群の定義2


概要

2項演算 + と単項演算 - と定数 O が定義された集合 G で
O + x = x
- x + x = O
( x + y ) + z = x + ( y + z )
が成り立っているとき、
x + O = x
- - x = x
x + - x = O
- O = O
- ( x + y ) = - y + - x
が成り立ちます。 以下ではこの式の変形をやってみることができます。

使い方

ウィンドウの部品の配置はこのようになっています。
(1)
リスト テキストボックス Setボタン
(2) 結果の式のテキストボックス
(3) 変形規則のテキストボックス
(4) 変数の値のテキストボックス
(5) 式の図の領域1
(6) 式の図の領域2
  1. (1)のリストから式を選択するかのテキストボックスに式を入力して Setボタンを押してください。 (5)のところに式の図が表示されます。 ここは次のようになっています。
    式の図a 式の位置を選択する部品 式の図b 式の図c
    [式の図a]のところに選択した式を図にしたものが表示されます。
  2. [式の位置を選択する部品]の上を下または右の方向にドラッグすると、 式の一部を選択することができます。 この状態が[式の図b]のところに表示されます。 緑色で囲まれたところが選択された部分です。
  3. (6)のところは次のようになっています。
    等式を選択する部品 式の図d 式の図e Addボタン Delボタン
    [等式を選択する部品]を使って等式を選択してください。 選択された等式が[式の図d]、[式の図e]のところに表示されます。 [等式を選択する部品]は
    0 1
    2 3
    のように4個に分割されていて、クリックするとその上にまた同じような4分割された 長方形が出てきます。これをまたクリックすることができます。 このようにして以下の表の左側のようにクリックすると右側の等式が出てきます。 この等式は左辺から右辺へ変形する規則となります。 この規則で[式の図b]の選択された部分を変形することができるとき、 [式の図c]のところにその結果が表示されます。
    00O + x = x
    01x = O + x
    02- x + x = O
    03O = - x + x
    10( x + y ) + z = x + ( y + z )
    11x + ( y + z ) = ( x + y ) + z
  4. この変形がうまくいったとき、Addボタンを押してください。 (3)の領域に変形規則が追加されます。 Delボタンで変形規則を1個削除できます。
  5. 1-4を繰り返して変形規則を追加していってください。
例: x + - x → 0 + (x + - x) → (- X + X) + (x + - x) → - X + (X + (x + - x)) → - X + ((X + x) + - x) → (X = - x とすると) - - x + ((- x + x) + - x) → - - x + (0 + - x) → - - x + - x → 0