人生は熱帯魚の水槽に似ている

人生は熱帯魚の水槽に似ている。

最後まで残るのは小さくて平凡だが、逞しく美しいものばかりだ。

たとえひ弱で間抜けでも大きいものからは、逃げ回る他はない。

最良の状態を目指しながらも、最悪の事態に備えなければならない。

平凡だと寂しい、華やかだと破滅しやすい。

賑やかなものから始まり、落ち着いたものへと変わっていく。

大きなものを手に入れようとすると、小さいものを数多く失わなければならない。

どんなにささやかであっても、常に発見と喜びが生まれる。

今日は順調に見えても明日には破滅しているかもしれない。

ほっといても順調にいくものもあれば、手をかけても失敗するものもある。

美しさは、金額で手に入れるのではなく、愛情で育てるものだ。

たとえどんなに穏和な性格でも、大きな者は小さな者を食べたがる。

ただの雑草でさえも、その中では美しく輝くだろう。

一度始めたら、自分の意志に関わらず維持を続けなければならなくなる。

ほっといても何とかなるが、たまにどうにもならないこともある。

希望によって始まり失意によって終わる。

中身がなければ邪魔にしかならない。

所詮、他人には理解できない。理解した振りができるだけだ。

忘れられたら、たいていの場合は破滅する

静けさと華やかさは同居できない

余裕をなくすと、無理が必要になる

一目だけではそのよさは分からない

静けさと賑やかさを同時に求めるが、両方を求めると、どちらも手に入らない

生命感は動きの多さではなく、その強さのなかにある

強さとは体力ではなく、順応の能力だ

殺伐とした風景にこそ安らぎがあることがある

こりすぎても、軽んじても破綻する

一般的な美しさか、自己満足の趣味か、それが問題だ

結局は量ではない。だからといって質でもない。どんなにささやかで、どれほど貧弱であってもかまわない。

偶然の喜びと、必然の悲しみが繰り返される

安定した安らぎの裏に、予測もできない破綻が潜んでいる

どうでもいい、と思ってもどうにかしなければならない

贅沢は破滅しやすい

生き残っているだけでは生きているとは呼べない

調和は贅沢からは生まれない

様々な個性が、調和を産むことがある

個性は調和を壊すことも作ることもできる

美しいだけでは物足りない、個性的なだけでは評価されない

金は必要だが、金よりも必要なものがある

過去の経験は重要だが、過去の経験は生かすよりも貯まる方が多い

強いものが生き残るとは限らない

感動は突然に生まれ、悲劇は予告をして訪れる

静けさの中に激しさがあり、賑やかななかに穏やかさがひそむ

幸福は継続が作り、不幸は油断が作る

失った時間にも、状況は進んでいる

きっと世界中が協調できる、調和できる

意識しなければ、世界は結構、調和している

悲劇はドアをノックして入ってくるのに、誰もが姿を見てから突然に気づく

自由にすれば責任をとらなければならない

管理と自由の調和が大切である

全てが自由にできるわけではない。しかし全く自由がないわけではない。

誰とも違うことを選ぶのならば、人並みのものを全て捨てることになる

完全にしても、抜け道はあるものだ

価値は、個人でしか決められない、他人は他人の基準で評価するだろう

退屈なほどの安定こそが幸福である

自由とは限られた空間の中で与えられる

自由とは同時に自由を奪う

闘争は自由のためではなく理由もなく起こる

どんなに平凡であっても個性的になる

ほら、こんなにも色があふれている

誰もが認める失敗はあるが、誰もが認める成功はない

挑戦が挑戦の間は無謀である

平凡で落ち着いて見える中に激しい競争が存在する

失敗の中に新しい希望がみえる

完璧を目指すと破滅する

ゆらゆら、揺れるばかり

流れの中で泳ぎつづける

逃げたらつらい結果が待っている

束縛された世界の中にも自由は限りなく存在する

誰が主役なのかは判断できない

長い時間かかって作られた全ては、突然に消滅する

戦いに勝つだけでは生き残れない

空虚に見えても生命は息吹いている

全てを手に入れようとして全てを失う

平凡が最も美しく強い

理解ではなく共感だけが同じ世界を共有できる

なにも持たなくても美しく輝くことができる

どんなに手を掛けても失敗するときは失敗する

神経質になりすぎるのは馬鹿げているが神経質ぐらいでなければ破滅する

忍耐よりも惰性によって継続される

優しさよりも秩序が重要になる

どれほど個性的にしても、平凡にしかならない

退屈と思えば退屈だが、楽しいと思えば結構楽しい

命こそが希望の源である

時間は静かにいつも流れ続ける

落ち込んだときは静かに見つめてごらん

一見、楽しそうに泳いでいるのだけれども

泳ぐことに疲れても泳ぎつづけなければならない

あきらめることも肝心

闇もまた、その一部である

単純で一本気なものが誰から見ても美しい

所詮、逃げられない

明日のことは分からない

命には金はかからないが、ちゃんと生き続けるには金がかかる

美しさと強さは共存も別離も可能だ

生は死のためにあり、死は生のためにある

熱すぎても冷たすぎても生きられない

ただそこにあるだけで美しい

大切なものが、いつでも目に見えるとはかぎらない

無駄なものなど何一つない

どうせ、水溜りみたいなものだ

生命を感じられなければ意味はない

流れに従うことは、流されることとは違う

平凡であっても今日の平凡と明日の平凡は違う

語ることは何一つもない、存在だけが物語る

理想は破滅をまねき、妥協は悲劇をおこす

殺風景であっても、和やかであっても、それが好きであることが大切

清冽な水を好むものもあれば濁りを好むものもある

勢いと妥協と惰性

一度や二度の破滅など気にするほどのこともない

後悔は無駄、反省は必須

生きているということは、生き延びているというのとは違う

極楽浄土

阿鼻叫喚

後悔と希望が支配する

生きているということは死を意識せざるを得ない

共存は互角であるか寄生か棲み分けを前提として成り立つ

明日になればなるようになる

それにつけても、クリスマスは嫌いだ

それにつけても、だから、やっぱり、クリスマスは嫌いだ

清すぎる水では生きにくい

目に見えることは、ほんの一部である

温もりがなければ生きられない

注意深さと大胆さが継続の秘訣

生き物ですので返品はご遠慮ください

過剰な生と死が流転する

地球がどうなろうとも、接する場所だけが世界の全て

煌びやかであるからといって幸福とは無関係である

矛盾しているが、調和している

計画は必要だ、さらに、計画が失敗したときの計画も必要だ

孤独であることが必要な場合もある

環境により美しくも見窄らしくもなる

生きているだけで美しい

偶然は必然であり、必然は偶然かもしれない

夫唱婦随は不承不承

一緒になってみなければ相性は分からない

一度失敗したら、最初からやり直す他はない

不幸も幸運も予期しない方向から訪れる

新しい世界は勇気から生まれる

どれほど疲れても泳ぎ続けなければならない

絶えず、保守派が強い、革新派が勝のは保守派が自ら破滅するときだ

マニュアルなんて信じられない

運命とは勇気と判断力の別名である

年月が経つほど重くなる

泳ぎ続けることに、泳ぎ続ける以上の意味はない

何もかも見渡せるように見えて、肝心な部分を見過ごしてしまう

確実なことはなにもない

諦めが肝心

忘れようとして忘れられない、忘れまいとして忘れている

ほどほどに

勢いがなければ息苦しい

清冽を好むのは弱いから