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花房 晴美


ピアニスト

Harumi Hanafusa -- Pianist

2001年の4月30日、第71回熊本交響楽団定期演奏会において、田代詞生氏の指揮で、チャイコフスキーベのピアノ協奏曲第一番のピアノソロを演奏。


 彼女の時代がやってくるだろう。演奏家名鑑の"H"の項には、ハスキルやホロビッツと並んで、まだ彼女のためのスペースがある。(フランス・ハイファイステレオ誌−1983年12月号)

 東京生まれ。ピアノを市橋陽子、三浦浩、片岡みどり、井口愛子の各氏に師事。
 桐朋学園高校を主席で卒業。その後、フランス政府給費留学生として渡仏。パリ音楽院で、ピアノをピエール・サンカン氏に、室内楽をジャン・ユボー氏に学ぶ。パリ音楽院ピアノ科、室内楽科を卒業。その後、モンツァ国際コンクール2位入賞、ヴィオッティ国際コンクール3位(1位なし)入賞、エリザベート国際コンクール入賞、同時に新作課題曲(協奏曲)に対する作曲家賞を受賞。第5回シフラ国際コンクール第2位(1位なし)入賞、同時に聴衆が選ぶ最も気に入ったピアニストに選ばれる。ボルドー音楽祭では金メダル受賞。
 レコーディング活動も活発で、ラヴェル「夜のガスパール、鏡」、ドビッシー「前奏曲第1巻」は、日本はもとよりフランスのデュアパゾン誌やハイファイステレオ誌などで絶賛を博した。また、珠玉の作品を集めた「ピアノ名曲集」のCD、「リスト作品集」、ドビッシー「前奏曲2巻」、ムソルグスキー「展覧会の絵」、ラヴェル「夜のガスパール」のCDはいずれも高い評価を得ている。1993年には実妹真美とのデュオ曲を集めた「ア・グレイスフル・フレーム」を、1995年には、高関健指揮新日本フィルハーモニー交響楽団とリスト、チャイコフスキーの協奏曲第一番を録音し、詩情溢れる円熟の協奏曲2題として絶賛される。また、「ピアノ名曲集」の好評を受け、第2弾「アンコール 花房晴美」をリリース、最近ではウィリアム・ランソンとの2台ピアノでも好評を博している。
 現在、実力、人気ともに日本を代表するピアニストとして最も注目を集めている。
 1996年4月よりエリザベト音楽大学、大学院の特任教授を務める。


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