狩倉山


用事があったり、天候が悪かったりで4月5日以来の山行です。一寸軽く予定で、大沢から、山の神尾根 - 狩倉山 - 三ノ木戸山 - 十二天尾根 - 大沢のマイナーな周遊コースを歩く事にしました。大沢は奥多摩です。
日時2008年4月29日(晴)
晋 万
神社の階段をあがって行きます
東日原行きの祝日のバスの一番は 7:25。今のシーズンはこの時間でも大丈夫。若葉台発 5:09。駅に向かう時間にはもう明るい。稲田堤では 5:21発に乗れて、立川には思っていたより早く着いた。5:44発の五日市行きはとばして、6:04発の青梅行きに乗る。車内で朝食。青梅 6:34は乗換えて直ぐ出発。天気はまだ曇っている。

7:17奥多摩着。やっと晴れてきた。7:25発のバスには座れた。登山者が多くて立っている人も居る。7:35大沢下車。準備をして 7:40出る。大沢国際鱒釣り場の脇を通って登っていく。林道を大回りしないで近道を上がって、神社の前には 8:05着。ここまでは急坂で汗をかく。こんなに高い場所にも民家があるのだ。伽藍神社にお参りして、取り付く。

神社の右手から上がって、裏に出ると左によい踏み跡が見えたので行く。三界万霊塔がある。直ぐ古いお堂 (寺?みたい)。大銀杏の下に一字一石供養塔がある。写真撮ったりして、8:15出る。よい踏み跡をしばらく上がり、右手に上がって行く踏み跡に入る。少しで左へ山腹を巻いてゆくので、道から別れて尾根を上がる。8:25左右の道を横切って更に上に。直ぐ右から来る道。この道をたどる事にした。道形はあるが廃道。

小菅山山頂
8:30二社分収育林地境界木の白のプレート。さっき山腹を巻いていった踏み跡はここに来るみたい。これをたどって行くと尾根にのった。良く手入れされた植林地だ。尾根は広いが踏み跡はしっかりある。8:45右から道が来て、角に石があるが何も書いてない。989Mから北東へ出る尾根の 920M付近に着き、左へ上がる。赤・黄のテープがある、8:55。石灰岩の屑が沢山転がっている。ここまで植林地だが、尾根の反対側は、広葉樹で新緑で綺麗。

最後は北側の落ちた明瞭な尾根になって 989M 小菅山。手作りのプレートがある 9:05-10。赤紫のミツバツツジが咲いている。木の間から採石場が見える。ここから急坂を登りきったところで桜が満開。直ぐ岩のゴロゴロにした所に出たが、左側の橙色ペンキの標から上がる 9:25。上は雑木林でちょっとカルスト地形みたい。左植林地で右は雑木の道を行く。

十二天尾根入口
1150M 辺りは、まだ芽が開き始め。天気は雲が多くスッキリしない。風が吹くと寒い。1200M のゴロゴロ岩は左に巻き道がある 9:45。この付近で植林地が終わり。1250M も岩は右から巻く。巻き終わって直ぐ上がって尾根に出る方が良い。1340M 圏 10:05。この付近はダケカンバが群生している。白樺もすこしある。左の窪みはバイケソウの群落。ハシリドコロも咲いている。この付近は植物の群落。咲いている時期に来たいものだ。

ここからは広い尾根を登って行くと狩倉山に着いた。最後の登り付近もバイケソウが多い。一寸早いが昼食にする 10:30-11:05。日が出ると暖かいが、出ないと少し寒い。山頂付近は丸葉岳蕗の群落。新芽が出ている。石尾根従走路に出て、三ノ木戸山に向かう。数人の登山者に出会う。11:35 三ノ木戸山を通り過ぎた道標のところが、十二天尾根分岐。入ってすぐ十二天山のプレートがある。

十二天社
11:45 小さい苗木保護をしている場所。その先の急斜面はジグザグに道になっていて、下りると、黄色の杭があちこちある。この辺りは農大がいろいろ調査や実験をしているみたい。尾根が広がるので、左寄りに行く。二股のモミの木から、更に左寄りに行く 11:55。直ぐ桜の大木。この大木は咲いていないがその下の桜はもう終わりかけている。この付近は桜の大木が沢山ある。870M 付近では、フェンスがあり、中に採集の網(?)がある。下に林道が見えた。

12:10 林道終点におりたった。終点から尾根伝いに 50M位下って十二天社。可愛い狛犬がある。直ぐ下に東屋がある。お参りして戻る。12:20出発。林道を 70M行って、杉の木にテープ (グリーン) がある場所から下って行く。植林地だが余り手入れされていない。道などは無く急斜面をしゃにむに下りる。時々白の荷造りテープがある (道標かどうか分からないが、少しは頼りになる。) 12:35 680M 位の少し平坦部に着いた。やれやれ、間違わずに下ったようだ。

急斜面の植林地を下る
12:40 木にペンキで矢印があるが、そちらには行かずそのまま尾根を下る。薄いが踏み跡っぽい道が出てくる。12:45 岩場を通過。右に行って下り、大岩の下を通過。晋は右の方へ行ってしまい戻るのに一寸苦労する。岩を過ぎると、道形は明瞭になる。この付近の植林地の手入れが良くなってくる。13:00 トタン屋根。そのまま下って行くと日野明神社 13:05着。バスは 13:44発。

駅まで歩く事にする。一寸急ぐ。栃久保から、北氷川橋を渡って行くと駅は直ぐ。奥多摩駅には 13:40着。早かった。13:50発に乗る。御岳からは満席。青梅で乗換えて、立川から分倍河原で、京王に乗換え調布経由で若葉台には 15:50着。自宅には 16:10着。32,000歩。


登りも下りもバラエティのある面白い尾根でした。石尾根以外は人にも会わず静かな山行でした。