駐車場の方に上がり、上の駐車場のところから奥の院の方へ入る。すぐの曲がり角から山道に入り、尾根に出て、上がって林道と合流 8:15。倒木の多い林道を行き、へヤピンカーブした 30m先から左の伐採林道へ入る。伐採した木でつぶされていなかったら、右側に群落がある筈なので、注意しながら進む。堰堤に出る少し手前にエの群落が見付かった。咲いているのが見える 8:30。よかった。つぶされていなかった。そこから緩い坂を 30m程上がって、下ると堰堤。上がって林道を横切り、尾根に上がる 8:35。メモしようとしてシャープペンシルを落とし、探すが見付からず、あきらめて進む。遠目に花が咲いているように見える木があるが近づくとシロダモの新芽だ。植林地内のあちこちに結構多い。8:55鉄塔。9:00林道。鉄塔から林道までは以前より随分歩きやすくなっている。ここを通る人が増えたんだ。
10:00登りになってくる。1000m付近からバイケイソウが多くなる。少し上がって 1020m付近から花を探して道の左右を少し入って探すが無い。10:25 1050m付近の赤頭杭と石標のところ。以前は付近に群落があったのだが探しても無い。一昨年は沢山あって咲いた花もあった。去年はかなり減っていたが小さい株がまだ数株あった。今年は全くない。掘られた様子はないから、人ではないだろう。鹿だろうね。この先からはバ跡が水流で掘れた歩きにくい急坂を上がって行く。下る時には下り始めの目印になるヤは、まだ小さくて花は先だ。ハコネシロカネソウの小さい花がある。更に少し上がると、登山道に出る前に雌鹿がいた。我々を見ても恐れる風もなく、耳だけ我々の方を向けていたが、その内座り込んでしまった。最近はバイケイソウ、トリカブトなど鹿の食わない草ばかりが増えている。こんな状態なら、クが無くなるのも仕方が無いね。ヌタ場を過ぎ、10:50登山道に出た。
すこしガスがかかっていて、富士山も箱根の山々も見えない。金時山は見えるが頂上付近が雲だ。明神山頂は薄いガスがかかっている。山頂に向かう。明神から金時に向かう人達にすれ違う。山頂の手前、左下にある祠は周囲が刈り払いされ、綺麗になって、昔の雰囲気が無くなっていた。良いことなのかどうか分からない。心配していた花は元気で良かった。登山道の傍は人に掘り盗られてしまったようだが、盗りにくい笹の中は残っていて蕾のついた株があった。鹿が来ませんようにと祈るだけだ。山頂手前にはエンレイソウがあった。11:05明神ヶ岳到着。さすがに休日の為人がいっぱいだ。同じバスに乗っていた 3人組も昼食中だった。薄いガスで景色は見えないので、山頂の写真だけ撮ってすぐに出発。
何処で間違ったかと気を付けながら下る。芝5という道標を過ぎ、古い鹿柵の脇を過ぎ、460m付近で右寄りに踏み跡がある。1月には、どうやら、これを入ったようだ。登山道ははっきりしているし、何故これに入ったのかよくわからないが、下に林道が見えるのでこの踏み跡で行けるし楽そうだと思ったのだろう。確かに踏み跡は林道まで続いていた。登山道はここからトラバース気味に行って尾根を替える。最後は階段を下りて 13:25登山口着。綺麗な登山道なので間違ったのは不思議だ。
登山口の水場で水を汲んで 13:30出発。すぐにゲート。1台車が停まっている。登って来た人の車かな?。二宮金次郎の腰掛石、三ツ又小楢、矢穴石と通過する。和留沢林道との十字路 13:50。直進する。道端にキンランが一株あった。13:55矢佐芝公民館。その手前で、ゲートに停まっていた車が追い抜いて行った。山頂手前ですれ違った人が乗っていた。14:00金次郎の像のある交差点。直進。その先の右にシラユキゲシが群生していた。繁殖力の強い帰化植物なのでやや問題かな?。少し上がって、ミカン畑を過ぎ、下って変電所に突き当たり右へ、三叉路で左折。アメ車のある家を過ぎ、14:30老人ホーム。少し先が紀伊国屋。県道に出て右へ行き、14:40沼田の信号で左折。狩川を渡って小田原市に入る。クリエイトでトイレ。新屋の信号を直進。仙了川を渡り、ビーバートザンの先で左に入る。道なりに 15:00富水駅着。
次の電車は 15:07だ。各停町田行だが結構乗っている。もしかして新松田から急行になるのかな?。予想通り急行になった。安心して、車内で COFFEEを飲みどら焼きを食べる。渋沢、秦野、伊勢原からも、乗ってくる登山者はまだ少ない。相模大野で乗り換え、新百合 16:13着。多摩線に乗り換えて 16:25帰宅。万は駅前で買い物をしてから帰宅。まあまあの時間に帰宅出来た。