カラ沢尾根・カラ沢の頭・石尾根


先週に引き続きの山行。久し振りに奥多摩に行く事にしました。鷹巣山方面に行く事にしましたが、通常の尾根ではないコースを行く事にしました。鷹ノ巣から六つ石の間に 3つの尾根があります。一番険しいのがカラ沢尾根です。今日はカラ沢尾根をあがることにしました。カラ沢の頭に出ます。露岩が有り結構急登です。
日時 2007年10月13日(曇り)
晋 万
東日原行きのバスの時間は土曜日は 8:35発。これにあわせて若葉台 6:01発に乗る。稲田堤では予定より1本早い 6:13発に乗れた。立川に着くと 6:39発の奥多摩行きにも乗れてしまった。何とか座る。拝島で少し下りて、少し空いたが、まだ立っている人もいた。青梅ではガラット空いた。7:50奥多摩着。

無理やり渡った通行止めの吊橋は怖かった
峰谷行きはすぐでていった。バス停に並んで待つ。バスが来る頃に電車が着て登山者が一杯で、臨時も出る。8:35発のバスで東日原へ。 川苔橋でたくさん下りた。倉沢では 2名。何処に行くのかな?。8:55東日原着。準備をして 9:00出発。バス停のすぐ前から下へ下っていく。車の走る道路は行き止まってしまい先に行く道はない。畑仕事の人に吊橋への道を聞くと、左上に見える電柱へ上がって行くとそこに道があるそうだ。

畑の中をしゃにむに電柱に向かって上がって行くと踏み跡があった。教えてくださった人は、我々が電柱のところまで行ったのを見に来てくれていた。踏み跡は下って川に出る。9:15無妙橋。吊橋は通行禁止とあるが渡る。もともとの橋板は落ちていて代わりに鉄の足場板が並べてある。幅が広くて足場板の両側は隙間だし、両側のワイヤには手が届かないし、もちろん揺れるし、チョット怖かったがどうにか渡った。道は左へ。その先の分岐で右上に上がる。この道は以前は歩かれた (遊歩道?) ようで、道標には氷川と書いてある。多分今は廃道?。

少し登って、杉の木の根元に三本杭があるところを右へ。すぐにタル沢尾根を乗越 9:30。道は荒れている個所が多々あり、気をつけながら歩く。一寸かしいだ機道を渡ると、カラ沢に出る。カラ沢なので水はない。右岸に沿って少し上がると正面の木に赤テープがある。そこで、沢の反対側の尾根に取りつく。赤テープをたどる。赤テープはあるが踏み跡は無いようなもので、適当に登りやすいところを登って尾根に出た 9:50。

直登の露岩をあがる
すぐに露岩がある。小さい岩は真っ直ぐ上がって、その次の大岩を左へ巻き、左から、浮石に気をつけながら上がると岩の上。展望が良くて東日原の集落がよく見える。バスが停まっている 10:00。次の岩が大きくて左を巻く。晋は早めに右に上がる。万は少し進んでから岩の上に上がった。岩の上には伐採の時の鉄枠が散乱している。下に東日原がよく見える。一寸休憩 10:05-10:10。

その先も痩せ尾根が続き、気を抜けない。結構急登もある。10:20持つ所の少ない岩を木の根を掴みながら越えると、杉林になった。が、すぐに右は唐松林になる。10:40左側に潰れた造林小屋跡、940M位の所。すぐ上で尾根を横切る薄い踏み跡の所から振り返ると小屋跡がよく分かる。ずっと尾根上が杉林で、その左右は雑木。まだ紅葉には早い。1000M位で、杉林は左へ広がり、右は雑木と唐松になり尾根が明るい。1020Mでゆるくなって尾根が広がる。

ここは右よりに上がる事にした。どっちでもいいのだが、まあ尾根的なほうを選び、結局は右よりで良かったと思う。1140M位で少し緩んで右へ曲がって行く。1170Mで、又緩んで 1229Mへひと登り。NO.25 プロットという白い看板の付近が 1229M標高点かな?。11:50 右からの尾根 (ネズミサス尾根) に出会う。昼食は山頂ですることにして進む。いつしか雑木林になる。この付近ブナが多い。黄葉は始まっている。 ダケカンバも多い。

やっと着いたカラ沢の頭
少し上に NO.32プロットの看板。下りの時はネズミサス尾根はこの看板の少し下から入る。東京都の石標も出てきた。ここまではずっと赤杭だけだった。少し急を上がって平坦な少し痩せた尾根。赤い紅葉が 2本あり綺麗。最後にぐっと上がってカラ沢の頭 12:05。上がってきた方はテープで止めてあった。ここで昼食にする。日があたらず少し寒い。食事中も登山者が来る。寒いので急いで食事する。そろそろ熱いお茶のほうが良い。12:45出る。

ここから奥多摩駅まで歩く。道はよく歩かれているので気持ちが良いし、丹沢ほど人はいない。紅葉は今月下旬頃かな?。13:15 六つ石山頂。6人の男性が食事中。ガスで景色が見えない。13:25 狩倉山に寄り道。北尾根入口は木で止めてあって、東京農工大の演習林の看板がある。狩倉山から下って、又従走路に出て、防火帯に出ると、右に下っていく道が分かれるが、そのまま防火帯を行く。

13:45三ノ木戸林道分岐。13:50三ノ木戸山は巻いて通過。自転車の人が追い付いてきた。ここのゴロタ石と苔は、大菩薩や奥秩父みたい。植林地の中を下りるので暗い。14:25 火の用心の看板に峰畑峠とあり、傍らの木に越路の社の小さい標識。14:35三ノ木戸方面分岐。14:40神社 (お稲荷さん)。すぐ下に石仏が 2体。1体は風神。もう 1体は面白い。写真撮ったりして 14:45出る。その下に廃家。その他にも廃家や宅地跡があり昔は集落があったようだ。14:55林道に出た。

道標に沿って下る。奥多摩駅まで約 20分の道標がある。15:25分の電車に乗れる感じ。15:10神社。神社から真っ直ぐ下って車道 15:15。出口に弁財天などがある。15:20南一丁目。少し急いで駅はすぐ。15:25 のホリディー快速新宿行きに乗れた。良かった。車内で着替えお茶をする。西立川で一杯になる。15:30 頃立川着。乗換えも良くて、南武線京王線に乗って帰宅。35,000歩。
天気予報は晴だったが、一日中曇りだった。出だしの岩尾根は、緊張感があって良かった。その上は普通の尾根だけど踏み跡もテープも特になかった。思ったより結構長かった。が、面白かった。