バス停前から下り、関下橋を渡る。渡ったところに現役の炭窯があった。上がって行くと茶摘みの時期で農家の人達が集まって茶摘みの準備中。矢倉岳が大きく見える。オオデマリが満開。一段上の茶畑では機械で茶摘み中。8:50最後の茶畑。林の中を少し進み、右によく手入れされた植林地が出てくると、左へ入って林道に出る。右に上がるとすぐに林道三叉路に突き当り、北尾根登山口 9:00。電柱に書いてある字はやっぱり読めないね。
鉄塔のそばから富士山が見える
休まず進む。ピョーと鳴き声がして鹿が数頭、斜面を走っていった。フタリシズカが咲いている。緑のテンナンショウもきれいだ。9:20鉄塔。西方向を見ると正面に富士山が見え、右に矢倉岳が大きい。9:30 566.5m三角点。8-1という看板の右にある。9:45アブラチャンの林。右手に植林の間から富士山の頭が見える。9:52植林地を登る右ルートと左ルートの分岐。道はどちらもあまりよくない。今日は右を上がる。10:00合流(下りの時は真っすぐ下ってしまうだろうと思うが、左へ曲がる所に注意がいる)。
10:05 またアブラチャンの林になる。しばらく平坦を進み、ゆるく登って 10:15 825m。二等三角点。三角点から籔をすかして見ると北東の尾根にもテープ印があり、林道に下るルートがありそうだ。825mからはひざ丈の笹道を 5分ほど下る。右に木の間から金時山と富士山が見える。825mを過ぎるとテープが多い。多過ぎてうるさい。この 1/3 でも多すぎと思うくらいだ。登りは短いが急だ。平坦になって少し下ると良い道に会う 10:35。左はどこに行くのかな?。右に進む。左側に木の間から明神が遠くに大きく見える。あそこまで行くのだ。10:50クマザサになる。1-2分で終り、すぐ又笹。今度はハコネザサ。
しばらくハコネザサの刈払いの道を行く。10:55 858mの手前。咲いている。沢山ある。きれいな、清楚な花だ。まだ咲き始めで、花は元気だ。よかった。行きつ戻りつ、写真をたくさん撮った。少し上がると 858m。ここにも少しあるが、ここで一応は終り。お茶を飲んで出発 11:05。ハコネザサの中を進んで 11:15林道に出た。渡って反対側を上がり、すぐ右へ。道は左の方が刈払いしてあって良く見えるが、ここは藪のある右へ行く。
登山者が結構通るので、三人組をやり過ごして、誰もいない隙に登山道に出た 12:00。登山道沿いの籔の中にもあったが、つぼみも無かった。アブラチャンがあって、この高さではまだ花がある。ミツバツツジは蕾の方が花よりも多い。少し行って 1100mのところ。北が開けていて座るに良い岩もあるのでここで食事と思っていたが、休んでいる人がいたので先に進む。お腹が空いてきたので、12:15-55 登山道の脇で草の上に座って昼食にした。気持ちが良い。正面に大涌谷が見える。平日だが我々と同じ年代の登山者が、食事中も通る。暑いくらいだが時々雲も出るので助かる。
明神の頂上まで行くことにして出発。すぐ奥之院分岐。進んで明神祠入り口のところ。すぐ下の明神祠では山仕事の人達が 10人くらい、にぎやかに食事中だった。花の葉は 20cmくらいまで伸びていて、一株だけはつぼみが付いていた。尾根筋にはエンレイソウが多い。13:10 明神ヶ岳山頂到着。沢山の人が休憩中だった。大きな団体はいない。明神からは富士山と金時がほぼ縦一直線で、富士山は金時よりもずっと高く見える。奥之院に下ることにして、写真だけ撮ってすぐに出る。道端をよく見るとツクバネソウも沢山ある。エンレイソウはもう花は終わって種だが、ツクバネソウは咲いている。だけど地味な花だ。ホソバテンナンショウの芽が出ていた。茶色の皮を被っていて、筍みたいに見える。
13:25奥之院分岐。林の中にはバイケイソウが沢山ある。下り始めは溝状に深く切れ込んだ道で、木の根も出て歩きにくいが、少し下ると良い道になる。14:00左へ分岐がある。沢へ降りて行く踏み跡だろうか?14:15林道。14:20鉄塔。ミズキが咲いている。14:30奥の院に出た。道標には奥の院 10分とあるが、実はすぐそこだ。バスは 14:48なのでちょっと急ぐ。長い階段を下ると上がってくる人たちがハアハア言っている。
奥の院からバス停までは結構遠い。急いで下って、何とか 14:45過ぎにバス停に着いた。丁度バスが来たところだった。バスはすぐに出て 15:00関本に到着。新松田行のバスも 15:00発で乗り込むとすぐに出た。15:20ころ新松田着。15:27に乗る。16:40帰宅。