明神ヶ岳 830m尾根


9月に入っても用事があったり台風の影響があったりで、なかなか山行が出来ませんでした。今日は 1日中天気が良いそうなので、Kさんを誘って、830m尾根を登って明神ヶ岳に行くことにしました。Kさんは午後から用事があって 15:00には下山しなくてはいけないそうです。我々は、稜線に出て、矢倉沢峠方面に行く積りですが、調子次第では明神の方に行くかもしれません。日曜なので 830m尾根には、ひょっとしたら、バ イ クが入っているかもしれません。
日時: 2022年9月11日(曇のち晴れ)
晋 万 K氏
5:48発に乗る。まだ曇っているが晴れてくる予報だ。新百合に着くとちょうど新松田行き急行が入ってきたので走って乗った。予定は次の急行だったので 15分早くなった。8割がた座っていたがなんとか座れた。新松田からのバスは日曜なので本数が少なく、結局は予定通りの 7:05に乗った。今日は空気が澄んで富士山が綺麗に見えた。雪は全くない赤富士だ。関本でバスを待ちながら朝食を食べているとKさんが車で来て、乗せてもらって最乗寺へ行く。参拝者駐車場に停め、支度して 8:00出発。

奥の院への車道を上がる。慧春尼堂、祖師廟を過ぎて右へ林道を入る 8:05。このところ雨が多いので道は緩んでいる。林道が大きく右に曲がった先で左へ伐採林道に入る 8:15。堰堤前を通過して上がり、舗装の林道に出る 8:25。正面の尾根に上がって、尾根筋を左へ行く。鉄塔を過ぎて 8:45林道に出た。林道わきにヌルデの木があり虫こぶが付いている。虫こぶはコブシの実とすこし似ている。水を飲んで 8:50出発。

こんなのが走っているのだ
初めは平坦で 650m位から登りになる。しばし急坂で、上の方でブルブルという音がする。バ イ クかなと登っていくと居た。一番後ろの人が苦労していて、押して上がっているのを先行者が待っている様子なので我々は抜いて進む 9:05。急坂でバ イ ク跡が掘れた道を登り 9:20鹿柵。少し上がって右からの尾根を合わせると 830m、緩く上がって 850mの平坦尾根 9:30。登りにかかる手前の枯れ木の下にカエンタケがあった。最近増えている。10:00頃から最後の急な登りになる 1050mくらい。バ イ ク跡で掘れた道の左右を辿って登り 10:25 1150mに到着。短い藪を漕いで登山道に出た。今の時期はアザミが痛い。

矢倉沢峠方面に向かって下る。Kさんもまだ時間があるので火打石岳の肩まで一緒に行くことになった。正面に富士山と金時山。ずんずん下る。Kさんは早い。10:35沢の源頭の岩のところ。10:40北尾根入り口付近。10:55 平坦になって、北尾根からの水平道の出口付近だが大藪で全く分からなくなっている。左は宮城野林道への下り口。11:05火打石岳の肩。日陰に座って昼食にする。風が通って涼しい。11:50食事を終えて、我々は矢倉沢峠方向へ出発。Kさんは戻るので、ここで分かれた。

火打石岳を巻いて三角点への肩を越える 11:55。三角点への踏み跡も藪になって隠れていた。ここからは下り。5分ほどで平坦になりハコネザサの刈り払い道になる。軽い登り下りだ。富士山には雲が掛かってきた。12:25「明神ヶ岳 75分、矢倉沢峠 20分・金時山 60分」の道標のところから南へ、ハコネザサの刈り払い道に入った。別荘地に下る筈なのだがどんな道だろうか?

気になっていた登山道?
初めは背の高いハコネザサの切り開きを行く。そんなに歩かれてないようで、足元が少し緩いが、幅もあり、良い道だ。12:30ハコネザサが終わり植林地に出た。下の方に別荘が見える。道は右に向かい、右手下に別荘地の道路らしいのが見えた。道を無視して、真っ直ぐ下って行こうかとも思ったが、別荘に突き当たると入れない恐れがあるので、道に沿って行く。間伐材と枝払いの枝が道に積もって大変歩きにくい。やや窪んだところから道はどうやら真っ直ぐ下るが、どうにも歩きにくい。

左下の別荘の上にピンクのテープが見えたのでそちらに行ってみることにした 12:35。間伐材と枝払いの枝を越えて 5分ほどでピンクのテープの木に着いた。そこから先は沢筋になるが、沢へ下る道は無い。すぐ下は別荘だが、別荘に入り込むのも嫌なので、別荘の上辺に沿って右に戻る。5分で先ほど諦めた道の下方に着いた。すぐ下に綺麗な山道が左右にはしっていた。どちらも行けそうだが右に舗装道路らしいのがありそうなので右に行く。すぐ先で左下への踏み跡があり、入ると 5mくらいで別荘への取り付き道路に出た。下ると別荘地の道に出た 12:45。

別荘地の中は道がくねくねしていて分かりにくい。地図を頼りに下っていくと笹尾台別荘地案内板があった。地図と比べながら見ると、どうやらピンクテープの木があったのは少林寺会館の裏手で、そこから和田氏別荘の裏を通って案内板に青色で描いてある小沢の付近から名前のない別荘の取り付き道路に出たようだ。少林寺会館への取り付き道路は獣除けの電気柵できっちり塞いであったから、ピンクテープから無理やり別荘に入り込んだら電気柵を抜けるのに苦労したと思える。

仙石原小学校のすこし北側の道を下って国道に出ると、すぐ右が仙石バス停だった 13:10。小田原行きのバスは 13:27。少し時間があったので国道を歩き「品の木・箱根ハイランドホテル」のバス停まで行った 13:20。バスは 5分ほど遅れてきたが空いていてゆったり座れた。上塔ノ沢付近から湯本まで渋滞。日曜日の午後なので早めに下山して良かった。小田原には 14:25頃着いて、14:31の急行に乗れた。15:55帰宅。


830m尾根はバ イ クが入り、跡がひどいですが、好きな尾根です。最近は北尾根も林道からバ イ クが入り、跡がひどくなりました。バ イ クは山を痛めるので勘弁してほしいですね。ク〇ガ〇草はもう枯れてます。来年みれるかな?。矢倉沢峠への途中から別荘地への下りは、別荘地への降り口が良くないので駄目だということが分かったのが収穫でした。Kさんも元気そうで良かったです。Kさんは明神山頂まで行ってから、登ったルートを下ったそうですがバ イ クは最後の急登のところまで来ていて、やや険悪な感じになった由です。