Takako Yamasaki -- Violin
山崎氏は、2007年5月27日の、第83回熊響定期演奏会で、ブラームスのチェロとバイオリンのための協奏曲のソロバイオリンを演奏
第5回日本室内楽コンクール(デュオ部門)で第1位を及び東京都知事賞を、また28回ティボール・ヴァルガ国際ヴァイオリンコンクール及び第19回ヴィトリオ・グイ国際室内楽コンクール(デュオ部門)においていずれも日本人初の第1位を受賞。さらに第45回パガニーニ国際ヴァイオリンコンクールで第3位を受賞。2003年9月ノルウェーで行われた第2回トロントハイム国際室内楽コンクール(トリオ部門)では第3位(2位なし)を受賞するなど、国内外でのコンクールにおいて数々の受賞歴を有する実力派である。
これまでスイスロマンド管弦楽団、ヴィンタートア市立管弦楽団、ブルガリア・プレヴェン市立管弦楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、熊本交響楽団等と共演。また、パイヤール室内管弦楽団、東京弦楽合奏団及びロンドン・チェンバー・プレイヤーズの演奏ツァーにも参加し、日本のみならずヨーロッパ、アジア各地、南アフリカ等で演奏する。現代音楽にも興味を持ち、アジア作曲家連盟バンコク大会に参加したり,國枝春惠作曲『ヴァイオリンとオーケストラのためのセラフィム』や鈴木行一作曲『弦楽四重奏曲第2番』の初演にも携わる等その活動は幅広い。
これまでにヴァイオリンを東真智子、石井志都子、故・松村英夫、故・数住岸子、山岡耕筰、澤和樹、ジェラール・ジャリ、ジョージ・パウクの諸氏に、室内楽を菅沼準二氏、カルミナ弦楽四重奏団に師事。
現在、演奏活動の傍ら東京芸術大学大学院及び同大学付属音楽高等学校講師として後進の指導に携わる