愛鷹・越前岳
人気のある山ですが、まだ登った事がありません。バスの便をみて、十里木から入り須山の登山口バス停に降りることにしました。1500M位なので暑いかもしれません。
日時 2012年 7月30日(晴)
晋 万
バスの時間の関係で出発を決めたが、予定より早い 6:01発で出た。新松田乗換で、御殿場線に乗る。御殿場には 7:55着。降りて駅のベンチで朝食。バス停に向かう。富士山に行く登山者が結構いる。我々は 8:30発十里木行のバスに乗る。サファリパークで少し渋滞。平日だが夏休みなので混んでいるのかな?。我々以外の乗客は皆ここで下車。道路脇にはサンショバラが多い。バスはサファリパークから十里木高原の別荘地を通る。
9:25終点の十里木下車。前に進む。国道469は車が多いしトラックも多い。富士山は雲の中で見えない。9:30駐車場の脇から上る。雲の多い晴。登山道は階段の急坂。9:45アンテナ塔。展望台があって3人くらい休んでいた。日陰が無いがカンカン照りじゃないので助かる。少し上からは日陰も出てくる。9:55次のアンテナ。その上から少しづつ日陰が増えてきた。
越前岳山頂
10:05ベンチの所。馬の背。1098Mの三角点の場所だが確認せず出発。天気が良かったら富士山が良く見えるだろう。その上でやっと樹林帯に入る。10:15鳥獣保護区の看板。シモツケソウがある。踏み跡が何本もある。その割には荒れた感じは無い。大木は無いがなかなか良い樹林帯。1200M位に実の赤い木がある、オニシバリ、夏に葉が落ちるのでナツボウズとも言う。1300M位からブナが出てきた。10:30ブナの根元で、水を飲んで一休み。結構下ってくる人に会う。駐車場に停めている人達だろうか?
10:45大きなブナが左下に見える。すぐ上に 20分と書いた道標。10:55勢子辻分岐。あとはゆったり歩く。上からハーモニカの音が聞こえてきて 11:00越前岳山頂に着いた。山頂は裸地で二等三角点あり。6人が先着していてハーモニカ吹いて歌を歌っていた。少しガスで景色は見えない。山名板が幾つかある内の一つは静岡県の山にある黒く塗った輪切りの木に白で一文字づつ書いたもの。
11:05 呼子岳に向かって出発。ここからは人がぐっと減るようで、道も普通の山道になった。まずは下りで、濡れていて滑りやすいので気をつける。11:20ひと下りして平坦なところ。ここから右寄りに緩く下りながら進む。11:30 平坦になって、この辺りが最低鞍部かな?それから緩く上がる。11:40 高場所と呼子割石の分岐。左へ下って呼子岳へ向かう。11:50呼子岳。下っていく廃道があった。めっちゃ急なので下りは危ないが登ってはこれる様だ。割石峠へ向かう。写真では割石峠は両側が切り立っているのでどんな下りかとすこし心配だったが普通の下り。12:00割石峠。須山へ下っていく人の姿が見えた。
蓬莱山山頂
割石峠は南側が両側切り立っているが、峠自体はどうってことのない峠。そこから登って天狗の畑から回り込み蓬莱山への登りは少し笹あり。南側の斜面にはシモツケソウ(クサシモツケ)が沢山咲いている。12:10蓬莱山。ここから位牌岳までの間は立ち入りご遠慮くださいの看板あり。今日はここまで。水飲んで一休みして戻る。
12:20割石峠。登って 12:30呼子岳。ここで昼にした。日陰はないが雲が多く、殆ど陰っているのでそれほど暑くはない。13:05出る。13:15 高場所分岐。帰りははかどって 13:50越前岳に戻った。相変わらず薄いガスで、何も見えない。一息ついて 13:55出る。コアジサイが多いが花は終わっている。ぐんぐん下って 14:10富士見台。五十銭札の富士山の場所だそうだ。丁度雲がきれて富士山の山頂が見えた。今日初めての富士。剣が峰の尖った先端が良く見えた。富士山に近いので山頂はすこし仰ぎ見る感じで上の方に見える。14:20右が大ガレのところ、1350M付近。
黒岳山頂
14:35鋸岳展望とあったので行ってみたが雲が懸かって見えず。14:50杉の大木。下っていくと植林地になってくる。14:55富士見峠。バスの時間まで余裕があるので黒岳を往復する事にする。荷物を少し先において空身で出発。植林地の中、直登の階段状の急坂を上がっていく。やっと平坦になって、進むと左手に富士山が見える場所 15:05。黒岳山頂と間違うような看板があるが、よく見ると黒岳の山頂方面を矢印が書いてあった。ここから富士山とサファリパークが良く見える。が、今日は雲で、富士山は山頂のみ。
ここから先に進む。途中に杉の自然林がある。奥に行って右に緩く下り、登り返すと黒岳山頂 15:10-20。広い草地で気持ちよい場所。サンショバラがあった。ここからも富士山が見える。反対方面に鋸岳が見えるようだが、今日は無理。帰りに、又先の看板の所によると、渡辺徳逸白寿記念樹という1998年に立てた標柱がある。この人は愛鷹の登山道を開発した人で、あしたか山荘を作った人だそうだ。富士見峠へ戻る。帰りはルンルン。途中万は蝉(ヒグラシ)を捕まえる。15:45富士見峠。
あしたか山荘
峠から下るとすぐにあしたか山荘。中を見ると、とても綺麗にしてある小屋だ。丁寧に使われているようで良いね。小屋の温度計は22℃。あしたか山荘の水場は枯れていたが、ぽたぽた水があった。下って 16:15山神社。無事を感謝してお参り。山神社の反対側に大きな駐車場がある。今日は車が止まっていない。両脇は植林地。車道をバス停に向かう。車道はところどころ大穴があるので、車は気をつける必要がある。16:30バス停着。着替えをしてバスを待つ。バスは少し遅れて 17:00頃来た。乗客は殆どサファリパークからの帰りらしく皆爆睡中。17:30頃御殿場駅に着く。17:40発の国府津行きに乗れた。
松田で乗換。小田急線18:13発にはちょっと遅れて乗れず、次の18:29発に乗った。少し間隔が長いね。19:40帰宅。久し振りに遅い帰宅だった。
いつも遠くから見る山だった山にやっと登りました。結構苔の多い WETな感じの山でしたが、緑が綺麗で良かったです。富士山が間近なので、上の方に見えました。次回は富士山が全部見える時に行ってみたいです。結構山域が広いので、楽しめそうですが、バス便が少ないですね。