同じバスの人たちは我々が朝食している間に先に登って行ったが、すぐ後ろから 2人組が来て、早くてどんどん登って行ってしまった。尾根まで上がる道は段々と崩れてきて、わき道が出来ている。8:30石仏。8:50下の林道。9:00三角点 534m。フタリシズカの花が咲いている。植林地の枝打ちがされていて、下の方から鉄塔が見えた。9:10鉄塔。付近が刈り払いされて綺麗になっていて富士山が見えた。富士山の雪はだいぶ減っている。植林地は枝打ちされて明るい。9:15上の林道。林道わきのヤマツツジはこの高さではもう終わりかけだ。
びっくりするくらい大きいホソバナンテンショウ
9:20避難小屋。道志のキャンプ場で 2019年に行方不明になり、先日遺骨が発見された女の子の捜索尋ね人の看板が道標の柱に残っている。9:25三角点 698m。リフト跡を過ぎると防火帯の草原になる。キンポウゲ、ホソバテンナンショウがある。9:40-50神明水。今日は水がある。そばのホウノキの花が咲いている。この辺りまでくるとヤマツツジがちょうど盛りで綺麗だ。眺めながら登る。草原の脇にシダのようだが茶色で直立した植物があった。晋は、はじめ腐生植物の仲間かなと思ったが、K氏がシダ類でハナワラビじゃないかとのことだった。帰ってからいろいろ調べてみたら、やっぱりシダ類でゼンマイの胞子葉のようだった。ゼンマイは普通に見るが胞子葉は初めてだった。胞子葉の若芽は男ゼンマイと呼ばれて美味しくないらしい。さらに上がると高さ 120センチ位もある巨大なホソバテンナンショウがあった。ちょっとびっくりだ。
防火帯が終わると掘れた登山道になる。深くて歩きにくい。ヤマツツジが綺麗に咲いている。10:20明神水。こちらも今日は水が豊富だ。滝への下り口を過ぎて水平にトラバースし、10:45明星方面への分岐。登山道は掘れて歩きにくいのでわき道を上がり 10:50稜線の登山道に出た。右にすぐ山頂。7-8人休憩中。金時山は良く見えるがその横にある富士山は雲で見えない。山頂の写真だけ撮ってすぐ出る。
11:00明神の祠。以前は細道を入ったが、今は広く刈り払いされてすぐ下に見えるようになっている。土手の上をちょっと覗いてから進む。11:05奥の院分岐。ここから 1150m頂上に向けて上がっていく。頂上付近のヌタ場から右へ下る。バイケイソウやトリカブトが多い。万は真っ直ぐ下って行く。晋はもうすこし右寄りと思ったが、奥の院道方向への分岐があり、正しい方向とわかる 11:10。もし右寄りに下ったら奥の院道に出てしまうのだ。急坂になるとバ イ クが上がって来た跡がある。前回はバ イ ク跡は風化していたが、新しいバ イ ク跡がたくさんあり、非常に歩きにくくなっている。急斜面のバ イ ク跡はものすごく荒れるのだ。
初めはほぼ真北に下り、11:15少し緩むと東北東になり、11:20踏み跡が右に曲がって東寄りになる。付近のバイケイソウもトリカブトも 20日前に比べてずいぶん伸びて来た。ルートからすこし外れて右奥に行くと、そちらにもバ イ ク跡が上がっているようだ。あまり荒らさないで欲しい。
一息ついて 13:05真っ直ぐ下る。入り口だけは綺麗だけど、すぐ荒れた道になる。バ イ クが入りかけた跡があるが戻ったようだ。13:10鉄塔。藪っぽい踏み跡なので、尾根を外さないように下る。右下に林道が見え、林道が近づいたところで右に下り 13:20林道に出た。下の沢にある堰堤のすぐ上だ。作業林道を下り、堰堤の前を通ってしばらく沢沿いの作業林道を進み、右に曲がると作業林道の三叉路に出る。左の方で作業の音がしている。右に行くとすぐ大きく左に曲がって 2.5万図の林道に出た 13:25。2.5万図に実線で描いてある道だが悪い。13:35奥の院への車道に出た。
開祖廟、慧春尼堂に参って 13:35駐車場に到着した。K氏の車で開成駅まで送って貰った。おかげで早く 14:15開成駅到着。14;22に乗って帰る。15:35帰宅。