金時山


先週、明神に登った時、ヤマユリが咲いていました。それでハッと気付いて、ちょっと早いような気もしますが、ヤマユリの咲く時期だと思い、ネットで調べると、金時山のヤマユリが満開だとの記事がありました。昨年は7月24日に登りましたが少し早かったので、8月に入ってからと思っていたのですが、ネット情報に触発されて、早速に出かけることにしました。天気は相変わらず不安定で、夕立が心配なので、早めに仙石に下ることにします。
日時: 2024年7月26日 (雲の多い晴)
晋 万
4:30起床。昨夜はちょっと涼しくて、万はしっかり寝ることが出来たようだ。準備してシャワーを浴び、着替えて出る。今日は生ごみの日なので、暑いし、臭いがでるので、出しておく。5:26発に乗る。新百合から 5:40の伊勢原行に乗る。8割方満席で、立っている人もいたが並んで座れた。伊勢原で乗り換え。小田原行の電車は登山者がそこそこ乗っている。新松田で JRに乗り換える。5分なので急ぐ。御殿場線は夏休みなので学生は少ない。7:15足柄着。降りたのは我々の他に 1名。待合室(交流センター・隈研吾設計)は高校生の男女 (別々のグループ) が食事中で、我々は窓際の席で朝食をする。外を見るとイワツバメが飛んで子育て中だ。富士山は雲の中で見えない。天気は良いがいつまでもつかな?。

7:40出発。地蔵盆のポスターが出ていて、今年は 8月23-24日だそうだ。7:55円通寺。ヤマユリが咲いている。道路側は終っているのもあるが斜面の上の方はまだまだ元気に咲いている。この調子なら山頂も大丈夫だろう。元気が出る。足柄神社の手前のウバユリも咲いている。群落と言えるくらい沢山あった。足柄神社の土手のヤマユリも満開だ。一段上の農地に上がると、天気は良いが富士山は雲の中だ。田んぼは殆どが休耕で、稲を作っているのは 1反だけしかない。1月には工事中だったソーラー発電施設が完成していた。

8:15 GOLF場の脇から登山道に入る。暑いので GOLFに来る人達が少ないのか車が少ない。8:30浅間塚。今日は入口から参拝。堰堤手前の岩田さんの道標は木に括りつけられて残っている。ここまでの林道は四駆なら何とか来れるくらいまで修復されている。8:35堰堤。8:40道標の所から山道になる。分岐を左に上がっていく途中に岩田さんの道標が半割れで倒れていた。

8:50尾根筋に出て右へ、すぐ林道 650m。少し上がって下社分岐 8:55。万は快調。晋は頑張ってついていく。9:05キンランらしい草があった。800mくらいからミヤマシキミが出てくる。ブナの大木があり、その上に矢印の木 9:25 840mくらい。一休みしてお茶。ここから少し登りになる。カンアオイがある。最近は葉を覚えたので、よく見かける。

9:50-55合流点 1000m。一休みする。風があり涼しい。鳥居をくぐり、最初の梯子を登ると旧道の分岐。旧道側は止めてある。新道は、昔の尾根道と、崩落した旧道の間を登る道で、以前は道とも言えない悪い踏み跡だったが今は整備された階段になっている。晋はすこし遅れる。辰の梯子から元の道に戻る。10:10御殿場方面が見えるが富士山は雲の中だ。その上があと 10分のベンチ。10:25山頂 1212m。10人くらいの登山者がいる、小屋は三角点の金太郎茶屋だけが開いていた。少し風があって涼しい。富士山は雲の中。芦ノ湖は良く見えた。

久し振りに満開のヤマユリ
山頂を一回りしてヤマユリを見る。沢山咲いている。花はみな元気だ。大満足。10:40矢倉沢峠方向へ下山開始。こちらもヤマユリが多いし咲き始めが多くて綺麗だ。香りも強い。11:00公時神社分岐 1050m。女性 4人が休憩中だった。ここは以前ヤマユリが群生していたが今は少ない。矢倉沢峠方向へ少し下って、岩のところはヤマユリが多い。1000mの平坦地の手前にトンボソウがあった。カキランを探しながら少し下の 980mまで行って戻る。ここまでにカキランは無かった。ギボウシ、ウツボグサ、ヤマホタルブクロなども咲いている。11:30分岐に戻り、公時神社へ向かう。

こちらもヤマユリが結構あった。万がカキランかなと言ったので見るとラン科ではなくてシュロソウ科のアオヤギソウだった。少し下ると植林地になる。11:50金時の宿り石に到着 840mくらい。手前にヤマユリが咲いていた。日影は少ないがここで昼食にする。風は、時々吹くと涼しいが、ほとんど無い。降りてくる人、登ってくる人が通る。この巨岩は昭和 6年 (1931) に突然割れたそうでネットには割れる前の写真もある。12:30出発。ここからは真っすぐに下る。県道を横切って下り 12:45公時神社。拝殿が開いていたので参拝。拝殿内に括り猿が吊るしてあるのは何故だろう?。国道に出ると暑い。1kmほどで仙石バス停に到着 13:05。小田原行のバスは 13:12だった。

バスはほぼ時間通りに来た。途中の渋滞もなく順調に走る。バスの乗客の半分以上はインバウンドの人達だ。小田原からは 14:15の急行に乗れた。早い時間なので、帰りの登山者はまだ乗っていない。新百合ヶ丘の多摩線ホームにはロマンスカーの新型車両が止まっており、臨時の団体電車みたいで、写真を撮る人が大勢いた。15:35帰宅。


ヤマユリがたくさん咲いていました。まだ咲き始めが多くて綺麗で新鮮で、よく香って、良かったです。カキランは見れませんでしたが、トンボソウとアオヤギソウを見ました。天気が不安定の予報でしたが、早めに下山したので問題ありませんでした。先週同様に暑い日でしたが、先週の体力が残っているのと、身体も先週で少し暑さに慣れたのでしょう、元気に歩けました。

朝は一本後の 5:45の電車でも良いのですが新百合の乗り換えが窮屈なので、早めに出ます。新百合から取り敢えず伊勢原行の各停に乗り、伊勢原で乗り換える時に、新松田での乗り換えに便利な場所に乗ります。新松田から御殿場線の乗り換えは 5分しかないので、なるべく階段に近いところで降りた方が良いのです。早朝の下り電車は朝帰りの人が結構いて、混んでいますので、伊勢原行の各停は座りやすいということもあります。