例によって、一番電車で出る。かなり寒い。朝食はおにぎり。三つ峠には 7:30 着。山行きは二人だけだった。富士急の電車の中で、万の靴紐を締めてやる。がっちり締めた。7:35 出発。山頂付近の水場は凍っているものと思ったほうが良い。林道を歩く。雪は少し残っている。8:50 達磨石。万は靴がまだ少しなじまず、この為脛のところが少し痛いみたい。少し靴紐閉めすぎたかと思う。
達磨石で残りのおにぎりを食べ、茶を飲んで、スパッツを着用する。スパッツも買ってから大分なるが、使うのは初めてだ。登りは思ったよりきつくない。雪も余り無い。調子よく登る。万は、靴がまだ硬く、足首が曲がらぬので、登りにくいと訴える。帰ったら、ミンクオイルを少し多めに塗ってやろう。すぐ右手に三つ峠から派生する別の尾根が見え、その端の 1550m ほどのピークを高さの目安にして着実に登る。
有名な三つ峠の岩場。
後には、御正体山がよく見える。左手が開けると、時々富士山が見える。これを今日見に来たのだと思う。右手に見える 1550m のピークの高さを越えた付近が八十八大師。岩場手前の水場はやはり凍結していた。三つ峠の岩には、今日は人影が無かった。万は思ったより岩場がスケールが大きいので、喜んでいた。富士見小屋前には 11:30 着。荷を置いて山頂へ。富士山が主役。その右手に南アの大パノラマ、手前に黒岳から、鬼ヶ岳の御坂山塊。八ガ岳は、頂上が雲に覆われていた。金峰方面も雲。しかし、今日は最高のパノラマだった。満足、万は大満足。