板形尾根(ハンギョウ尾根)
3連休ですが、初日は一寸天気が悪く、最終日は用事が出来、中日に山に行く事にしました。検討の結果板形尾根から三つドッケに登り、ヨコスズ尾根から支尾根の幕岩尾根を下り、倉沢の大ヒノキを見て帰る事にしました。倉沢からは破線路がある事になっていますので、下山出来ると思います。そろそろ紅葉も始まっていますので、紅葉も楽しみです。
日時 2008年 10月12日(晴)
晋 万
ここから入っていく
東日原行きのバスは、休祝日は奥多摩 7:25発。これに間に合うように出発する。若葉台 5:09発に乗る。駅まで行く途中はまだ薄暗くて、そろそろ少し寒い。稲田堤で急いで 5:21発に乗る。立川で 5:44発の五日市に乗れるが乗らなかった。6:04発の青梅行きに乗ったが、五日市に乗って拝島で青梅行きに連絡するする事が出来る。車内で朝食。青梅乗換えで、奥多摩には 7:17着。バスは待っていてもう座れない。まあまあの混み具合だ。
東日原には 7:50着。すぐに出発。長寿水で水を汲む。8:10 一石山神社。鍾乳洞の駐車場のおじさんはもう来ていた。8:20 小川谷林道に入る。8:35 カロー橋。渡って身支度して右に入る、8:40。谷道は奥に続くが、入ってすぐ左に上がり尾根道を登っていく。左に綱が張ってあり採種中。尾根に出るとブナが大きくて元気。トリカブトも少しある。上手に切ってある道を進み 8:55 小屋跡。綺麗な植林地の中を更に進んでいく。植林地が終り 9:05 950M 位から広葉樹になる。
登っている途中の大ブナ
970Mで、右と左に道が分かれる。我々は少し右に行ってみたが、水平道は尾根を巻くように行くので、左へ上がって尾根に出た。ここは道を外してまっすぐ登ればよい。結構急登だが、木を持ちながら登って行く。1050M 位からブナ林が美しい。9:30 1110M の位で右からの道が上がってきた。直径 1.5CM 位の小さな丸い実がたくさん落ちている。左からの尾根が見えてきた。上がると 1170M の地点 9:40。
尾根にはモノレールがあった。下る時は 1.5M 位のところで折れている大木の場所から下る。すぐ下に赤テープがある。ここからモノレールの脇を登っていく。50M くらい登ると右からの尾根。ここで尾根は左寄りに曲がる。ここは一寸緩やか。下ってきたらここは気をつけねばならないところで、二つに分かれる尾根を左寄りに下り (今はモノレールに沿って下ればよい) 50M ほど下って左に入る。9:55 1280Mくらい。作業道が横切る。林班道標17/16 の所。引き続きモノレールに沿って上がる。
1500M/2460M の看板の場所。モノレールの長さかな?。作業道が右にあり、モノレールのそばを付かず離れずに来る。1380M で尾根は緩み右に曲がる 10:10。茸採りの人に出会った。モノレールの右の道は昔の登山道だったそうだ。綺麗な道で歩かれている感じ。我々は、ひたすらモノレールのそばを歩きながら登っていく。10:30 1520Mで右からの尾根に出会う。10:35 モノレール終点。2460M と書いてある看板がある。
すぐ上は、植林地になっている。植林地の中を登っていくと、すぐに水平林道に出た 10:40。左に林班道標 18/16、7-8M 右に林班道標 16/15の真ん中に出たのだ。入口は木で止めてあった。少し左に下ってみたら道標 (19-110) があり、そこに踏み跡が来ていた。ここが尾根の入口なのだろう。戻って三ツドッケに向かう。道標に沿って登るが、笹が枯れていて気持ちの良い道だ。11:05-40 三ツドッケ。先行の人が二組。一組は同じバスの人。昼食にする。
モノレールの終点から一寸上がると稜線に出る
木が切ってあり、富士山・雲取・甲武信 ETC・・・。良く見えた。人がどんどん増えてきた。11:40 出発。11:55 避難小屋。ここでも食事中の人が多い。小屋は綺麗。下りの道はきれいで歩きやすい。ここが倉沢分岐だろうと言うピークは巻いてしまったので、通り過ぎたところから登ってみると上に赤テープがある、12:20。どうやらここからだ。破線路なので、少しは道形があるだろうと思っていたが、全く道形なし。下るとすぐ作業道が横切る。時々ピンクのスズランテープがある。12:35 二七七石標の所に大ブナがありものすごく元気。次の二七八の石標に、右に赤テープがある。どうしようか迷った。が、ここから 350M 程もドカンと下り、その先で破線路は山腹を巻いているから、道形が全く残ってない状態では桟道などが落ちている心配があるし、道がよく分からない時は登りに限ると思い今日はここで、戻る事にした 12:40。
大ブナが沢山あるが、今日はここまで
帰りは作業道をとって稜線に出た。道標 (19-070) の場所に出た 12:50。ここからの下りも、尾根を歩かないので、時々狭い道になるが、よく歩かれているので気持ちが良い登山道だ。バスの時間をチェックすると急げば 13:30発のバスに間に合う感じなので、速歩のようにして下っていく。道は植林地の中が多く、よく歩ける。最後の家の人が今日は臨時があるよと言われたが、ここからも結構バス停までもあった。が、最後は上からバスの運転手に声掛けて、どうにか 13:30のバスに間に合った。汗びっしょりだ。2台出たが、鍾乳洞見学かな?客が多くて座れなかった。
早い時間なので、川苔橋からの乗客は無し。まだまだ車は日原に向かっている。今日は、早い時間に帰ったのはきっと正解だ。奥多摩 14:19発に乗って、青梅で乗換え、立川から 16:10発に乗り、稲田堤から京王線に乗り、自宅には 16:40着。早かった。35,115歩。
久し振りに小川谷の方面に行きました。上の方は紅葉がそろそろ始まっていました。カロー橋からは谷筋を行くとカロー大滝の場所に行けるみたいです。次回はそちらを行ってみたいものです。奥多摩は色々な場所に作業道がありますが、どこに出るか分からないので出来るだけ忠実に尾根を辿る事が多いです。倉沢への破線路は、登りで試した人もいるみたいだがやはり桟道が落ちているみたい。今回は行かずに正解。