明神ヶ岳・明星ヶ岳


ぼちぼち梅雨が近くなります。今日は夕方から天気は曇りになりにわか雨の予報です。明神のツツジはまだ咲いていると予想して明神を考えました。桧洞丸や尊仏の土平も考えましたが、ここのところ雨だったのでヒルがいるのではと思います。ヒルのいない明神方面に決定です。
日時: 2024年6月6日 (雲の多い晴)
晋 万
バスの関係で 5:00起床の予定だったが少し早く目が覚めたのでゆっくり準備できた。5:57に乗って出発。新百合乗り換えで、新松田 7:01着。西丹沢行のバスを待つ登山者が並んでいるが満員になるほどではない。我々は 7:08のバスで関本へ。関本 7:25着。道了尊行のバスは 7:50発なので、ベンチで朝食。大雄山線が着いたが、天気がいまいちなので登山者は 1名だけだった。バスに乗ったのは他に 1名の 4名のみだ。道了尊に向かうバス道のアジサイは咲き始めのようだ。8:00道了尊着。準備をして出発する。

駐車場への道を上がり、奥の院方向へ入り、その先で林道に入る 8:10。5月に下山したときは堰堤から下で伐採作業をしていたが日曜日だったので休みだった。今日は週日なので、伐採作業していたら通行が出来ないかもしれない。前の方からドンドンという音が聞こえるので心配しながら行く。8:20堰堤方向への伐採林道に入ると、今日は伐採作業は下の方で、堰堤までの間は伐採は終わっていて積み重ねてあった間伐材もほとんど搬出されていた。堰堤近くでは間伐材の下にあって見えなかった群落が見えていた。伐採林道のキャタピラー跡の柔らかい土の上にイノシシの足跡があった。

そろそろ終わりかなヤマツツジ
8:25堰堤から上がって林道に出た。横切って尾根に入る。尾根上の踏み跡は以前に比べてしっかりしてきた。8:45鉄塔。8:50林道。お茶を飲んで一息ついてから林道を横切って出発。緩い尾根をしばらく行き 650m辺りから急坂になる 9:00。9:20 800m付近で壊れた鹿柵がでてくる。上がると右からの尾根と会い 830m標高点付近になる。少し上がって850m お茶を飲んで休憩 9:25-30。鹿の鳴き声が聞こえるが姿は見えない。この付近からトリカブトが多い。9:40 900m超えたあたりからヤマツツジが出てくる。盛りは過ぎているがまだまだ蕾がある木もあったりする。登山道に花びらが落ちてるのもある。良かった今年も見ることが出来た。

940m付近から登りになる。鹿の警戒声が近い。ウツギは終わっていて地面に花が落ちている。1000mを越えるとバイケイソウが出てきた。結構枯れている。9:55山クは花が終わって種になっていた。10:05 1010m付近。杭のところから付近を捜す。トリカブト、バイケイソウが多く、草は全く姿が見えない。今年はもう終わったのかな?。葉くらいは残っていても良い筈だが影も形もない。心配だ。10:15諦めて出発。

1100m付近から薄いガスが出てくるがすぐに終わる。左に行って 10:35奥の院道に出る。入口のスズランテープは外してしまおうと思ったが固く縛ってあって外せなかった。久し振りに明神ヶ岳に行ってみることにする。10:40花のところ。登山道の横は堀盗られているが藪の中に葉が残っていた。写真を撮るためだろうが周囲の藪を刈っているのはよろしくない。10:45-50明神山頂。1人登山者がいる。景色は見えない。登山者と少し話すと、その人は小学 3年以来 50年ぶりに登ってきたそうだ。ここからどちらに行くか考え、明星まで行き、宮城野橋に下山することにして出発。

11:00矢佐芝分岐。登ってくる人が多いので、宮城野方面からかな?。下りになって 11:10市境尾根分岐。ぐんぐん下る。筋肉ムキムキの外国人の男が 2人、上半身裸で登ってきた。「暑いの?」と聞くと「暑いです」と言ってた。下って平坦になったところが宮城野分岐。外国人の女性が 2人休憩中。さっきのムキムキマン達と仲間かな?。ここからは緩い上り下りになる。学校林を過ぎて 11:45和留沢分岐。和留沢方面は刈り払いされていた。お茶。11:55平坦になり明星ヶ岳山頂の西端に着いた。この付近にはヤマボウシがあるのだがまだ咲いていなかった。宮城野への下り口を過ぎ、三角点 924m を確認して、12:00山名説明板。少し戻って平坦なところで昼食にする。小さいハエが多くて煩わしい。最後は立って食べた。晋は靴下の下 2か所、ダニにやられて痒い。

大文字の一番上
山頂では登ってきた2人づれと、単独者と、走る人にあう。12:45出発。下り始めの植林地の中は根がはって歩きにくい。12:55大文字の一番上。少し下が大文字の横棒のところで、ここからは大文字の様子が分かる。あとは下るだけ。13:25林道に出た。ずんずん下る。日テレの寮があったはずと思ったが道が違うのかな?無かった。13:35宮城野橋バス停。バスは13:41。5分ほど遅れて来た。席は 3つ空いていたので離れたが座れて良かった。下りは渋滞もなく快調。箱根湯本でだいぶ降りたので一番前まで行って座る。途中車いすの人が乗ってきた。バスの入口がスロープになる。初めてみた。小田原駅まで行って、小田原 14:35の新宿行に乗れた。15:55帰宅。

10日振りの山行でしたが、身体が軽かったです。明神から明星は、天気が良かったら登山者が多い稜線ですが、人も少なく静かな山行でした。曇りだったので、汗はかきましたがばてることもなく歩けました。宮城野橋からのバスは時間が早いのか、渋滞もなくスムーズに走りました。バスの乗客の半分以上はインバウンドの人達でした。
登った尾根に、最近、煩雑なほどに沢山のテープを付けた人がいますが、賛成できません。尾根の分岐点とか、曲がり角とか、注意のいるところだけなら付けても良いですが、10mおきにつけるようなことは止めてほしい。この尾根でテープを付けた方が良い場所は数か所だけです。最近は、とにかくテープをつけたがる人がいて困るのです。基本的にはテープが無くても歩ける人、テープは信用しないで参考にする程度の人が尾根に入ってほしいので、取り付きのテープは特に良くないと思います。