今日は、鳥坂峠から釈迦が岳経由黒岳。
今年1月24日に1度試みたが雪のため電波塔の工事現場までで戻った。5月4日にも向かったが、天気予報に反し雨になったので笹子駅で降りて戻った。これで3度目。今日も、天気予報に反し出発時は晴れてない。高曇り。まあしょうがないか。若葉台発2番電車で橋本へ。八王子での乗り換えで高尾 6:15 の甲府行き。石和温泉下車。800m ほど歩いて、石和温泉入り口バス停でバスを待つ。8:06 奈良原行き。一月の時と同じだ。奈良原 8:40 発の村営バスに乗る。今芦川村では、すずらん祭りだそうで、それに行く1人旅の女性に東八代郡の地図をもらった。バスの運転手や、芦川村のおばさんと話しながら行く。運転手の話では、鳥坂峠から釈迦が岳までの間は地元の人でも余り行かないから、「すずらん祭り見て、釈迦が岳、黒岳と周る方が良い。」と言われた。「地図に道があるよ」 というと「地図に線引くのは簡単だ」と名言。納得。少し迷ったが、やはり計画通り行くことにした。1月24日はトンネル手前で降りたが、今日はトンネルの向こうで下車。
9:00 出発、前に下った道を上がる。トンネルに向かって左に旧鳥坂トンネルへの道あり。舗装したちゃんとした道。その旧道を少し入ると右に上がる舗装した急坂あり。それを上がり、左に行くと旧道のトンネルの上に出る。旧鳥坂トンネルは塞いである。そこから良い道を上がるとじきに鳥坂峠に出る。右に進み、三角点のある電波塔のある山を越えて下ると、1月に上がってきた所に着いた。そこから急坂を上がる。前は、ここ迄きて、ラッセルがあってほっとした所だった。上がりきると1月に工事中だった所。NHK と YBS の中継所。1月には、ここまで 1時間半かかった。ここからは、始めて。道は細いが道形は明瞭。天気はうす曇り。ちょっと下ってから、なかなか急な登りを頑張ると次のピーク。9:55。わずかに下って登ると、10:00、1276mのピーク。黄色のテープに「北山」と書いてあった。10分ほど行くと前が伐採地で開け、正面に1474mの三角点の山が見えた。なかなか堂々とした良い山。200mちょっとの登りで、10:55到着。神座山(黒打の頭)と山名表示あり。良い山だ。ここで昼食にする。
神座山からみた釈迦が岳11:25 出る。ここからは道の状態が良くなった。明らかにここまでよりはよく踏まれている。釈迦が岳が奇麗に見える。ピラミッド形の形の良い山だ。屏風岩も良く見えた。下った所に桧峯神社分岐あり。新しい道標がある。明らかに釈迦に登る人のための道標だ。12:00。1522 mのピーク。割に広くて気持の良い山頂。食事に良い。釈迦が岳に人がいるのが見える。下って、鞍部に芦川に下る道あり。初めてひとに会う。ここから 200m 弱の登り。
12:25 釈迦山頂。温度計があって、27度Cだった。暑い。人がいっぱい。20人くらいいたんじゃないか。ちょっとはずれたところでひとやすみして、みかんをたべる。少し高いので、三つ葉つつじがまだ咲いている。山つつじは、つぼみも多い。12:35 出る。13:00 府駒山、三角点あり。13:15 どんべえ峠。黒岳は、ここから1時間の登り。素晴らしいぶなの林。天気が良く、日が射してきたので、日の光があたって葉が美しいし、林床の植物もよい。ゆっくり、ゆっくり休まず登って、14:15 黒岳山頂着。時間が時間なので人がいないと思っていたが、驚いたことに30人くらいもいた。混んでいるので、少し外れた展望台の所へ行く。河口湖が良く見える。富士山はかすんでだめ、ほとんど判らない。目を凝らせば、何とか見える程度。昼食の残りのポークリブの照焼きを食べて、お茶飲んで、又元気出る。14:40 山頂に戻ると、驚いたことに誰も居ない。ほんのちょっとの差で静かな山だ。ゆっくり写真を撮って、さて、どう下ろうかと思うと、展望台から広瀬へ下る道がある。それにする。
14:45 出る。これはすごい下りだった。黒岳 1792.7mから、広瀬の 850m まで、約 950m を一気に下る。膝が、がくがくした。道形は明らかだが、歩く人は少ないようで道に草が生えている。要所に道標があってわかりやすい。 約 1時間、15:50 に広瀬のバス停に着いた。バス停の所に、久保田一竹美術館がある。降りてきた所で、旅館 (天水) の駐車係の人が、川向こうから声をかけてきて猿を見たかと言う。猿は多いそうだ。途中ワサワサと言う所があったがたぶん猿だったのではないか。こちらから登るのは厳しいが登り口を覚えておく。一竹美術館の脇の川沿いの道を上流に向かう。旅館(天水)の手前で橋を渡って川の左岸へ移り、川沿いに 50mくらいで赤松林に入る。踏み跡をたどって行くとそのまま山道になり黒岳に登れる。夏は絶対不可。結構道標があったが、登り口には無かった。不親切。
一竹美術館前のバス停から乗る。今回は、たまたまバスがあったが無かったら少し歩かないと行けない。バスは混んでいた。富士急の電車に間に合う時間に駅に着く予定だが、道路混んでいて間に合わない。余り乗らないが、相変わらず富士急は高い。