矢倉岳ー鳥手山
今年になって、まだ富士山をよく見ていません。天気が良いので、富士山を見に行こうと考えました。丹沢・箱根他色々ありますが、金時山は人が多いし、静かなコースとなると、矢倉岳ー鳥手山ー山北駅までのコースにしました。時間があったら洒水の滝をみて帰る事にしました。
日時 2010年 1月 24日(快晴)
晋 万
地蔵堂行きのバスは 8:10発。それに合わせて出発。自宅で朝食して 6:50発黒川に乗っていく。新百合ヶ丘では予定の一本前の電車に乗れた。7:50新松田駅着。8:10発のバスは登山者がそこそこ乗っている。金時山に行く人も同じだ。8:40矢倉沢で下車。我々の他に 5名降りる。双体道祖神の場所で身支度し 8:50出る。
矢倉岳山頂からの富士山
白山神社に参って 8:55出発。登山道までの舗装路はかなり急坂。9:10山道に入る。落葉樹が多いので、明るくて気持ちが良い。途中アオキの実がなっている。山頂付近は伐採していてものすごく明るい。10:00-10:10矢倉岳。思ったよりも楽だった。先着 4名。富士山が正面にドカンと大きい。反対側に相模湾がよく見える。食事にはまだ早いので、富士山を堪能して出発。
清水越えまでに登ってくる人が多々いる。10:25清水越え。ココから真っ直ぐ入る。ピンクのガムテープが多く、一寸やりすぎな感じ。10:40採石場の上。今日は葉が無いので良く見える。又休みなので静か。木の間から富士山が良く見える。10:55鷹落場。日があたって静か。昼食にする。誰も来ないと思ったが、一人来て一寸お話。谷峨から上がってきたそうだが鳥手山トンネル上の踏み跡入口を見落として別ルートになった由。11:35出る。
前に来た時に、鷹落場の東南東の尾根を巻いていく道があったので、それに出ようと東南東に少し下った。無いので戻ると途中で発見。この巻き道は道がよくなかった。入口には通行止めの倒木があった。ここからの右側は植林地になるので、少し寒い。植林地の中の立木に押立山とある 11:55。ここから左に下る。かなりの下りだが、テープがあるので、チェックしながら歩く。一息ついて更に下り、鳥手山への登り返しになる。
植林地の中の鳥手山山頂
巻き道越えてさらに真っ直ぐ登って鳥手山 12:20。今日は山頂から北へまっすぐ下山する。一度歩いているから分からなくなったら左側に下りれば良いのだ。アオキの林の中を少し下る。鞍部から少しあがると桜の巨樹。その先 630M圏は何も無い薮の山頂だが大穴があちこちあるなんだろう?。自然薯かなにか掘った跡だろうか?ここから北西へ下る 12:30。富士山に向かって下る。途中赤テープが一つだけあって、更に下ると道に出た。出たところにテープがあった 12:38。
アオキの多い道をすすむ。12:45平塚営林署の看板。ちょっと先から富士山が良く見える。12:50谷峨から上がってきた道。その直ぐ先に神奈川県水源の森林作りの看板があり、ここに赤頭の杭がある。杭は「H14-協-18」「NO 119」である。ここからは初めての道。植林地を過ぎると、山腹のトラバースになり、しばらくは道が悪くなって、気をつけながら歩く。終わると林の中の薮っぽい道になり、すごいアジサイの群落というより薮。顔に当たると痛い。
洒水の滝
通り過ぎると、小屋があった 13:05。ここまでは車が入るようだ。綺麗な植林地の中を下っていく。この林道は下っていくにつれて荒れてくる。ジグザグで下る辺りはかなり荒れている。どんどん下ると左に古い道標の石碑。右に馬頭観音(文政12年) 13:35。直ぐに鉄塔。13:40平山に出て、洒水の滝に向かう。13:45滝の駐車場に出た。滝のそばはまだ工事中で近寄れなかった。水汲んで、14:00駅に向かう。山北駅には 14:30着。14:43発に乗って、新松田で乗換えて、自宅には 16:15着。
天気もよく、富士山はすばらしくよく見えました。矢倉岳からは宝永山のコブがないのでほんとに円錐形です。鳥手山の山域では一人に出会っただけでした。この人も我々と同じネットの情報や本を読んでいるみたいでした。帰宅中の電車から見た富士山はもう霞がかかっていました。冬の富士山は最高に綺麗です。