそう思った
それでも僕は
君に醜い映像を見せる奴等は
僕が全部消してあげる
君に醜い言葉を聞かせる奴等は
僕が全部消してあげる
「いつか忘れてしまうよ
たとえボクが君の目の前で
バラバラに砕けて死んだとしても」
どこへ行けば
完璧な世界が見つかるんだろう
どれだけ罪を犯せば
完璧な世界を手に入れられるんだろう
君が目を開けてくれるんだろう
同じタイトルの映画がありますね。二度と見たくないけど、忘れられない映画です。
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