明神北尾根


今週は天気が良いという予報なのでK氏に声をかけてみたら月曜が良いとのことでした。K氏のホームグラウンドの明神ヶ岳付近か、丹沢かと思いましたが、丹沢はやっぱり人が多いです。我々は明神北尾根に秋に行ったことがないので、明神の北尾根に決定しました。
日時: 2020年10月26日(曇)
晋 万 K氏
久し振りの明神へ北尾根から行く。北尾根は秋は初めてだ。予定より一本早く 5:58に乗って出発。もう日の出の時間だ。少し雲が多いが晴れになる予報だ。7:08新松田からのバスに乗る。7:30関本。バス停で日が当たる場所に座って朝食のおにぎり。7:50の道了尊行きのバスには登山者が 2名乗って行った。8:00頃にK氏が到着。8:05のバスで内山経由矢倉沢へ向かう。8:30矢倉沢で下車。準備して、すぐに出発する。

鉄塔から富士山が綺麗
県道から下って関下橋を渡り、茶畑の間の道を上がっていく。8:55一番上の茶畑。ここから山道。9:00林道に出て右へ行き林道の三叉路から真っすぐ上がる。いつもながら此処の電柱に書いてある文字は、「ようこそ○○山」と書いてあるようだが、山名が読めない。登っていくとトリカブトの花が咲いている。9:20-25 鉄塔。富士山が良く見えた。9:30三角点 566.5m。9:45 アブラチャンの林になる 630m付近。9:55 680mくらいから植林地の登りになるところで左の尾根を行くルートと直登ルートが分岐する。以前は一旦左の尾根に出てから上がるようにテープがあったのだが今は左へのテープは無く、直登する。5分ほどで合流する。下りにはちょっと注意が要った場所だったが今は左の尾根(下りでは右)を通る踏み跡が藪になってしまったので間違えないだろう。

10:05 790mくらいで、またアブラチャンの林になる。左の奥に橙色のテープが見えた。東北東に下り 570m標高点を越えて林道に下りるルートだろうと思う。我々は紫色のスズランテープに沿って行っている。しばらく平坦なアブラチャンの林を進み、最後は少し登って 10:15 825m、二等三角点。入道岳と言うらしい。登り口から続いていたバ イ クの跡はここまで来ている。5分休憩して 10:20出発。ここからはピンクのテープがやたらに多い。5-10mおきにある。今度来るときにはゴミ袋と鋏を持ってきて三分の一くらいに減らしてしまいたい。

下る途中から金時山がよく見える。5分ほど下って 780mの鞍部から登る。登りにはロープがある。7−8分登って水平になり、少し行くと左への分岐がある 10:30。多分、林道に下れるのだろう。その先、以前にはエ○○が群生していたところは掘り取られてしまっていた。平坦な尾根を少し進み、右寄りにハコネザサの藪を通る。左に曲がって少し下り 10:55 850mへの登り。上がって、平坦な尾根を少しすすみ、858mの手前からは少し藪になる。858mへは、以前は尾根の左へ一旦降りていたのだけど、今は尾根伝いに刈払いがしてあった。籔道をテープに従って進み 11:00林道に出た。

林道に出た正面を登るのだがススキの大藪。道形が分からないほどだ。林道からススキをかき分けて上がって、すぐ右に行き、2分で藪を抜けた。大藪になっているので、知らなかったら左へ引き込まれてしまうところだ。上がって平坦地になり、振り返ると金時山がよく見えるが富士山は雲の中。トリカブトは相変わらず多い。リンドウが出てきた。11:10 ガレ場。ここで昼食とも思ったがもう少し進むことにする。

11:15 右への分岐がある。これを行けば、980m付近から北西へ伸びる尾根に出て、林道に下るのだろうと思う。クマザサの籔を漕いで登る。11:20 980m付近で平坦になり藪はハコネザサに変わった。前も見えない籔。平坦な籔道は左へ曲がる。右から尾根が来る辺りだが全く不明。進んで、藪が終わり、ガレのふちを上がる。リンドウが多い。上がりきると 1000m付近。はっきりした踏み跡になった。さらに緩く上がって 1040m付近で昼食にする 11:30。大涌谷が良く見えて、噴煙が上がっている。金時山と富士山が良く見えた。回りの笹の間にはリンドウ、アザミ、トリカブト。曇って、日は出ないが、風が無く、気温も 16−7度はあるので、寒くない。

