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 7月21日(金)〜8月6日(日)の間に東京ビッグサイト(国際展示場)で 日本経済新聞社主催による「21世紀夢の技術展(ゆめテク)」が開催され ました。東京ビッグサイトの東展示棟を「情報・通信」「宇宙・海洋開発」 「生命科学」「環境保全」「生活基盤」の5つのゾーンに分けて、各企業 および団体が、それぞれのテーマに沿った出展を行っていました。今回は 会場が広くて全てを見ることはできませんでしたので、最近興味のある 「ロボット」と「宇宙開発」メインに、いくつかのブースをまわったので 紹介します。

夢に向かってチャレンジ
本田技研工業

 本田技研工業はスペシャルイベントとして、"Do you have a HONDA?"のコマーシャルでもおなじみの 自律2足歩行ロボット「P3」のデモンストレーションを行っていました。自律歩行でステージの上に 登場したP3は、階段の上り下り、ステージの傾斜に自動的にバランスを保つ、30秒間片足で立つなど いくつかのパフォーマンスを披露してくれました。このイベントは、開演の30分以上前からブースに 人垣ができるなど大好評でした。また、ステージのよこには、ホンダがこれまでに開発してきたロボットが 勢ぞろいしていて大変興味深いものがありました。

「your future!」
日本電気株式会社

 NECのブースで人気を集めていたのは、ほかでもなく開発中のホームロボット 「R100」です。二本足歩行ではありませんが、デモンストレーションを見たところ 人を認識して、呼びかけに反応して動くところなど、かなり実用的なものに仕上がって いました。この辺は、SONYの「AIBO」が愛玩用ペット型ロボットとして、 実用性に欠けるのと比べ、家電メーカーとして違いを見せたいところでしょうか。 発売されるのが楽しみなロボットです。また、次世代携帯端末のモックアップも 多数展示されていましたが、撮影禁止となっていました。

むずかしいをカンタンに。これまで、今、そしてこれから。
日本アイ・ビー・エム株式会社

 日本アイ・ビー・エムのブースでは、最近発表されたばかりのウェアラブルコンピュータを 中心に、マイクロドライブや各種ソフトウェアの展示と実演が行われていました。また、 シアターでは「キットカナウ」という近未来の子供の夢をテーマにした映画が上映されて いました。映画の中では、病院、家、車、飛行機などのそれぞれで近い将来に実現されるで あろうデバイスが色々と紹介されていました。

「Windows Magic」
マイクロソフト株式会社

 「Windows Magic」をテーマにマイクロソフトは、発表されたばかりの 「Windows Media Player7」や、最新の「PocketPC」などを中心に、 お仕事だけでなく、モバイルからゲーム、オーディオ、インターネットなど 私たちのあらゆる場所で、あらゆる人に「ウインドウズがかなでる魔法の世界」 をアピールしていました。

惑星「地球」から「宇宙」へ 新しい1000年紀に向けて
宇宙開発事業団/航空宇宙技術研究所

 展示会場の中でも子供達に人気のあったのが、この宇宙開発事業団のブースでした。 現在、アメリカ、日本、カナダ、ヨーロッパ各国、ロシアの16ヶ国で建設中の「国際宇宙ステーション」 の模型が天井に飾られていたのと、日本が開発する宇宙実験棟「きぼう」の実物大の模型が展示されており これは、中に入ってみることができました。また、毛利飛行士の着た宇宙服や、近い将来に予定されている 国産のスペースシャトル「HOPE−X」、超音速ロケット実験機が展示されていました。



「日経2000年プロジェクト」 OPEN FUTURE
主催:日本経済新聞社 共催:東京都 特別後援:科学技術庁
後援:通商産業省、文部省、郵政省、農林水産省、厚生省、建設省、運輸省、外務省、自治省、環境庁(順不同)
The Exhibition of Dream Technologies for the 21st Century

撮影日:2000年08月06日(SAMURAI 1300DG)
(C)1997-2000 NEO TAGAWA PROJECT