長尾山北尾根から金時山


久しぶりに金時山に登ることにしました。いつもは地蔵堂から上りますが、今回は御殿場線足柄駅から上ることにしました。地図をいろいろ見ていましたら、足柄森林GOLF場とプレミアムアウトレットの間から、長尾山北尾根を557.8の三角点、1018M を経て上がって金時山に行けるのではないかと思い、TRYすることにしました。又、小山高校への坂道付近に、五輪塔群があることも分かり、それも見ていくことにしました。その為、朝一番の電車に乗ることにして出発です。
日時 2006年12月16日(晴れ)
晋 万
五輪塔群
黒川 5:22発に乗って出発。新松田で御殿場線に乗り換える。松田 6:53発。車内で朝食。7:16足柄駅着。降りたのは我々の他に地元の人 1名。駅は無人駅。駅前に金太郎の像がある。7:20出発。歩いて宝鏡寺へ。お寺の楼門は立派。境内には土俵があった。まだ少し紅葉が残っていた。

宝鏡寺から南西へ橋を渡り左へ進む。道を少し間違えたが、7:45五輪塔群着。小型の五輪塔群で中央の五輪塔の台にしてある宝篋印塔の基礎が大型。7:50出発。御殿場方面に進む。足柄森林ゴルフ場入り口を過ぎて地図の破線路の取り付きを探すが無く、8:25適当のところから取り付く。川をはさんで東名の足柄S.A.が向こうに見える。上がるとばっちり駐車場のところに着いた。右に観覧車が見える。

ここから登ります
ゴルフ場とアウトレットの間を行き、突き当たりで左へゴルフ場に沿った道に入った。そのまま舗装路を上ってゆく。道が左に曲がって下り気味になるところで右に入って行くような踏み跡があったが笹薮で、おまけに昨日の雨でぬれている。一寸迷ってもう少し舗装路を進んでみたが入れそうなところもないので戻ってぬれた藪にもぐりこむ。すぐ笹薮を抜けて溝みたいなくぼ地を越えて植林地に入った。東へ少し上がって尾根に出て南へ。山頂付近は笹薮なので左へ回りこんで植林地のふちを通ってゆくと黄色のテープがあって下に壊れた測量用の木組みがあった。藪を分けて入り込むと三角点 557.8M 9:05。

戻って、植林地側の踏み跡を行く。黄色のテープあり。少し行くと尾根上に藪がなくなるので尾根上に上がる。踏み跡がある。防火帯みたいな所になって林道 9:20。林道はダート道。出たところに静岡県森林管理署の看板がある。ここから真っ直ぐ上がってゆく。境界見出標に沿って踏み跡があり、それに沿って上がっていく。途中大岩がごろごろした場所を通過 9:40。苔むした大岩で綺麗。

ついに敗退
9:45鉄塔。振り向くと富士山が良く見えて綺麗。一寸休憩して 9:50出る。ここから巡視路道で、すぐに林道に出た。林道はダート。巡視路の道標がある 9:55。右に行くと、上り口があり、鉄の小さな梯子がある。入ってすぐに右の植林地に入って登り、少しあがってから左手の尾根に出る。尾根を登ると、正面に境界見出標があり、真っ直ぐに藪の中に入って行く踏み跡。ここから真っ直ぐ入った。境界見出標があるが、大藪になる。掻き分けながら少し行くと踏み跡は急降下して行く。だめだ、と戻り、磁石でチェックすると真っ直ぐの方向は南。行くべきは南東。左手へ向かうべきだ。

見出標の 30Mほど下から左へ踏み跡があり、ここを入る。初めは踏み跡があるが薄くなり、すぐ背丈を越える笹藪になった。前は全然見えない。獣道みたいのを拾いながら進む。苦労して 10:35迄行ったが、たいして進んでいないうちにびしょびしょ。955Mまで行ったが、あきらめて戻ることにした。手袋・ズボン・袖がびしょびしょで寒い。昨日の雨で笹が乾いていないのだ。

行きは大きなケヤキを左に見ながら進んだので、帰りはケヤキを目標にした。10分で境界見出標の下まで戻る 10:45。びしょびしょの手袋を換えて、林道へ降りる。2-3分で林道へ降り立った。乙女峠に向かうことにした 10:55。乙女峠に着いてから、金時に登るか下山するか考えよう。この尾根は藪が乾いているときに再挑戦することにした。林道を歩いて 11:20乙女峠分岐。真っ直ぐ林道を行くとバス停に向かっている。左へ上がって乙女峠に向かうことにする。こちらから上ったことが無いのでまあいいか。

乙女峠からの富士山
登山道は手入れがされていて綺麗。途中道の手入れをしている人がいた。11:50 乙女峠。富士山が綺麗。写真をとってから昼食。箱根の芦ノ湖も良く見える。ここから 50分で山頂だ。行くことにした。登る予定だった尾根の出口をチェックしなくてはいけない。12:25出発。下山者に結構会う。長尾山山頂で、少し尾根のほうへ入ってみた。トイレする人がいて踏み跡があるが、その先は笹薮。但し、この辺の笹は背丈よりは低い。登ってきても何とかなりそうだと分かる。12:45出る。

ほとんど梯子など無く、綺麗な登山道。13:15金時山山頂着。まだまだ人が多い。富士山まで良く見えるが、うす雲が出てきて、風が出てきて寒い。人気の山だからまだまだ上ってくる人が多い。金時小屋で、バスの時間をチェックして、早々下山する 13:25。地蔵堂へむかう。下りは急で、鉄階段も多い。以前よりしっかりした階段になっている。13:40 桑木・新柴分岐。少し下って、索道のある車の止めてある場所、1000M 13:43。夕日の滝分岐 13:50。ここで富士山ともお別れ。

再訪の夕日の滝
ここからの道は綺麗。沢に出たので、明日の COFFE用の水を汲み休憩する 14:20-30。天気は曇ってきた。14:45-55 足柄峠分岐。お茶と饅頭を食べて休憩 14:45-55。バスの時間があるので、夕日の滝を見て帰ることにして出発。15:10夕日の滝分岐。5分で夕日の滝。昨日の雨だったため水量が結構ある。良い滝だ。15:30バスの回転場所で乗った。バスは15:40発。我々の他に 2名乗車。

関本からは、結構乗客が乗り降りした。16:25新松田着。16:35発に乗って帰る。自宅には 17:50着。35,800歩。

二つ目の林道までは藪も無くて快調でした。林道を越えて長尾山の北尾根に入ると、笹藪になりました。前日の雨でたっぷり水を吸っているので、相当疲れましたし、ぬれて寒くなりました。又の機会に TRYしたいものです。金時山の山頂から見ると、良い尾根のように見えました。楽しみが増えました。Kさん、行きましょう。楽しみに待っていてください。