鳥手山


ここのところ天気が悪いです。今日は晴の予報でしたが曇りです。この山は、冬用に置いていたのですが、曇りだし軽い山というので行く事にしました。
日時 2009年 6月 3日(曇)
晋 万
5:40 黒川発で出発。新松田で御殿場線の松田駅の乗換えが 5分で、急いで行く。谷峨駅には 7:05着。他に登山者 4名下車した。タクシーが待っていて、それに乗って行った。我々は、駅でお握りの朝食。7:25出発する。山北方向に少し行き、一休食堂の前を通過して、二ノ倉開発へ入る道の左側の山道を入る。植林地の中の作業道だ。アオキが沢山。

ここから登ります
10分で東名の鳥手山トンネルの場所。古い林道があり、ここから舗装路になる。少し上で、舗装路は右に上がっている。ガードレールに「鹿子木、夫婦石(山之神)」という道標があり、左に入る。すぐに広い道は終わり、山道に入るとすぐに、右に山の神がある。沢沿いの道と、沢を渡って左に行く道がある。地図と案内書を確かめる。山の神の手前から石段を上がって行く道もある。案内に従って沢を渡って尾根に取り付く事にする。沢を渡る 7:45。尾根は植林地。木の間から東名がよく見える。

少し上がって右植林地、左広葉樹になる。道は植林地の中を通るが、下草が多くて登りにくい。杭打ちの刈払いが尾根を直登するのでそれを行く。8:00 杭 147番から自然林になる。5分で又、右植林地。左はアオキも多い。8:10 少し緩んでほっとするが、すぐ又急登になり、植林地が終わって少しで水平道に出た 8:20。550M 位。右へ向かう。8:30 右手が開けた場所で富士山が見えた。

展望が無い鳥手山山頂
アオキの道を歩いて行くと、平塚営林署の看板がある。道はかなり歩かれた感じだ。ここからさらに水平道を歩く。道は鳥手山を完全に巻いてしまい、819M に向かって南西へ下る所から植林地の中を北東へ向かって上がる 8:50。道らしい道は無いがまあ植林地なので問題なく上がると 5分ほどで鳥手山 8:55。展望の無い植林地の中。山名板には「とでやま」とふりがな。お茶を飲んで休憩。ホトトギスがうるさく鳴く。遠くでツツドリも鳴いている。登ってきた道でなく尾根伝いの道があるはずなので探すがあまり道らしい踏み跡は無かった。9:05出発。

先ほどの道に戻って、ここから下り 819M (鷹落場) を目指す。9:20 620Mの平坦地。モミジが多い、それも大木だ。そこから 50Mほどの急登の後、平坦地に出て右へ 9:30。更に上がって、左へ行く綺麗な道は 819Mを巻いているようなので、戻って尾根に取り付いて 尾根伝いに進む。頂上で、真っ直ぐ進む道を外れて左に入ると 819M 着 9:45。山名板に「鷹落場」(たかおちば)と書いてあり、819M 峰の名前を知った。三角点の山。キンランが咲いている。万がサンショバラを見つけた。花は盛りだ。1本しかないが、若木もある。今年もサンショバラを見れてよかった。

鷹落場山頂近くに咲いていたサンショバラ
10:00出る。少し下るとトリカブトの群落。自然林の尾根で時々晴れてキラキラと光って綺麗。10:05 すぐ近くでホトトギスが鋭く鳴く。舌打ちを鋭くしたような激しい声で鳴く鳥がいる。そちらの方へ少し入ってみたら、枯木の上でアカゲラが鳴いていた。我々を警戒しているのだろうか激しく鳴く。初めて見た。尾根を進むと右下は大きな採石場(二ノ倉開発)。この稜線は桜の大木が多い。よく歩かれているしテープもある。10:35山伏平に出た。昔は清水越えと言っていた場所。洒水の滝分岐の 10M位下。とっても良い尾根だった。矢倉岳に向かう。登っている途中、振り返ると富士山が見える。キンポウゲ・ウツギが咲いていて綺麗。10:50 矢倉岳山頂 870M 着 10:50。我々のみ。

日陰の場所で昼食にする。ちいさい見晴台があって平成10年製。始めて見たので、我々もものすごく久し振りに来たようだと分かる。見晴台は低いが上ると、一段と景色がよい。富士山・金時山がよく見える。頂上の石祠の回りはキンポウゲの群落。11:35出る。戻って酒水の滝に向かう。下山開始するとすぐに登山者が上がってきた。よかったね二人で景色を堪能したから。

工事中の酒水の滝
11:50 酒水の滝分岐。11:55-12:00 水場に出たので COFFEE 水を汲む。12:25林道に出た。12:40セントラル広場。少し進んで 12:50 建物の裏に桑の実を見つける。まだ一寸早いが黒く熟したのもあり摘んで食べる。美味しい。13:00野鳥の森のところで左へ下りる。13:05 谷筋をぐんぐん下って水平道に出る。13:30 酒水の滝分岐。始め竹薮で、少し下って植林地。5分でコンクリート道。昔の立派な蜜柑畑はもう影も無い。

13:45 仮設観爆台。滝が見えた。下って行き酒水の滝方面に行く。13:55 滝。今年一杯護岸工事でそばまでは行けない。老人の登山者が柵を潜って滝付近まで行った。すぐ上に観爆台があり上がって見る。よく見える。戻ってお寺に行き、おやつを食べ一休み。水を汲んで 14:25出る。山北駅発の時間をチェック。次は 15:05発だ。十分間に合う。14:55山北駅着。15:05に乗り、15:15新松田。新松田 15:23発に乗り、自宅には 16:40着。

鳥手山・鷹落場の稜線は、思っていたよりよく歩かれている登山道でした。今日のハイライトは、アカゲラ・サンショバラ・キンラン・ヤマツツジ・キンポウゲです。特にアカゲラは初めて見たし綺麗でした。