▲Pumpkin Time▼ 空と君の間(中島みゆきの行方)


 

ミルク32

薄暗い、客の少ないショットバーでミルクと呼ばれるマスターと 振られ続ける客との会話ですが(ほんとかしら)、 だれた雰囲気がでています。
疲れを癒す場所って、ストレスの貯まりやすい現代人には必要なのでしょうか。 そこが愚痴をいいながら酒を飲む場所になるのは、 みゆきの歌の中だけではないきがします。
店の名はライフでも、このような場所のイメージがありますよね。
思い出話と愚痴を酒の肴に夜は更けていきます。 そんな様子になんだかこの歌の優しさを感じませんか。
世の中、強い人ばかりではありません。
弱さを意識しながらも弱さを克服するのではなく弱さと戯れるような この歌詞を毛嫌いする人と、溺愛する人がいることは当然でしょう。
みゆきの歌はいつも、弱い者からのメッセージなのですから。