御前山湯久保尾根
五日市から入って御前山に南側から登るルートに先日気付き登ってみる事にしました。小岩から尾根通を経て登り、湯久保尾根から宮ヶ谷戸に下ります。
日時 2009年11月28日 (晴のち曇)
晋 万
6:31 若葉台から調布行きで出発。調布・分倍河原・立川と乗換えて五日市着 7:57。バス停に行くとかなりの登山者がいた。小岩行きバスには15-6人乗った。登山者は10人ちょっとかな。十里木で大岳山方面、荷田子で戸倉三山方面の人が下車、宮ヶ谷戸で御前山にゆく数人が下車、御前山登山口でも一人降りて、小岩は我々だけ、8:40。準備して 8:45出発。羽根撞橋(袂の石碑には跳ね着き橋とあり)を渡って右に入る。舗装路だがすごい急坂。息が切れる。尾根に向かって上がっていく。尾根通とう集落に出た。9:00 最初の家。ここでやっと緩む。さらに少し行くと家の手前の紅葉が綺麗。12月には冬桜が咲くとのことだがまだ咲いてない。歩いていると犬が吠える。右に写真家の人の小屋を過ぎ、9:25 右側に神社。9:30 最後の人家の前で道が終わった。
道が終わり、ここから入る
薄い踏み跡を入り、すぐに右に上がって行くと植林地で少しましな踏み跡が出て来たが、すぐあやふやになった。少し上がって右手に古い山道をみつけた 9:40。いかにも廃道。さらに 5分ほどそれを行くと多摩森林育成事業尾根通都行造林地の看板のところでよい山道に出た。9:55 二又になったので右へ上がって行く。水平になり、すこしで山腹を巻いてゆく道になる。良い道で所々に水道のバルブがある。小さい沢に出ると左上に水をとる場所があり、壊れかけた橋を渡ると道は悪くなりあやふやになった 10:05。戻る事にして、折角なので沢で水を汲み 10:15 戻る。3-4分戻って道が巻き道になったところから尾根を上がることにした。黄色の保安林の看板がありブルーシートを被った水道施設があるところ。
はじめは緩い尾根で薮の中に踏み跡もあったが急になると踏み跡もない。どんどん登り、森林国営保険の看板があるところで左からくる尾根に出る 10:30。良い道が通っていた。右へ行く。10:35 897Mを通過。すぐ大きなブナがあり下に御霊神の石碑があり、その先に小さな道標があって我々の来た方向に藤原、下って行く方向に小岩とあり。小岩の方に下ったら我々が引き返した小さい沢のところにでるのだろうか?
登山道
ここからは良い道だ。湯久保山は巻くが巻き道はそんなに良くない。結構急な場所もあるし、道幅は狭くて細い場所もたくさんある。特に今は落葉が多くて一寸怖い。50Mほど登るが山を越えたほうが楽だろう。巻き終えて宮ヶ谷戸からの登山道に出た 11:00。道標には我々が登ってきた道は通行止めと書いてあるが、下の看板には、道路を整備したので通行可と書いてあり、藤原まで60分とある。ここからはルンルン道。曇ってきた。晋は足が重い。歩いていると後から人が来た。早い早い。シャリバテを心配したがどうやらバテずに 11:50 鋸山からの縦走路に出た。ここからは道の両側にロープが張ってあり、花・草の保護の為とか。木の間から避難小屋が見える。12:00 御前山山頂。8人ほどいた。さらに登ってくる人も多い。同じバスに乗った人達は、もう先に進んだのだろうな。ベンチが一つ空いていたのでそこに坐って昼食。さすがに1400Mの高さだし、曇っているので食事の終わり頃には手が冷たくなった。
湯久保山山頂
12:40 出発。12:45 湯久保尾根分岐。我々は宮ヶ谷戸方面に下山する。下山中半袖の人が登ってきた。 その先で、女性 2人。御前山 2KM の道標の所で若い人達数人と会う。あと 1時間位だと教える。13:15 湯久保山の巻き道分岐。少し登って、道は山頂を巻いて行くので右へ登ると湯久保山 13:25。まっすぐ行くと小岩・藤原の方向。左へ薮道を下るともとの登山道に出た。道は左に白ペンキの「山二」印と右に黄色ペンキの「丸光」印の山の境になるようだ。直ぐにもとの道に出た。1000M位は、まだ葉の残っている木もある。
道を外れて左へ上がり、13:45仏岩の頭。あまり歩かれていないが、時々テープがある。折れた木の下に隠れて三角点が在った。戻って登山道に戻るか迷ったが、そのまま進んで右下に下る。大きな岩があるので戻り気味に植林地の中を下るが、時々岩があったりバラ薮などがあり苦戦。どうにか道に出た 14:00。直ぐに男女の登山者に出会う。我々が変な場所から降りてきたので、御前山方面はこれで良いのか聞かれた。登山道を進むと、行けると答える。今の時間では、今夜は避難小屋泊りかな?。
綺麗な紅葉
14:05 湯久保分岐。宮ヶ谷戸方面へ向かう。900M位まで下がるとイロハモミジが残っていて綺麗 14:10。14:15 800M位。岩のゴロゴロした場所。落ち葉で滑ったり、岩が見えないので慎重に下る。14:25 畑が出てきた。人家が近いのかな?。畑の手前の紅葉はものすごく綺麗。直ぐ下に家 1軒ある。今は住んでいない感じ。植林地の中を下っていき、道が右に曲がって下る所を神社に向かって直進する 14:45。14:50 神社着。伊勢清峯社。バス停まではすぐなので、COFFEEを飲んで休憩。15:00出発。
鳥居まで行ってから下って行く。15:15宮ヶ谷戸バス停着。先着登山者が一人。バス停の前に石塔が数基ある。中の青面金剛は 文化 4年。橋供養塔 寛政 2年。観音 宝暦10年。写真を撮っている間に、山頂で食事をしていた女性が降りてきた。バスの時間は 15:43発。まだ時間があるので先に進む。15:35 郷土資料館前まで歩いた。バスが来る前までに服を着替える。
バスは15:45来る。臨時のバスも一緒。2台来たので、払沢の滝の見学者が多いいのかな?。払沢の滝から乗ってくる人達は意外に少なかった。16:15 武蔵五日市駅着。次の電車は 16:29発だ。拝島で少し急いで乗換えて、立川に出た。朝と同じ様に戻り 自宅には 17:05着。32,600歩。
尾根通の集落は、どの家も日の当たる斜面に建っています。まだまだ歩いていない尾根があるのはいいものですが、宮ヶ谷戸から御前山の尾根は結構長いです。この尾根は新緑の時期もいいかな。家に帰って、尾根に道標のあった小岩バス停への下山をチェックしました。我々が行って引き返した水場の所に出るようですが、道標から下山道に入ってから、道はものすごく悪くなるようです。我々も、水場から先の道が悪くて引き返したのですからねぇ。トラバース道は、悪いと尾根よりも危ないですから。