Kazuki Yamada -- Conductor
1979年、神奈川県に生まれる。幼少の頃より木下式音感教育を受ける。
2001年、東京藝術大学指揮科卒業。指揮法を松尾葉子・小林研一郎の両氏に師
事。在学中、藝大生有志オーケストラ「横浜シンフォニエッタ」を結成し、ベー
トーヴェン交響曲全曲演奏を皮切りに活発な演奏活動を開始。
2002年、ザルツブルグ・モーツァルテウム・サマーアカデミーを受講、修了演
奏会にてブルガリアVARNAフィルを指揮。
2006年、故岩城宏之氏の代役でオーケストラ・アンサンブル金沢を指揮。
2009年9月、第51回ブザンソン国際指揮者コンクール優勝、併せて聴衆賞受
賞。同年11月、ミシェル・プラッソン氏の代役でパリ管弦楽団にデビュー、ただ
ちに再演が決定。
2010年1月、横浜シンフォニエッタとのCD『ビゼー&モーツァルト 2つのハ
長調交響曲』をエクストンレーベルよりリリース。3月、小澤征爾氏の代役でカザ
ルスホールでの演奏会を指揮。5月、ラ・フォル・ジュルネ金沢に参加。6月、サ
ンクトペテルブルグ交響楽団を指揮。
現在、横浜シンフォニエッタ音楽監督、オーケストラ・アンサンブル金沢ミュー
ジック・パートナー、東京混声合唱団レジデンシャル・コンダクター。ローム・
ミュージック・ファンデーション在外音楽研究生としてベルリンに在住。
今後、ベルリン放送交響楽団、BBC交響楽団、パリ管弦楽団など欧州各国へのデ
ビューが決まっているほか、サイトウキネンオーケストラをはじめとする日本国内
主要オーケストラに客演予定。
熊本との繋がりは深く、熊本交響楽団の定期演奏会を2回、県民第九公演を2回、
東京混声合唱団特別演奏会を指揮してきた。