3 + 5 + 7 という式は、3 + 5 と 7 をたすことを表します。 3 - 5 + 7 という式は、3 - 5 と 7 をたすことを表します。 このように、たし算とひき算を含む式は左側から順番に計算していけば よいです。 かっこがあるときは、まずかっこの中を先に計算します。
「式の計算電卓」では、これをやってみることができます。 ボタンをクリックして式を入力して、「=」ボタンをクリックすると、式が表示されます。 式のある部分は、枠で囲まれています。 次に計算する部分の枠の中をクリックすると、その部分を計算することができるので、 このようにして、最後には式の全体を計算してみてください。
途中で、「-2」や「-9」のようになったとき、この式も枠で囲まれていますが、 このような式はこれ以上計算することはできません。
これは、図で表すと、0 からの長さが同じで、0 からの方向が反対の 点を表します。3 + 7 のような式に「-」をつけるときは、 -(3 + 7) のようにかっこをつけます。
符号を変える演算「-」とたし算「+」、ひき算「-」では どれが優先ということはないので、かっこをつけます。 符号を変える演算「-」と かけ算、わり算の場合は、かけ算、わり算の方が優先となります。
- 3 + 6 - 4 + 5 のような式は、 (- 3) + 6 - 4 + 5 という意味になります。
2 × 3 + 5 × 6 のように、かけ算「×」とたし算「+」(またはひき算「-」) を含んだ式は、 まず、かけ算の方を先に計算すればよいです。 2 × 3 + 5 × 6 = 6 + 30 = 36 となります。
a × b のことを、「×」を省略して ab と書くこともあります。 a・b と書くこともあります。