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Cool Down Site
-目的のないホームページのために-


ホームページとはなにか

 ホームページと呼べるものは何でしょうか。まずここで身勝手に定義しましょう。
 とりあえず、定義がなければ、話が食い違う可能性があります。

1.発信する情報があること。

 何もないホームページはありません。何かを見てもらうことが必要であり、見てもらうことを多少は意識しなければホームページの楽しさは理解できません。従って、ここでは掲示板だけのサイトなどはホームページとは認めません(ごめんなさい)。ホームページの最大の楽しみは自己顕示欲が一般人であっても満たされることです。

2.リンクがあること。

 リンクされなければ最初からURLを知っている人以外は誰も見に来ません。リンクからリンクにつながることがホームページの特徴です。リンクされリンクすることがホームページです。世界中の人が見る可能性はリンクだけが持っているのです。とくかくリンクしましょ。

3.不特定の閲覧者がいること。

 世界に発信というキャッチフレーズは大げさだとしても、誰にも見られないことはホームページとしての価値はないものと思ってください。 だからといって、閲覧者の数がホームページの価値を決めることもありません。誰でも見ることができること、誰でも探し出せることが必要なのです。
 アクセスは必要です。閲覧者がいなければ、ホームページではありません。しかし、それはホームページとしての存在価値を証明する程度でよいのです。まあ、1日平均2〜3程度あればよいでしょう。
 しかし、目的のないホームページにとって、アクセスアップによって達成される目的もないのです。アクセスも体裁と自己満足のためだけだと割り切るべきでしょう。

まあ、この三点をクリアすれば、ホームページの体裁はかろうじて保たれます。

 ホームページとは、ホームという言葉が入っていますが、自分の家に客が来るようなものではなく、ちゃんと準備した展示場に客を招くようなものです。そこが、社交場であったり、絵や音楽の発表の場であったりします。このことを理解しなければ、ホームページを作りたいと誰かに相談したときに、何のために? と質問される理由がわからないでしょう。公共の場所をどのように使用するのか、それを自由に決められるのです。それを逆手にとって、自分が使いやすいブックマーク代わりにするのもありです。私が便利なように作ったけれど、もしよろしかったらみなさまもご利用なさってね、といういいわけですね。今では、数多くの無料サービス関係のリンクサイトが存在しますが、そのハシリもブックマーク代わりのリンクページだったそうですから。


ホームページ作成の目的

 なにごとにも、目的をはっきりしなければ、達成もありません。
 もちろん、目的はホームページを体験すること。ホームページそのものが目的なのです。なにかを発表したい、とか金をもうけたいとか、いろんな人と交流したいとか、そんな不純な目的の方は、対象としておりません。そんなの、邪道だ、邪道! (でも、邪道もすき)
 ここも、目的のないホームページとして、出発していますが、各コンテンツについては、それぞれ目的や目標があります。無理して達成しようとも思いませんが、ほどほど、適当に自分の満足するコンテンツにしたいというのがそれです。
 ホームページとか作ったって、アクセス数を集めたって、いろんな人と掲示板とかでコミュニケーションをとれたって、いいことなんて何もありません(それが目的なら別ですが)。ホームページ自体を楽しまなきゃ何もホームページに楽しさなんて見いだせないのです。


ホームページ作成の方針

 方針は大切です。目的を達成するためにどのような道筋をたどるのかを明確にしなければ、右往左往するばかりで目的地にはたどり着けません。方針はしっかり立てて、きちんと守るのが王道です。
 もちろん、作るだけが、持つだけが目的のホームページの方針はもう決定したのも同然です。

1,無節操に作る

 これしかありません。節操があれば、いろんな体験をできなくなります。やりたくなったときに、いろんなことがすぐにできる、それが目的のないホームページ。ですから、タイトルとかも内容を限定することはやめて、たとえば「青空の下で」とか「ミルキーカラー」とか何を書いているのか分からないものにしましょう(こんな名前のホームページを持っているかたがいましたらごめんなさい)。

2.楽しく作る

 趣味は楽しくなければなりません。楽しくなければ途中できっと投げ出します。インターネットどころか場合によってはパソコンもやめてしまうかもしれません。楽しく作ることを意識してください。ホームページ作りも物作りの一つです。楽しもうと思えば誰でも楽しんで作ることができます。自分のオリジナルを作る喜び、世界に公開されている喜び、評価される喜び、いろんな楽しみ方があります。

3.楽に作る

 たかがホームページです。適当でよいのです。毎日更新しようとか、プロ並みに美しく作ろうとか、そんなこと考えたらダメです。もちろん、それぞれに理想はもってかまいません。かっこいいページ、楽しいページ、みんなが見に来るページ、役に立つページ、でもそれは、一応の方向にすぎません。辛くなったり、きついときは何ヶ月でも更新をほっといてかまいません。世の中には数年間更新されていないサイトなんてごろごろしています。いかに楽に作成・運営を行うか、それをよく考えましょう。


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