12:15出発。すぐ背丈の笹道になるが問題ない。12:25登山道に出た。紫テープについていったら、いつもの出口よりも少し上だった。すこし上がって岩のある沢の源頭から丹沢方面が良く見え、そちらは晴れているみたいだが、ここは日が出ない。登山者は少ないが、そこそこ出会う。12:35奥の院分岐。12:45山頂。十人くらいいた。小学生もいた。週末にはあちこちで運動会だったから代休かな?。休まず通過。小田原方面が良く見える下り口にマツムシソウが咲いていた。リュウノウギクの白い花も多い。

滑りやすい道を下って、12:55 明星方面分岐。最乗寺方向へ向かい、3分ほどで右の尾根へ入る。倒れた石標があるところだ。膝上丈の笹の斜面を下る。踏み跡は薄く、あったりなかったりだ。トリカブト、ミヤマシキミ。紅葉が始まっているが日が当たってないので残念。980mくらいで、K氏の付けたテープのところで、右寄りに入るべきところを、左寄りに入ってしまう。どうやら予定の尾根の一本北の尾根に入った。結構急なところもある尾根で、注意して下る。K氏は間違えたと分かってから、やや焦った様子で、先を偵察しながら先行する。作業道に出ることはわかっていたが、右下に水のある沢が見えるので、下り口が少し心配だった。急だがあまり問題なく下って、800mのところで滝の落ち口の上を通る作業道に出た 13:30。右下に見えた沢が滝のある沢だと分った。

右にすぐ滝の落ち口を渡り、左に行く。落ち口のところは作業道が荒れている。滝が見える所に荷物を置き、下って滝の近くに行った。滝の下は、広々したところだったが、去年の大雨で上から岩が落ちてきたようで、岩のデブリになっていた。普通は岩が落ちてくると滝が半分くらい岩で埋まってしまうのだが、デブリは滝から少し離れていて、滝は埋まってない。水の力はすごいね。

あまり歩かれてない作業道
13:40出る。滝の落ち口に戻って作業道を北に行くと登山道に出るのだが、今日は南に行き林道に向かう。我々は初めての道だが、K氏は滝にくると林道に出るそうだ。5分ほどで本来下って来る筈だったところを過ぎる。K氏の付けた印がある。作業道は、やや荒れ気味のところもあるがまずます。山火事注意の看板を過ぎてすこし行った小さい涸れ沢のところから沢沿いに下る 13:50。5分ほどで左からくる作業道にでた。山火事注意の看板から下って来る道らしいが、看板付近が大藪で歩きにくいそうだ。植林地の中を下って行く。林道近くまで下ると、左に上がって行く仕事道があったりする。14:05 林道に出た。梶ヶ沢の左岸、梅の木橋のところだった。軽トラが三台ほど停めてあった。

左に行き 14:10 梶ヶ沢支流のホウノ木橋を渡るとゲート。出ると三叉路で、左へ行くと、すぐゲート。この三叉路までは車で来れるのでK氏は、普段、ここに車を停めるそうだ。しばらくは林道歩き。14:30 最乗寺からの登山道のところに到着。ここから下る。14:35 鉄塔。14:40 三角点 534.3m。14:50 下の林道。15:00 石仏。階段から座禅石に下る。15:10 バス停に到着。バスは 15:24で、丁度良かった。関本(伊豆箱根バスのバス停名は大雄山)でK氏と別れ、15:45のバスで新松田へ。新松田 16:07発に乗れた。帰宅時間で学生が多い。17:20帰宅。


晴れと言う予報にも係わらず、今日も、一日中、高曇で、日差しは殆どありませんでした。でも雨の心配は無かったし、風が無く、寒くも無かったので、まずまずでした。日が当たらないと紅葉が地味になってしまうので、そこはちょっと残念でした。午前中は富士山が良く見えました。久し振りに富士山を見て良かったです。まだ雪は少ないですね。花はトリカブト、リンドウが多かったです。マツムシソウも見ました。このところ晴の予報で山に行きますが、残念ながら晴れたことがないです。滝のところの仕事道は、年々細くなっている感じです。