熊本交響楽団を1996年の10月〜11月の、熊本県移動芸術祭熊本交響楽団演奏会（10月12日、山鹿市。10月27日津奈木町）で歌劇「後宮からの誘拐」序曲、シベリウスの交響曲第２番を指揮。1996年11月4日の第62回、熊本交響楽団定期演奏会でも同様のプログラムとモーツァルトのホルン協奏曲を指揮。ホルンのソロは松崎裕氏

　北海道出身。指揮をホルスト・シュタイン、ミヒャエル・ギーレン、ワルター・ハーゲン・グロール、作曲を小倉朗、柳沢剛、木村雅信の各氏に師事。日本大学芸術学部音楽学科を卒業後、ザルツブルグ・モーツァルテウム音楽院に留学、同音楽院を経て1987〜1992年の間、指揮研究員としてウィーン国立歌劇場に所属すると同時に、ザルツブルグ音楽祭にて、ホルスト・シュタイン氏、ワルター・ハーゲン・グロール氏の副指揮者、ウィーン芸術週間にて、ホルスト・シュタイン氏の副指揮者を務める。
　さらに、ヘネシー・オペラ・シリーズ、サイトウ・キネン・フェスティバルにて小澤征爾氏の副指揮者を務める。
　また、国内においては、日本フィルハーモニー交響楽団、大阪センチュリー交響楽団、群馬交響楽団、札幌交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、広島交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団をはじめ各地の主要プロオーケストラを客演指揮、好評を博す。

日本大学芸術学部音楽科講師
首都オペラ芸術顧問
日本指揮者協会会員