マレイシアの素朴で美しい島
プルフンティアン島

 マレイ半島の東海岸には美しい島々がある。代表的なものとしては映画「南太平洋」のロケ地になったティオマン島が有名で,日本からも多くの観光客が訪れている。しかしここでは,そのさらに北部に位置するプルフンティアン島を紹介しよう。
 この島を訪れたのは1995年の6月。戦時中最初にマレイシアに日本軍が上陸した地,コタ・バルから車で1時間半南下したところにあるクアラ・ブサという港から漁船を改造したような船で3時間以上かかる。船の料金は一人25リンギ,約千円であった。今は高速船が就航していると聞いている。
 この島の魅力はなんといっても海の美しさである。珊瑚礁が島をとりまいており,ちょっと海岸から泳いでいくだけで美しいサンゴや魚をみることができる。2つの島からなっているので地形的にも変化に富んでいる。小さな方の島には漁村があるが素朴なイスラムの漁民の生活にふれることもできる。また時期と運が良ければウミガメの産卵に出会うこともある。
 この島で最も大きな宿泊施設はPERHENTIAN ISLAND RESORTでシャレイと呼ばれる一戸建ての小屋に宿泊する。他にもバックパッカーが利用するような安い宿泊施設が島の至る所に点在する。なおベストシーズンは3月あたりから10月程度までである。11月から2月は雨期にあたり天候が良くない。
 以下に写真を紹介する。また島の地図はここにリンクしておいたので 参考にしていただきたい

ちょっとスノーケリングでこのとおりのサンゴをみることができる。

屈託のない笑顔の島の男,彼らは敬虔なイスラム教徒として日々の生活を営んでいる。

漁村の売店で出会った家族,娘さんはびっくりするほどの美人。

漁村の浜辺にはなぜか羊がいた。


1997.7.12