眠り姫


分かれ道にさしかかる度
遠くに行ける方を選ぶ

君の祈りも届かない
遠くに行けるように

小さな希望を抱いた
守れると思っていた

狂っていても
僕にできる事があると
信じていた

君は目を閉じたまま
眠り姫のように
僕の罪も知らないで

君はいつ気付くのだろう
僕が偽者だという事に
君はいつ目にするのだろう
罪深い僕の姿を


石ころにつまづく度
少し振り返ってみる

そこには何もない
今来た道さえも

お前には無理だよ
お前が壊したんだ

狂っていたら
何一つ出来やしないと
気がついた

君は安らかな顔で
眠り姫のように
僕の罪も知らないで

君は夢を見たまま
眠り姫のように
僕の罪も知らないで

白雪姫もそうだけど逆パターンの話って無いですね

Return to WRITING THE WORD

Return to KOTETSU'S HOME PAGE