明神北尾根-その2


先月Kさんと行った明神北尾根です。万も行きたいと言うのでいよいよもう一回行く事にしました。前回つぼみだった花はもう終わっていると思いますが、咲残りがあるかもしれません。Kさんに教わった滝も行ってみたいと思っています。たまたま昨日Kさんから電話があり、彼は30日に友人を連れて、北尾根に行くそうです。一か月違うと山はどんなかな?楽しみです。
日時 2017年5月29日
晋 万
今日は万と行く。Kさんは明日友人を案内して行くそうだ。残念ながら一日ずれた。6:13に乗って出る。朝はうす曇りだったが段々天気は良くなってきた。7:22のバスで新松田から関本へ。関本で8:05の矢倉沢行のバスを待つ間に朝食。8:05のバスは内山経由。もう6月に近いので晴れているが靄っている。8:25矢倉沢で下車。靴を絞めて8:30出発。前方に今日登る尾根が大きい。バス停から下って関下橋を渡る。今日は近道しないで舗装路をそのまま上がっていく。

ここから山道になる
8:45近道から来る経路と会う。8:50出作り小屋。ここから舗装の無い道。8:55林道に出て右へ。突き当たってT字路になり、そのまま真っすぐに山道に入る。良い道を快調に登っていく。綺麗な植林地だ。鉄塔のすこし下の[7 2]の番号の看板のところにキンランが咲いていた。9:15鉄塔。富士山はやや靄っているが良く見える。9:20[8 1]の番号の横に前回見つからなかった 566.5mの三等三角点があった。ネットで調べたとおりだった。ネットの写真では土がえぐれていて倒れそうだったが、今はしっかりと埋まっている。

少し上がると左がアブラチャンの林になる。また植林になって、9:45左へ行くようにテープのある分岐は今日はまっすぐに上がった。左に行っても道が溝になっていて歩きにくかったが、真っ直ぐ上がっても似たようなものだった。9:50先ほど左に分かれた道と合流、高度は約700mのところだ。ここは下りの時は注意する必要がある。9:55 750m付近。エ○○があった。そこから上は又アブラチャンの林。先月は明るい林だったが、今は葉が出ているので薄暗い感じ。780mくらいの平坦地になるとヤマツツジが綺麗だ。サンショウが沢山ある。

10:05 825m。二等三角点。葉が茂ったので富士山は全く見えない。ウグイスが盛んに鳴く。ヤマボウシがある。カマツカも咲いていた。一息ついて 10:10出る。ここから少し下る。途中で右に金時山と富士山が葉の間から見える。下ってからの登りは50mくらいだが、この尾根では初の急登だ。ここでもウグイスが鳴く。ヤマツツジが盛り。平坦になって少し行くと左から来る道と会う。10:30左方遥か彼方に明神が見える。万は「箱根の外輪山?」と聞くので「明神。あそこまでいく」というと「エー」。

10:40頃から箱根笹が出て来る。背丈を越え 2mくらい。道はしっかりあって問題ない。でも一か月前に比べると笹が元気だ。10分ほどで 858mへの軽い登りにかかると先月は蕾だった花が、終わって、種になっていた。つぼみは見た、種は見た。花は見てない、残念。葉にヒロオビトンボエダシャク蛾の幼虫がいた。10:50 858m。ここから林道までも藪の道だ。この付近が一番分かりにくい。5分程で林道に出た。赤テープが一つだけぶら下がっている。

金時山と富士山
林道を横切り真っすぐ上がって右へ行く。先月間違って行った左の道は草に埋もれていた。少し上がって振り返ると富士山。さらに少し上がって 11:05一段上の平坦地。ここからも金時と富士山が良く見える。富士山は雪が少なくなっている。金時よりも富士山が低くみえる。少し上がって岩のゴロゴロしたところを越え、11:10ガレ場を過ぎる。その上はヤマツツジのトンネルだ。すぐ上で左からの踏み跡。さらに上で右への踏み跡を分ける。箱根笹の切り開きは 11:20平坦になる、980m。左への薄い踏み跡がある。左へ曲がって少し行くと大涌谷が良く見える。少し登りになり、振り返ると富士山。金時よりも富士山が高くなった。急坂を歩いている時、左にエ○○蘭が沢山咲いていた。可愛い。ホットする。

