少し暑くなってきたのでシャツを脱ぐ。9:50 林道。この林道はダート。10:05鉄塔。右手に富士山が頭を出しているのが見える。10:10 足柄林道。10:15 見晴小屋。10:25 リフト施設の跡を過ぎて植林地を抜ける。明るい防火帯に出てリフト跡の鉄塔を過ぎると神明水 10:30。昨日K氏はここから下って探索したのだ。水を一口飲んで上へ。この辺り、防火帯なので明るい。振り向くと江ノ島から房総までよく見える。気持ちよい。10:40 次の鉄塔。三番目の鉄塔はすぐ。10:50 四番目の鉄塔。振り向くと大山が正面。前方に話し声が聞こえた。先行者がいるんだ。
その先で雑木林の道になった。11:00先行者(二人組み)を抜く。11:05 明神水。今日の探索目的地。どこから手をつけようかと考えている内に、さっき抜いた二人組みが通り過ぎて行った。「踏み跡を入れば有った」という情報なので、まず、踏み跡を探しながら、登山道を少し先まで、行ったり来たりしてみたが、踏み跡は無い。考えてみれば、「踏み跡を入れば有った」と言っても随分昔の話だから、無いのが当たり前で、有るかもしれないと思ったほうが間違い。でも、ここに着くまでは踏み跡さえ見つかればチョンチョンと分かると考えていたのだから、甘かった。
明神水の所は沢と言える場所じゃないので、まずは、"明神水の少し手前の沢"(最乗寺よりを手前とする)を探してみることにした。登山道から上は二股。左は枝沢で右が大きいので右沢を登る、11:10。沢は荒れていて登りにくい。水は少ない。左右を見ながら、それらしい大きな岩はないかと登る。11:30 沢がナメ状になったところまで登ったが、沢の詰めに近くなり、大岩はありそうでないので戻る。帰り、右上に岩があったので上がってみたら炭焼き窯の跡があった。こんなところまで炭焼きがあったのだと一寸びっくり。昭和30年頃までは此処まで道があった筈。ここが、左股の源流のようだった。11:45 登山道まで戻って昼食。食事終わり頃、若いアベック二人連れが登って行った。12:15昼食終わり、探索再開。どこを探ろうかと少し行ったり来たり。先ほどの左股は省略。"明神水の向こうの沢"を下ってみることにした。12:25下り易すそうな所から入って沢へ降りる。上からも沢筋に岩がいくつかあるのが見えた。側面が割れて平らで字が彫れそうな岩もあったので近寄って確認するが、無い。"明神水手前の沢"との合流点から少し下の平らなところまで下って 12:45戻る。帰りは合流点から"明神水手前の沢"の方を上がり、13:00登山道に戻った。戻って、また"明神水向こうの沢"に行ってみると上からみえる岩で見ていない岩があったのでもう一度そこまで降りてみたが、やっぱり無い。
"明神水向こうの沢"の登山道から上側には大きな岩があるので、登ってみた。30M位で岩が壁になって塞いでいる。その岩にも無い。明神水のそばは諦めて、明神ヶ岳の方向に少し進むと登山道が西へ曲がる。南側に下ったら沢だが、登山道をそのまま進んで、"南側の沢"の源頭を登山道が横切るところまで行き、そこから沢を下ることにした、13:25。少し下ると沢がちょっとゴルジュ状に狭くなり岩がある。斜面を巻いてゴルジュ状の下に出てさらにその少し下まで探り、ゴルジュ状の間を登って戻る。13:45登山道まで戻った。今回はこれで探索は終わりにする。とりあえず様子が分かったので次回はもう少し範囲を広げて探って見よう。明神ヶ岳に向かう。13:50 明星/明神分岐。14:00山頂。女の人が二人休憩中。富士山がきれい。南アルプスも良く見える。少し右手に八ヶ岳らしいのも見えた。14:10戻る。もう一度踏み跡がないか見ながら帰るので、登ってきた道を戻ることにした。明星/明神分岐から沢へ下る踏み跡みたいのがあったがどうやらすぐ消えるようだ。14:20 さっき下った"明神水向こうの沢"の石を上から撮る。すぐ明神水。下って 14:40 神明水の少し上、三番目の鉄塔の少し上に北への踏み跡あり。14:45 神明水のすぐ上にも北側に黄色テープの踏み跡らしいのがあった。14:55 リフトの機械の跡。15:00小屋。15:05 足柄林道。すぐ鉄塔。富士山はもうぼんやりしていた。
15:15下の林道。右で伐採の音がしていた。15:25石仏。すぐ寺と右岸道の分岐。帰りはセメント階段の右岸道を下った。15:35バス停。15:48のバスに乗った。関本で乗り換え。新松田までのバスから見えた松田山は河津桜が満開でピンクに染まっていた。