矢倉岳から金時山


秋の終わりから早春にかけて矢倉岳は本当に良い山なんです。この日は、金時山にまわりました。金時山は富士山の好展望台で、結構混みます。
1994 11月27日
晋 万
久し振りのハイキング。矢倉岳は 1980年以来。6:30 黒川発。6:42 新百合発。新松田は 7:33 着。新松田からは、地蔵堂行きに乗った方が良いと運転手の人が言ったので、8:15迄待つ。いつも感じるが、神奈中のバスの運転手は教育が良い。運転手は若い人。感じ良い。

道は、昔と違って、川の左岸沿いに広い道が出来ていてバスも早い。矢倉沢で下車。10人ちょっとの団体と、我々と、2人組と、単独の人。小川を渡ると、矢倉沢本村のバス停。靴紐を締めて 8:55本村発。歩きはじめる。昔よりも、道標はしっかりしている。なにせ前回は 80年の 2月だ。

しばらくは、農道。山道に入った所で、先行の 7ー8 人の団体を抜く。道は良い。一緒のバスで降りた2人組は足が早い。我々も今日は結構早いが、とても追いつかぬ。11月の山は、シジュウカラ等から類がチーチーと良く鳴く。登りは右手、木の間ごしに丹沢の山が見える。

山頂で
1時間ちょっとで山頂着 10:00。本村 (250) から山頂 (870) 迄 620m ほどの高さだから、かなり早い。山頂に着くとあがって来た道の正面が富士山。今日は素晴らしく奇麗。石の祠が有ったが、一寸記憶とは違っていた。10人くらい先着。多分足柄の方から来た人。風は少しあるが気持ち良い。もう一寸遅ければ、昼食に良いのだが、時間も早いので金時山に行くことにする。10:10出発。

富士山を正面を見ながら下る。冬の霜柱の季節は一寸滑りそう。10分で洒水の滝分岐。洒水の滝への道は整備されたようだ。途中に公園みたいなものもあるみたい。今日は足柄峠へ向かう。道は良い。振り返ると矢倉岳が奇麗に見える。少し腹が減ってきたので、峠の手前の万葉の丘公園で昼食。10:50ー11:20。北側が、竹密生しているのを残しているので風来ない。広々した芝生。気持ち良い。先日、カナダから通販でマウンテンコープで買ったシャツ1枚で十分。おにぎりの弁当は美味かった。

少し歩くと車道。車がちょこちょこ走るのでややこしい。足柄関所跡 11:40着。聖天を過ぎて、城跡があったが寄らない。車が沢山停まっていて、人も多い。未舗装の道を30分くらい歩く。金時山が近づく。金時の登りは殆ど最後の部分だけ約 200m。30分で登る。かなり急で、階段が一杯設置してある。上から人が下りてくるし、時間も 1時なので金時山山頂はすこしはすいているかなと思いながら上がる。

山頂 13:00着。山頂は人、人。雑踏。さすがに人気の山だ。ここからの富士山は剣が峰の高いところが見える。前に 86年に来たときはガスで何も見えなかった。芦ノ湖も見えるので驚く。りんごを食べて、写真を撮って、じきに出る。13:20。一寸人が多すぎる。下りは、人がいない。とにかく山頂だけ人がワサワサ。万が、朝日新聞かなんかの会の人がいたと言っていた。

夕日の滝方面へ下る。道良い。歩きやすい。正面の矢倉岳が段々大きくなる。我々が下るので、山が高くなってゆく。金時から見ると平べったい山が、下ってゆくと大きな山になるのは面白い。夕日の滝では、写真の会の人達が来ていた。頼まれてモデルになってやった。滝を指差したりして。

15:10 地蔵堂着。わりと沢山の人が待っていた。晋だけ座れない。こういうのも珍しい。天気も良くて、とっても良かった。又、山へ行くぞ。