大菩薩
天気が良いので、中央線の山行を考えました。今年は夏が暑かったので、もしかして大菩薩の紅葉がまだ残っているのかも知れません。甲斐大和から上日川峠行きのバスも今月中はあります。が、大菩薩の紅葉なら、裂石から丸川峠までが一番綺麗です。登りに取ると結構長いのですがね。山頂に着いてから下山は考えることにします。紅葉楽しみです。塩山から 7:35のバスに乗って出発です。
日時: 2023年11月21日 (晴)
晋 万
塩山発の 7:35発のバスに乗る為 4:10起床。まだ真っ暗だ。昨日風が強かったので、雲が蹴散らされて、空気がひんやりしているが、星がたくさん見える。玄関から正面上に北斗七星が見えた。5:12に乗り、調布・北野・高尾で乗り換えて、JR高尾 6:15の松本行に乗る。乗客は少ない。車内で朝食。梁川付近の民家の屋根は霜で真っ白。天気は良い。滝子山の南斜面に日が当たって紅葉は綺麗。期待できる。勝沼駅からは南アルプスが良く見えて雪が美しい。富士山はぼんやり見える。塩山 7:25着。塩山でバスを持っていると他に登山者が 1人いる。他は仕事に行く人たちだ。
8:00裂石 (大菩薩峠登山口) に到着。準備をして 8:05出発。途中ミネラルウォーターの工場の駐車場から道路に出る車が片側 2本とも脱輪していて工場の人と相談しているのを見る。2本ともはきついね。出勤の仕事車が駐車場に入れなくてうろうろしている。曲がって上がり少し上で、ショートカットして正月にお弓神事をしている石神の前を通る。丸川峠分岐の駐車場には 1台停まっていた 8:20。
ここから林道に入る。林道は数年前の台風で崩れてしまい荒れている。187号への巡視路を過ぎる 8:25。荒れた林道を進む。思ったよりも長くて 8:40登り口に到着。荒れた林道はさらに奥へ続くが、この先行き止まりの小さい注意板が木に付けてあった。
丸川峠から富士山
登っていると暑くなったので、手パッツを外す 9:00。東側は紅葉が残っているが西側は殆ど葉が落ちている。お茶を飲む。結構落ち葉があり、滑るので、歩くのに気を付けないといけない。小さいこぶの所 1280m。同じバスに乗っていた人が追い付いついてきて抜いって行った。1320mくらいではもう葉がない。1360mで少し平坦になった。1400mくらいからモミノキが出てくる。右カラマツ。1450mくらいに大きなブナの木。 モミジが少し残っていた 9:25。1500m 9:30 小さなコブで少し下る。9:45 1630mで右からの尾根と会う。9:50平坦な道になる、1660m。9:55丸川峠に到着 1680m。小屋はやっていない。富士山は薄ぼんやりだが見える。バスの人と会い少しお話。このコースは初めてだとの事だ。もう 1週間から 10日早かったら素晴らしい紅黄葉だったと話す。
富士山が少し靄っているが良く見えたので写真を撮って 10:00出発。木陰や登山道の脇にはシモバシラが沢山あるが人が少ないのでねちゃねちゃにはなってないので助かる。此処から急登を上がると後は綺麗な登山道になる。緩いが結構長い。コメツガなど針葉樹の道になり、日が当たらないし、風の通り道なので寒い。一か所道が崩れていて付け替えられている場所があった。11:00 1950m付近で下山の人に会う。万は「このコースはきついのに頑張っているね」と声をかけられた。11:10 2010m付近で 2人に合う。その少し上2020mが北尾根入口でテープがある。11:20 大菩薩嶺到着 2057m。
晋は少し遅れた。万は少し前に着いたので、雷岩方面からくる人が、此処から富士山が見えないのを嘆いているの聞く。見えないと分かると皆そさくさと戻って行った。風が強く寒いので手パッツとマフラーと帽子を出す。それでも山頂なので人が次々と来る。晋も遅れて到着。写真だけ撮って出発する。
雷岩の場所は風が通る
雷岩 11:30。風が強くガスが出て富士山は見えない。シモバシラが解けて道はぐちゃぐちゃだ。木陰で食事している人が少しいるが、日も当たらないし、峠の方に進む気が起きない。唐松尾根を下山にすることにした。下山中、時々風が吹き雲が散らされて富士山が見える。唐松尾根は人が多いので道が何本も出来ている。まだまだ登ってく人も多い。この尾根は山頂まで早いものね。降りるにつれて風も無くなり暑くなってくるが食事はなかなかできる場所がない。12:05福ちゃん荘。食事をしたいがちょっと無理だ。このまま進む。12:25上日川峠着。
小屋の前のベンチで昼食にする。小屋の人が冬に向かって薪割りをしていた。駐車場に甲斐大和行きのバスが待っている。次の出発時間は 14:00発だ。食事中にもどんどん下山してくる人たちがいて、皆バス停で待っている。バスに乗るのかな?。食事中女性 1人が裂石に向かって降りて行った。
13:00裂石に向かって下山。バスは 15:00発なので十分間に合う。ブナが多いし、結構大木もある。枯葉が登山道に落ちて、滑るし、下が見えないので気を付けながら下山する。13:20車道に出る手前で晋は足が攣る。枯葉の積もった急坂の途中で、ちょっと悪い。万は先に車道に出て待っているが、足場の悪い場所での痙攣はちょっときつかったようだ。車道からすぐまた登山道に入る。
紅葉が綺麗
道が沢山出来ているので、正規の道にはピンクのテープがしてある。13:30第二展望台。13:45 1200m位になると葉が残っている木が出てくる。13:55 1150mカラマツの木にはまだ葉が残っている。黄色は綺麗だ。14:00林道に出た。14:05仙石茶屋。ラジオが鳴っているがお休みだ。干し柿が吊るしてある。ここまで来ると黄葉が綺麗。14:25バス停着。着替えをしてバスを待つ。バスは 15:00発だ。待っている間に 2人来て大菩薩温泉に行き、先の女性は番屋食堂から出てきた。他には若い男性一人。バスは15分前に来て橋の上で待っていた。
少し遅れて出発。大菩薩温泉では先の登山者が乗ってきた。風呂に入れたのかな?。時間がないものね。結局彼らは塩山温泉で下車した。塩山には 15:25着。普通電車は 15:53発。特急は 15:29発だがこのバスで来て乗れるかどうかわからない。電車は時間通り来て大月で特急 2本を 18分待つが、特急が遅れてさらに 2-3分待つ。四方津でも特急を待つのだが、大月で遅れたので四方津では待つ時間が少なかった。高尾に着き、京王高尾 17:32の各停に乗り、北野で急行に乗り換え、調布乗り換えで 18:40帰宅。9月13日の日川尾根と同じ時間に帰宅した。アア疲れた!!
裂石から丸川峠経由の大菩薩嶺は、我々は登りにはあまり利用しません。長いので時間がかかります。良いコースですが、峠までは急登でつらくて、その先は、つらくはないが長いのです。人が少ないのもわかりますね。帰って他の人の山行文を見たら、今月 3日ごろが紅葉真っ盛りだったようです。甲斐大和から上日川峠迄のバスはものすごく混んでいたようで、大変だったみたい。万は裂石から上日川峠までのコースが大好きなので、このバスはあまり乗りませんが、運行を始めた頃に乗ったときはガラガラでした。今はこれで大菩薩に行くのが主流みたいです。人が多いのもわかりますね。丸川峠入口に停めていた車の人はまだ下山していませんでした。丸川峠からの登りで会った 3人は前夜小屋に泊まった人たちかな?。