仮想の恒星系で遊ぼう  ~惑星や衛星を動かして新しい恒星系をつくってみよう~

     コントロール : 惑星1  衛星2  恒星3  

説明:
仮想の恒星系の天体を動かしながら,いろいろな場合を試してみるページです。
 太陽のような恒星,地球のような惑星,月のような衛星は,万有引力をお互いに及ぼし合いながら運動します。ここでは,架空の恒星系について,運動方程式を計算してCGで表示するシュミレーションを用いて,いろいろな天体の運動な場合を試してみましょう。
 このシミュレーションでは,惑星の質量を1としたとき衛星の質量を0.1,恒星の質量を10と設定しています。実際の恒星ははるかに大きな質量のために静止しているように見えますが,10程度だと惑星などに引かれて動くことに注意しましょう。また,3つの天体の運動は簡単のために平面に限定しています。
 初め衛星は惑星の周りを回っていますが,ちょっと衛星などの速度を変化させるとその関係は崩れてしまい衛星は恒星の周りを回る惑星になってしまいます。再度衛星とすることができるかなど,いろいろと試しながら遊んでみましょう。ただし,天体が衝突しないようにしてください。その星の生物が大変なことになってしまいます。もし衝突した場合は最初の状態に戻ります。
 このような3体の問題は,解析的に解けないことが知られており答えを式で表すことはできません。しかしここで行っているように,数値的なシミュレーションでケース毎に結果を求めることができます。ぜひいろいろな場合を楽しんでみてください。
●「*Start/Stop*」ボタンで時間を進めたり止めたりすることができます。水色が惑星,灰色が衛星,黄色が恒星を示しています。
●「Fast/Slow」ボタンで時間の進行の速さを変えることができます。
●「Strobo」ボタンで軌道のかたちをみることができます。
●「Reset」ボタンで最初の状態に戻すことができます。
●コントロールのチェックボックスで天体を選び,速度ベクトル付近をドラッグすることで速度をコントロールして新たな軌道を試すことができます。天体が衝突した場合は,最初の状態に戻ります。
●「Fix」ボタンで重心を中心に移動し重心系を固定することができます。
●画面右下のスライドバーでスケールを変えることができます。最初の状態の恒星と惑星間の距離を1としています。

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