1000m付近のガレ場で昼食とも思ったがまだ登るので、休まずさらに登る。1020m辺りから平坦、11:30。金時と富士山が近づいて、富士山がだいぶ上になった。1070m付近で左へ分ける踏み跡あり、11:40。さらに緩く登ると 1080mくらいで左寄りになる。2.5万では右に下る道がある筈だが見当たらない。その先、踏み跡があやふやになったところを右に行くと、草刈りの刃が木に掛かっているところを過ぎて、11:45水源の森林の杭のところで登山道に出た。テープが沢山ある。

11:50先月文字石があるかと探したガレ場の上で昼食にする、1100m。今日はしっかり汗をかいたのでシャツが濡れていてタオルを入れると気持ちが良い。金時と明神の縦走路なので時々人が通る。12:30出る。アマドコロが咲いているが背が低いので一本に一輪。12:40奥の院道分岐。前方を見るとPさんがいる。アレー!こんなところで会うとはね。奥の院から上がってきて明神山頂でお昼の予定だそうだ。女の人と一緒だった。Kさんの友人だと言って名前を言うと以前会ったことがあるという。積み立て山岳会の飲み会に飛び入りした時に会ったことのあるTさんだった。

団体が食事中
一緒に山頂に向かう。少し行って明神の祠に寄る、12:45。ネットに、ここに三角点があるとの情報があったので確かめたのだが、やっぱり無かった。Pさんは、祠は初めてだそうで喜んでいた。登山道に戻り山頂に向かうと、少し明神寄りの登山道わきに花が咲いていた。感激。はじめ晋はエンレイソウだと思い、もう花は終わってるなぁと思いながら見たのだった。四人で大喜び。Pさん50枚くらいも写真撮ったのじゃないかな。

12:55山頂に着くと大団体が食事中。賑やかなのでびっくりした。山名柱の所で四人の写真を撮ってもらって、Pさん達はここで昼食。我々は滝を見に行く。南に少し行って滑りやすい急坂を下り、明星分岐から最明寺に向かう。200mほど行って左側にヒノキのあるところで右に入る、13:05。膝丈の笹を分けて、少し戻り気味に尾根に乗る。道は無いが獣道かな人の踏み跡かなと迷うような道がある。膝丈の笹があったりなかったり。先月よりも藪が少しだが濃い。13:15尾根分岐は右へ。13:25左下にヌタ場のある平坦地。13:30尾根を横切る仕事道に出た。高さは770-80mくらい。ここから左(北)へ仕事道を辿る。

こんなところに三角点
晋、足が攣るのでちょっとゆっくり行く。13:40滝上に着いた。リュックを置いて下る。今日は右側の滝は涸れていた。左の滝の水量もやや少ないが苔のあるきれいな滝だ。13:45戻って仕事道を進む。14:00尾根に突き当たったところで先月はまっすぐ上がったが今日は道なりにちゃんと進む。結局は同じで、沢の源頭を回って行くと14:05鉄塔の所で登山道の火の用心のところに出た。高さは870-880mくらいだ。

ここからは登山道を下って14:20神明水。全く水なし。ここの水がないのは珍しい。傍らにホオノキがあり花が咲いていた。さすがに800m近くでは遅い。ミズキも咲いていた。14:30登山道の曲がり角の所で三等三角点。14:35避難小屋。14:40林道に出た。14:45鉄塔。コゴメウツギの小さな白い花が咲いている。下っていくと登山道はえぐれて滑るので脇道に入ったら四等三角点534.3m 14:50。これは想定外だったので良かった。15:00下の林道。15:10石仏。15:20道了尊バス停に着いた。バスは15:24。ちょうどだった。バスの中でシャツを替えてすっきり。バスは10分で関本に着く。15:45のバスに乗り新松田へ。16:09発に乗り 17:30帰宅。


一か月ぶりの北尾根でした。すこし緑が濃くなって、下草も増えていました。長いが良い道で、万と行けて良かったです。800mから上ではヤマツツジが満開で綺麗でした。他にもエ○○などの花があり良かったです。奥ノ院登山口分岐の先でPさんと会ったのにはびっくりでした。下りには滝にも行けました。天気も良く、良い山行でした。明神付近からは富士山は雲に隠れて見えなくなりました。翌30日には、先月一緒に行ったKさんも友人と北尾根を登ったそうです。